今月の『Confetti』

表紙が「演劇女子部　ミュージカル『LILIUM-リリウム 少女純潔歌劇-』」。
『Confetti』2014年6月号

脚本・演出：末満健一
音楽：和田俊輔
振付：YOSHIKO
プロデューサー：丹羽多聞アンドリウ(BS-TBS)
主催・企画・制作：BS-TBS/オデッセー
出演
譜久村聖(モーニング娘。'14)、鞘師里保(モーニング娘。'14)、鈴木香音(モーニング娘。'14)、石田亜佑美(モーニング娘。'14)
佐藤優樹(モーニング娘。'14)、工藤遥(モーニング娘。'14)、小田さくら(モーニング娘。'14)、スマイレージ、田辺奈菜美(ハロプロ研修生)、加賀楓(ハロプロ研修生)、佐々木莉佳子(ハロプロ研修生)

http://gekipro.com/Gekipro/stage/2014/03/lilium---.html

和田彩花殿と共に主演を務める、鞘師里保殿インタビュー。

「（ミュージカルは）もちろん難しいのですが、セリフだけでなくメロディや歌詞の力を借りられるので、作品の世界観を表現しやすいという一面もあります」
「特に今回はキャスト全員がハロプロメンバーで、いつも稽古中でも舞台上でも助けてくれる“舞台経験豊富な女優さん”が一人もいない。全部を自分たちで作り上げなきゃいけないのは大変あけど、やりがいはありますね」

「キャストは全員女性だけ」というこの演劇女子部。
筆者個人的には、宝塚の例を持ち出すまでもなく、また、ハロプロの究極的な目標は宝塚ではないかといいう気もしているので、女性だけでやるというのはべつにいいと思う。
モーニング娘。やハロプロの初期の舞台でも、後藤真希殿や柴田あゆみ殿が男性役を演じていたし、モーニング娘。が宝塚と組んだ舞台『リボンの騎士』や『シンデレラ』の石川梨華殿や新垣里沙殿の好演も記憶に新しい。
しかし、本職の舞台役者を入れないでやるのはやや懐疑的である。
例えばこれがBerryz工房・℃-uteのメンバーであれば、舞台経験も役者との共演経験も豊富なので、演技の一定の水準を理解出来ているように思うが、現モーニング娘。'14やスマイレージのメンバーでは（福田花音殿を除けば）ではまだまだ経験が浅く、お手本となる舞台役者の力を借りる方が良いのでは？と思うのだが…。