南アルプス天然少年団

南アルプス天然少年団

通りすがりの傍観者の足跡。

花も嵐も

あやや、骨折なんの!!ド根性ステージ



全体重が左足1本にかかるのを避けるため、右足を軸にした“逆スラッシュ”ポーズを決める松浦亜弥=東京・中野


5日に自宅で左足薬指を強打し、骨折した歌手、松浦亜弥(22)が10日、東京・中野サンプラザでスタートしたハロー!プロジェクトの新春ツアーに出演。全治6週間ながら、痛み止めを飲んで臨み、アクティブに熱唱。ニューハーフタレント、はるな愛(32)のものまねで知られる「Yeah!めっちゃホリディ」では、普段とは逆の右足を軸にして決めポーズを取るなど、プロ根性を見せつけた。


ホントは“めっちゃ”痛いはずが、渾身の決めポーズだ。
全治6週間の「左第四趾末節(しまつせつ)骨折」というアクシデントに見舞われ、痛み止めの服用と患部へのテーピングでハロプロ年長公演「エルダークラブ〜Thank you for your LOVE!〜」に臨んだあやや。公演の中盤で、豹柄のミニスカート姿で登場するや、満員の2200人に「気合、入ってますかぁ!」と呼びかけ、「Yeah!めっちゃホリディ」を披露した。
けがの影響で、右足でしかリズムを取ることができない。そこで、はるな愛のものまねでもおなじみ、同曲最大の見どころ、左足1本で立ち、右足を横斜めに出して左手を伸ばす“スラッシュポーズ”に客席の注目が集まった。
無理か…と思われたその瞬間、右足1本で立ち、手足を鏡に映して反転させたような“逆スラッシュ”を敢行。客席からはどよめきと拍手が沸き起こった。初の試みだけに、着地で若干バランスを崩したが、最後まで伸びやかな歌声とスマイルでファンを魅了した。
公演の冒頭「私の不注意で、地味にポキッと、やってしまいました。動きが制限されると思いますが、精いっぱい頑張ります」とあいさつ。所属事務所によると、舞台での立ち位置が若干変更された以外に、曲数などの変更はなかったという。
松浦がそこまでこの公演にこだわるのには、理由があった。2月1日の横浜アリーナ公演を最後にハロプロを卒業する。デビューから8年間、苦楽をともにしてきたメンバーたちとの“別れ”を控え、残りの共演ステージを中途半端なものにしたくない−。そんな思いがみなぎっていた。
2006年10月には、あごに激痛が走る顎関節症を発症。通院しながらステージに立ち続けた経験も生きた。あややハロプロの“卒業証書”代わりに得た不屈のアーティスト魂で、ソロとしての飛躍を目指す。

http://www.sanspo.com/geino/news/090111/gnj0901110503011-n1.htm

飯田圭織、1年4カ月ぶりにステージ復帰


08年1月出産した長男が同年7月に慢性肝不全で急死した飯田圭織(27)が10日、産休前の07年9月以来、約1年4カ月ぶりにステージ復帰した。
デビュー曲「モーニングコーヒー」を同じモー娘。の初期メンバーだった中澤裕子(35)、安倍なつみ(27)らと熱唱するなど27曲中、9曲をこなした。公演中、飯田から長男急死に関する話はなかったが、涙を見せることなく気丈に振る舞い、アクティブなダンスなどを披露した。

http://www.sanspo.com/geino/news/090111/gnj0901110504013-n1.htm


モーニング娘。の元祖は私よ」
「『Yeah!めっちゃホリディ』の本家は私よ」
あとに続く後輩たちがいるからこそ、
モノマネされているからこそ、
「私がやらなくて、誰がやるのよ!」


「プロ根性」と簡単にいうのは容易いことだけれど、もっと深いところ、
アイドルとはなんだろう?
アーティストとはなんだろう?
そして、そのプライドとはなんだろう?
ファンに何かを伝えることとはいったいなんだろう?
そういったことを考えさせてくれ、尚且つ感動させてくれるステージだった。


新年早々、ものすごいものを見せていただきました。
二人だけでなく、出演したメンバー全員に、心から「ありがとう」を―。