南アルプス天然少年団

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通りすがりの傍観者の足跡。

Base Ball Bear 『二十九歳』 裏リリース記念パーティー 「かなりリアル(仮)」(7/18)その3

「"ONBU LIVE EXTRA × GARAGE20"〜Base Ball Bear 『二十九歳』 裏リリース記念パーティー 「かなりリアル(仮)」〜」
日時:7/18(金)OPEN/START 18:00/19:00
会場:下北沢GARAGE
出演:小出祐介(Base Ball Bear) / アップアップガールズ(仮) / Aun beatz
DJ:ハマ・オカモト(OKAMOTO'S) / 高木"JET"晋一郎(ONBU)
チケット料金:前売¥3,500(税込・1DRINK別途)

http://www.sonymusic.co.jp/artist/okamotos/info/442164

小出祐介

アプガライブが終わって、ヲタは小出氏のファン(多くは女性)に前を譲って後方に下がる。
しばしの転換時間のあと小出氏がアコギ一本を抱えてステージに登場。
Base Ball Bearのニューアルバム『二十九歳』収録曲を中心にアコギ弾き語り。
http://baseballbear29.com/



01. 何才



アプガライブの熱気のあとのステージ。
小出「湿気が凄い!(笑)」
ヲタ<すいませーん!(笑)
まだ始まったばかりなのに小出氏が汗だくなのがわかる。
小出「地下で、アングラの弾き語り(笑) しかも湿気が凄い! おかげで僕の喉は潤ってるんですけど、木(アコギ)が…。チューニングしなおさなきゃ(苦笑)」
観客<(笑)
小出「タオルちょうだい」
と、ステージ袖に声をかける。
小出「出番前に『タオル要りますか?』って訊かれて『要らない』って言ったんですけど、ダメだ…(笑)」
観客<(笑)
しばらくしてスタッフが袖からタオルを小出氏に渡す。
広げてみると、それはアプガのタオル。
観客<爆笑
小出「物販で買って来たそうです。あとで握手してもらおうかな?(笑)」
という話からアイドルの握手会の話になり、
小出「御存知の通り、僕、在宅なんですけど(笑) じゃあ関係者席で行こうかっていうと、そのあと挨拶とかあるじゃないですか。そうすると握手とかあったりして。あれが苦手で…。皆さん握手会行きますよね? よく女の子と握手出来るなって。だって普通、女の子と握手とか出来ますか?」
ヲタ<出来ませーん!(笑)
小出「出来ないですよねぇ…。それなのに、ファンに握手したいって思わせるアイドルは凄い!」
観客<拍手
小出「バンドの人でも握手会やったりする人いるんですけど、それは違うと思うんです。ファンに握手したいって思わせなきゃ、僕らもファンに握手したい!って思わせるようにならなきゃダメだと思うんです」
観客<拍手



02. Ghost Town
03. The end



ミスチルのカバーから。
04. マシンガンをぶっ放せ(Mr.Children)


05. PERFECT BLUE
06. 魔王



小出「三宅さんがね、さっき泣いてたんですよ。『何泣いてんですか?』って(笑) そしたら、『アプガのファンが素晴らしい』って…」


すると、三宅正一氏がフロア後方から、
「アプガファンサイコー!」
ヲタ一同<歓声



07. カナリア


アンコール

小出氏が再登場。



En1. 愛はおしゃれじゃない(岡村靖幸 w 小出祐介)



そのあと三宅氏がステージに再登場。
小出「結構泣きはらした目ですが…(笑)」
三宅「アプガのファンは民度が高い!」
観客<歓声


この日もごく一部の例外者を除いて、アプガヲタは小出氏のライブもAun beatzのライブも楽しんでいた。
アプガの出番が終わると、ヲタは当たり前のように小出氏のファンに前を譲っていた。
赤い公園との対バンの時もそうだったし、この前日のGacharic Spinや水中、それは苦しいの時もそうであった。
かつてのメロン記念日のロックバンドとの対バンの時もそうだったし、アプガの他アイドルとの対バンの時もそうで、“こちら側”としてはとくにいつもと変わらない光景であって、逆に、対バン相手は見ないで帰ることも多いというバンドのファンの方が理解不能なのであるが。
三宅氏の言でいえばドルヲタは皆(もちろん例外者も確かに存在するが)全般的に民度が高いことになってしまう…。


全出演者を呼び込み。
21:00を過ぎていたので、アプガは新井愛瞳殿のみ欠席。
関根梓「ライブ本編でも無茶ブリ言ったんですけど…(ベボベと対バンしたい件)」
小出「その時はアングラなのじゃなくて、バンドでね(笑)」
観客<おおおお!
関根「あと、東京女子流さんだけじゃなくて、アプガにも曲を書いてくれないかなって…」
ここが実はこの日の肝心なところではなかったのではあるまいか。
そして、こういうのは小悪魔の役目であろう。
小出「そりゃもうオファーがないだけですよ。オファーが来たら一瞬で書きますよ。3日で書いてPandaBoYさんに渡しますから!」
観客<おおおおお!



21:40頃終了。
終演後、小出氏のファンの女性から「アップアップガールズ(仮)良かった! ファンの人も面白い人が多くて!」という声が聴こえたのが良かったかな、と。


出演者コメント


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その後




オファーの結果――。



アップアップガールズ(仮)、小出祐介(Base Ball Bear)が手掛ける楽曲収録のトリプルA面シングルを11月4日にリリース! - ニュース | Rooftop


Beautiful Dreamer
作詞・作曲:小出祐介、編曲:PandaBoY、振付:竹中夏海
ちなみに、この3人とも1984年生まれの、全員今年で“二十九歳”。


あの日のキャパ200人でのライブはアプガにとって、いろいろな意味で、キャパ2000人の中野サンプラザでのライブに匹敵するくらいの実りあるライブだったのではなかったかと思われる。





――Base Ball Bear『二十九歳』裏リリース記念パーティー「かなりリアル(仮)」、了――