まだまだつづく、舞台の話――。
■舞台『輝け！主婦バンド』のこと
中澤「それから、『輝け！主婦バンド』で共演したエド・はるみさん、秋野暢子さん、杏子さんとはその後も仲良くさせていただいてるのはブログにも書いてる通りです」
中澤「つい最近も一緒にお食事をしまして…。で…。唄わせていただこうかと思います。福耳の…」
客席＜おおお…！
中澤「『星のかけらを探しに行こう』」
客席＜おおお…！
山崎まさよし・スガシカオ両氏のバックコーラス部分は、バンドメンバーが担当。
曲あと。
中澤殿が唄い終わり、ステージやや奥に置いてある水を取りに行ったところ…。
バンドが再演奏開始。
中澤「？？？」
すると…。
＜今宵〜、星のかけらを探しに行こう〜♪
と、唄が聴こえてくる。
中澤「！！！」
客席＜！！！
ステージ下手より、唄いながら杏子殿登場。
客席＜大歓声
中澤殿は腰が抜けたようにその場にへたりこみ、やがて涙、涙…。
杏子「中澤裕子！ハッピーバースデー〜!!」
と、花束を渡し、中澤殿を立たせて一緒に唄う。
歌あと。
中澤「びっくりしたぁ…。腰抜けた…」
杏子「やったぁ、中澤裕子のライヴに出たぞ〜！ …とか言って、私、こんな気楽なカッコ（白のワンピース）で出ちゃったんだけど(笑)」
中澤「この前も一緒に呑んだじゃないですか！」
杏子「このライヴの話になって、どうしようかと思った…(笑)」
客席＜爆笑
中澤「あの時もう決まってたんですか！！！」
杏子「うん(笑)」
中澤「（唖然）」
杏子「『ライヴ観に行く？』みたいな話になったんで、『私、その日用事あったなぁ、行けるかなぁ〜』みたいな…(笑)」
客席＜爆笑
中澤「私、唄い終わって水飲みに行ったんですよ。そしたらバンドさんたちがカウントとってまた演奏し始めるから、『何してんの？』って…。それとも私が間違えてるのかと思って、あそこ（ステージ前方）にセットリストあるんで、行かなきゃと思ったら…」
杏子「(笑)」
中澤「そりゃ、腰抜けるわ！」
■周囲に恵まれ(？)て…
杏子殿、客席の拍手に送られ退場。
（このあと二階席へ移動）
中澤「毎年毎年、スタッフさんがこうしてサプライズを考えてくれてるんですけど、『大変だから、もうやらなくていい』って言おうかと思ってたんですけど、サプライズがないのも寂しいんで…。やってもらえて嬉しいです」
バンドメンバーの吉川理氏(g.)を振り返り、
中澤「リーさんは杏子さんのライヴもやってるんで、『星のかけらを探しにいこう』って、どう歌ったらいいですか？』って訊いたら『うん、まあそんな感じじゃない？』とか言ってましたけど…。これっていつから知ってたんですか？」
吉川「一ヶ月前から」
中澤「エエエエエ？！カッコいいよ！！！」
客席＜爆笑
引き続き、他のバンドメンバーにも、
中澤「（b.小川真司氏に）はテレビの時よりいい表情だよ！ （ds.関口源八氏に）そのオレンジのやつ（首に巻いたもの）似合ってるよ！ （key.杉山泰氏に）その胸のトランペット（マーク）吹いていいよ！」
客席＜(笑)
中澤「私には本当にいい仲間が居てくれて…。いつも悩みを聞いてくれる友達とか、沖縄ツアーの時にお世話になったM先生…、みんな知らないと思うけど…(笑)」
客席＜(笑)
中澤「いろんな人が居てくれて、本当に幸せです」
客席＜拍手
――つづけ――
