第３話が終わり、エンディングの曲途中、歌い人（渡部沙智子）が唄っていると、音が途切れる。
渡部「あれ…？」
音響を操作していたマスター（久保木秀直）、
マスター「今ちょっと音響トラブルなんだけど…」
と、少しも動じることなく…。
マスター「じゃ、今日の感想でもお願いします」
と、渡部殿に振る。
渡部「えっ…」
客席＜拍手(笑)
渡部「え〜と、あの…。大谷さん、可愛かったですね♪」
と、言ったところで音響復旧(笑)
終演後は、店は普通の居酒屋に戻る。
まだしばらくは飲み放題食い放題の有効時間なので、芝居の余韻に浸りながら飲んでいると、久保木氏が再び『MELON’S NOT DEAD』を店内にかけてくれた。
今回の作・演出・構成の塩塚晃平氏*1が店内に入って来て、大谷殿や椎茸氏、芝居を観に来ていた竹原千恵殿*2、さらに久保木氏も加わって、芝居談義（たぶん）が始まる。
なんだか打ち上げの末席にいるような、楽しいような気まずいような妙な気分。
芝居談義には興味があったが、盗み聞きするのもなんなので、適当なところで店をあとにした。
――つづけ――
