南アルプス天然少年団

南アルプス天然少年団

通りすがりの傍観者の足跡。

『上々少女's』#77 『アップアップタイフーン』初披露舞台裏密着

新曲「アップアップタイフーン」の初披露!
今年の夏を盛り上げるお祭りソングに
(仮)メンバーは気合い十分!
さらに、パジャマトークは(仮)について考える

http://mv.tv-asahi.co.jp/douga/uugirl/78


というわけで、今回は新曲『アップアップタイフーン』の振付&初披露密着。


振り入れ

6月13日(木)、振り入れ初日。
新井愛瞳「最初もらった時は湘南乃風さんの『炎天夏』*1みたいなタオル回す系かと思ったら、完成したのを聴いたらお祭?の山車がチンチン♪みたいな…。大好きです、この曲。夏っぽい」
スタッフ「とりたてて、誰か目立つような曲なんですか?」
新井「これは森ティとこなっちゃんが目立つかな?」
関根梓「こなっちゃんの歌でしょ」「私のセリフを邪魔して入ってくるこなっちゃんのところが好きです♪」
古川小夏「『アプガですからー♪』」
 〃「“と小夏”の歌なんで!」
スタッフ「“常夏の歌”ってことですね?」
古川「そういうこと♪」
もう一人“目立つ”という森咲樹殿。
古川「森さんウザいですね。だいぶキャラ主張してきますよ」
森「最初にアナウンサーするんですよ。『さほあかりさんで…』って。(サウンドプロデューサーの)michitomoさん曰く『40〜50代の女性アナウンサー的な感じで言って』って言われて(笑)」
そしてその演歌歌手役の佐保明梨氏。
佐保「自分がまさかアップアップの曲で演歌唄う日が来るとは思ってなかった…(笑) 演歌の人のいろいろ聴いて研究したんですけど、やっぱ難しくてわかんなくて…。こぶしかな?と思ってやっても、『それはビブラートだよ』って言われるんですよ。何回かやって『それそれ!』って言われるんですけど、“それ”がわかんないんですよ。『今のいいよ』って言われてもどうやって出したんだかわかんないみたいな…。でも、終わってからは『良かった』って。『なんかそう聴こえる』って言われて。『こぶしつかんできたんじゃない?』って言われたんですけど、自分ではなかなか…(苦笑)」
古川「絶対ライブ盛り上がるだろうなって思います。いっぱいあるじゃないですか、回す振りが。一緒に出来るじゃないですか、すぐ。対バンとかでやって、他のファンの人が自分の推しグループのタオル回してくれたら最高ですね♪ こっちのもんだって思いますね♪(笑)」


この曲の一番の盛り上げどころ、神輿ならぬ“みーこし”の部分の練習。
振付はもちろん、竹中夏海先生。

最初、森&佐保殿の二人で組体操風に仙石みなみ殿を持ち上げる方法を試してみる。
しかしこれだと下の二人もかなり苦しく、上の仙石殿も支える二人から手を離すことが出来ない。
そこで、佐藤綾乃殿を加えて、騎馬戦風に下を3人で支えることに。
これだと下の3人も多少楽になり、上の仙石殿も手を離すことが出来る。

3人で担ぐカタチで“みーこし”完成


初披露当日

10日後(6月23日)。
『@JAM2013』会場(Zepp DiverCity)。
楽屋にて。
仙石「今日タオルさ、電車の中に放置して来ちゃってさ…」
暑かったこの日、電車の中でマフラータオルを首に巻いていたリーダー(仮)は、座席から立った瞬間にタオルが首から落ちたのに気づかずに電車を降りようとしたが、親切なお兄さんが「タオル…」と教えてくれたので、ことなきを得たらしい。
仙石「今日何が重要かって、新曲初披露の必需品はタオルなんで。これを電車に放置して来た日には私、エアータオルになっちゃうんで…」
スタッフ「一番やりかねない方ですね(笑)」
仙石「危ないです。今日やりそこね…。“やりそこねる”じゃない!(笑)」


リハーサルに向かおうとするメンバーの前に、michitomo氏が現れる。
michitomo「頑張っていきましょう。男に言い訳はカッコ良くないですよ」
メンバー「女ですよ」
michitomo「あれ? アップアップガールズ(仮)って男じゃないの?(笑)」
「意外と女だった」と佐保氏なにやってんだか(笑)
記述自粛。
新井「放送出来ないでしょ!(笑)」
michitomo「今日は『アップアップタイフーン』をちゃんとやらないと! 一発目なんで」
佐保「リハも見て下さるんですか?」
という質問に、思わず吹き出すmichitomo氏。
michitomo「僕、握手会のためにここに来ましたみたいな?(笑)」
メンバー<爆笑


というわけで、michitomo氏の見守る中、リハーサル。
終了後、ダメ出し。
michitomo氏は、古川「♪からのー」の入りについて。
michitomo「揃ってない。2回とも決まってない。2回目は自分で気づいたでしょ?」

古川は歌い出しのタイミングで先走らないようにする。

マネージャー氏は“みーこし”の煽りの部分をダメ出し。
マネージャー「この中でいちばん(お客さんを)煽らなきゃいけないのは誰だと思う?」
手を挙げるリーダー(仮)。
上に乗ってる人は、下で持ち上げてる人の気持ちを代弁しなければならない、ということを厳しい言葉で指摘。

