南アルプス天然少年団

南アルプス天然少年団

通りすがりの傍観者の足跡。

雨飾山・前回までのあらすじ

筆者も自分で書いておきながら少し忘れているので、以下確認を兼ねて。




村人を苦しめる山賊どもの籠る雨飾山を目指す正義の侍三勇士。途中、千国街道にて美貌の三姉妹に親の仇と間違われるが、誤解が解けるとかえって娘たちに惚れられて「一緒になってほしい」と引き止められるものの、「いやいや悪を倒さねばならぬ、その手を放してくれ」。姉妹は泣く泣く「せめてこれを持ってって…」。越後の塩で作った塩むすび、姉妹の涙の混じった塩むすびは勇士たちの胸に染み入るのだった。
その後三勇士は「山賊どもが山に居座ってから日照り続き。雨降らねぇかなぁ」と嘆く籠屋や、「上品な山に戻してくれ」と願う長老・深田久兵衛らの紹介で小谷温泉の若旦那を知ることとなる。
「山賊退治とあらば是非とも手助けさせて下され」と義侠心溢れる若旦那の申し出に、一宿一飯、さらには道案内の恩義を受け、いよいよ山賊退治に出発。
奮戦の末、三人とも脚を痛めるも、山賊の頭目・荒菅沢笹平、これこそ三姉妹が親の仇!…を名刀・日本海で倒し、難攻不落の雨飾砦を攻略、山賊どもを追い散らす。
感謝する村人たちに雨飾村の山荘にて料理と温泉三昧の大歓待を受けるなか、村には恵みの雨が降りそそぐ。
そこへどうしても三勇士のことを諦めきれず、追って来た三姉妹とも再会。仇を討ったことを感謝され、その夜は仲睦まじく眠ったのであった…。




確かこんな感じだったかと…。