南アルプス天然少年団

南アルプス天然少年団

通りすがりの傍観者の足跡。

公約

「100位内に入ることができたら、『あらいぐんまちゃん。』の歌を作っていただき、群馬県アップアップガールズ(仮)のメンバーも呼んで、無料ライブを開催する」と宣言。作曲については「大好きな(群馬県出身の)back numberさんに作っていただけたら」と希望した。

最近は各アイドルとも何かしら目標設定を作るのが一般的で、
「今度のシングルでオリコン1位を狙います」「5位以内を」「10位以内を」
「次は絶対武道館で」「中野サンプラザで」「恵比寿リキッドルームで」
と、上昇的なものはいいとして、ひどいのになると、
「◯万◯千枚売れなければ解散」
などというのもあったりするわけである。
他にも、どこそこのアプリで1位になったら…とか、どことはいわないけど東京タワー投げるとか…。
まぁ、アイドルのためにやってあげることはいろいろとあるわけである。
もちろん、それによって推しのアイドルがひとつふたつ上の段階に上がることが出来るのであれば、ファンとしては嬉しいはずで、多くの場合(ゲームに参加してクエスト投票とかいうのをせねばならないが、ログインするのにやたらと時間がかかるのであきらめた…などという例を除いては)、その努力は惜しまない。


しかし、ただ目標のみであると、ファンは金銭的にも精神的にも疲弊してしまう(いわゆる“他界”を進める)怖れがある。
そういう意味では、「公約」という名の、ファンが何かしらの得をする“ニンジン”が必要になってくる。
その点、今回の公約が絶妙なのは、“群馬で無料ライブ”というところ。
無料ということで駆けつけるファンに(食事代やらで)群馬にお金を落としてもらい、「こういうことで無料のライブになった」ということがPRできればそれなりに宣伝効果はあるといえる。


正直、100位以内も難しい戦いなのではあるが(筆者なども、所詮は勝ち目のないいくさ、アプガファミリーとしてはむしろ長野のアルクマあたりに助太刀した方がいいのではないか?と思ったこともあった)、果たしてこの“ニンジン”がどういう効果を生むか…?