担いでくれているメンバーの分も、仙石はお客さんを煽らなければいけない。

楽屋に戻ると涙をこぼすリーダー(仮)。


女子会完結編

『対バン行脚〜福岡決戦〜』前夜の旅館にて行われた、年長組4人だけのぶっちゃけトーク最終回。
今回はアプガの将来について。
森「結構ぶっちゃけだけど、メジャーデビューした方がいいのかな?」
 〃「今、ゴールデンボンバーさんとか、インディーズでめっちゃ売れてんじゃん。メジャーデビューした方が出れるところは多いかもしれないけど、実際そんなに変わんなくない?」
 〃「『メジャーデビューを目標に』って2年間ずっと言い続けてきてさ」
 〃「もっと別の目標立てた方がいいんじゃないかな?」

(森)メジャーデビューして何がしたいのか見えないなら、もっと別の目標を立てた方がいいと思う。

森「しかも、(仮)は取れるの…?(笑)」
古川「いいかげんヤじゃない? (仮)のインパクトに頼ってるってのが」
 〃「『それも込みでアプガだからいいじゃん』って意見の方が多いかもしれないけどさ。ウチらとしてはウチらだけで勝負したいじゃん」

(古川)(仮)のインパクトに頼らずに勝負していきたい。

仙石「ライブ見て衝撃もらったって言ってくれる人が多いから、前よりも残せてきてるじゃん? ライブ熱かったけど、あとから名前知ると面白い感じなのかな?と思ってたら、ライブは凄かったとか言ってくれる名前から入らない人も」
 〃「ライブから入って、あとで名前知る人もいるから。ライブのインパクトもちゃんと残せてきてるのかな?」

(仙石)昔ほど(仮)のインパクトに頼らずに出来ていると思う。

森「(仮)、根付いてるからなぁ…」
古川「ウチらでさえ、若干愛着がわいてるからね」
森「いきなり違う名前になっても『え?』って感じにならない? 2年っていう歴史があるんだよ。1年くらいだったらいいけど、2年だと…」
古川「でも芸人さんはしょっちゅう改名するよ」
森「あ、そうだね」
仙石佐藤「芸人…?(笑)」
仙石「でも、(仮)は取りたい。全体的に変えずに()の中を変えるっていう…」

(仙石)カッコの中の文字を変えたい。

仙石「ちゃんと自分たちの気持ちも(仮)じゃなくなりました、ってなりたいから…」
すると、佐藤殿が吹き出す。
佐藤「違うの。『ちゃんと』っていう話で出て来たのが“(決)”(笑)」

アップアップガールズ(決)

仙石「お尻みたいじゃん(笑)」
古川森「それヤダ…」
仙石「結局、名前はなんでもいいんだよ」
佐藤「料理だってそう。見た目より中身良ければいいじゃん?(笑)」
古川「料理するようになんなきゃな…」
森「ホントだよ」

(古川)料理が出来るようにならなきゃな。

森「眠くなってきた…」
メンバー、寝る体勢に入り、佐藤殿がカメラを止めて、終了。


本番

本番直前、ステージ袖での円陣。
仙石「大事な初披露もあり、暴れていきましょう、とにかくアプガは。さっき確認したけども、それよりもその時のライブ感で目の前のお客さんが楽しんでるかを見て、思ったことをなんでも言って下さい!」
盛んに「♪からのー」の部分を練習する古川殿。
マネージャー「古川がもしも『からのー』を失敗したとしても、勢いつまずくと持ち直すのたいへんだから。そこの勢いを忘れないように」
 〃「空気を変えるための『からのー』。たぶん“(なんで演歌)なんだよ感”ハンパないと思うから。その“なんだよ感”に負けずに、そこきっちりやって、お祭り騒ぎになるように。佐保も演歌のとこきっちりやって」
森「(私は)アナウンサー…」
と、気持ちを入れる。


本番。
仙石「@JAMにお集まりの皆さんこんばんはー!」
佐藤「始まってからもう4時間が経過してるんですけど、皆さん疲れてないですかー?」
古川「ここで発表があります!」
フロア<おおお???
古川「なんと…! なんと…! 7月24日に新曲発売することが決定しましたー!」
フロア<歓声
古川「この曲はですね、私たち初のお祭りソングでして、みんなと一緒にワイワイ出来る曲になってます! 皆さんお祭り好きですかー?」
フロア<おおーっ!
古川「盛り上がるの好きですかー?」
佐保「皆さん一緒にタオル回して盛り上がって下さい!」
森「それでは聴いて下さい。『アップアップタイフーン』!」


終演後

古川「めっちゃ緊張しましたね」
スタッフ「手応えはいかがでした?」
古川「今までの中では一番良かったですけど、『からのー』が微妙でしたけど、みんなが迷わず入ってくれたんで良かったと思います。みんなに感謝です」


michitomo氏の話。
「初披露でいえば悪くはないかな?っていうところでありつつ、お客さんに助けられてんな完全に、っていう部分が僕の中で強かったんで」
「問答無用で後ろのお客さんとかも『(タオル回し)やらずにいられない!』みたいな感じなオーラを出してほしいなっていう…。まだちょっとこなそうっていうか、キレイにまとめようというか、そういう部分が見えたんで。本人たちからバカ発信してもらわないと。お祭り騒ぎなんで」


“みーこし”部分の盛り上がりについて。
仙石「最初、振りに合わせてやってたんですよ。みんなと一緒の振りでやってたから、そんなに激しくなかったというか、言われてから振り通りにやらなくてもいいんだっていうのを思えたので、お客さんにわーって煽っていけたので、すごい楽しかったです」
 〃「意外とあの上怖いんですよ。膝だけで立ってるので、暴れたいのに暴れられない感はあるんですよ。だから自分の中でもっとバランス力、“み〜こし力”を付けて怖くないようになって、もっと暴れていきたいなって。もっともっと、お客さんが盛り上がれるように煽っていきたいなって思います」


予告

映画『讐〜ADA〜』の撮影風景。

撮影舞台裏 近日配信予定