南アルプス天然少年団

南アルプス天然少年団

通りすがりの傍観者の足跡。

『DJ DINNER SHOW -聞きながら呑むの会-』(12/3)・前編

Asagaya/Loft A 4th Anniversary 『DJ DINNER SHOW -聞きながら呑むの会-』
【出演】DJ ARAKI(MUG-ROCK)
スペシャルゲスト】
大谷雅恵(MUG-ROCK)
出口博之(MONOBRIGHT
ケイタイモ(WUJA BIN BIN、ex. BEAT CRUSADERS)
ほか!!!!!!
毎回大好評!!!!普段のDJイベントとは違いリラックスして音楽を聞きながら飲食しましょう的なイベント!!!
素敵な音を我儘に聞きながら、新たな音との出会いを楽しみましょう。
OPEN/START 24:00
当日券のみ¥1,500(飲食代別)
※12/3(土)大谷雅恵トークライブ『しゃべりおさめ』にご来場の方は1,000円(飲食代別)でご入場できます!!!!!!!!!

http://www.loft-prj.co.jp/lofta/schedule/perN.cgi?form=2&year=2011&mon=12&day=3


トークライブが終わって一旦退場。
やがて入場列が出来始める頃、トークライブのゲスト:後藤那奈殿がお帰りの為、外へ出てくる。
後藤「皆さん、呑み過ぎないように!(笑)」
と、列のヲタにご挨拶して帰宅の途へ。
24:00、開場。
トークライブで帰った人が多いので、ゆったりした客席。
客層はトークライブから残ったのが8割5分〜9割といったところ。残りが新規のお客さん。
24:30、開演時間となり、ステージ下手より、ARAKI、ケイタイモ、出口、大谷、椎名の各氏の順で着席。


イベント全体のテーマはとくになく、但し、ラストに女性を口説く時にかけたい曲をかける。
ARAKI「まぁしいの場合は、“これかけられたら口説かれちゃう”っていう曲をお願いします」



DJ SIINA

最初のDJは椎名編集局長。
テーマは「2011年によく聴いたアーティスト」。


由紀さおり
全米2位になったアルバム『1969』から。
椎名「先日、この阿佐ヶ谷ロフトでイベントに出演者してもらいました。面白い人でした…。歌唄っちゃうとお金かかるんで、トークだけだったんですが…(笑)」


梶芽衣子
『女囚さそり』の音楽。
椎名「今年『Rooftop』でインタビューさせていただきました。僕、『女囚さそり』の音楽、好きなんで」
そういえば、映画『17歳〜旅立ちのふたり〜』の時に、「石川梨華=倍賞智恵子、藤本美貴梶芽衣子として観ると、邦画伝統の作り」という批評があって面白かったなぁ。


キダタロー

椎名氏、自筆の似顔絵を持参。
それを見て、
大谷「あ、知ってる人かも…(笑)」
キダタロー先生というと、ハロヲタとしてはどうしても『めちゃイケ』の「岡女合唱部」を思い出してしまう。

椎名「キダさん凄いですからね。自分の作った曲覚えてませんからね(笑)」
客席<爆笑
曲は『2時のワイドショー』。
大谷「あっ、これ知ってる!」
椎名「なんで? まぁしいの世代じゃないでしょ?」
大谷「なんでだろう…?」
岡女合唱部」で観たんじゃないかな?
あの番組じゃ『恋のダンスサイト』ってことになっとりましたが…(笑)
ケイタイモ「でも、こうやって聴くと、緻密な作りしてますよねぇ」


ケイタイモ「今度ゲストに呼びましょう!」
ARAKI「来てくれるかな…?(笑)」
椎名「でも、ゲームとか好きらしいですよ」
ケイタイモ「ゲームで釣りましょう!」
客席<爆笑


■COMPLEX
ライブ映像。
椎名「オープニングがカッコいいですよ」


THE ROOSTERZ
新宿ロフトでのライブ映像は椎名編集局長が監督。
椎名「ARAKIさんの仕事に比べると素人仕事なんですが…」



DJ KEITAIMO

続いてはケイタイモ氏(WUJA BIN BIN、ex. BEAT CRUSADERS)。
80年代洋楽についてのウンチク。
補足するARAKI氏のウンチクがまたスゴい。
ちなみに、
ケイタイモ「僕、ビークルではキーボードだったんですが、もともとはベーシストでして…」
と、“ベーシスト飲み会”で出口氏と交流を深めたらしい。
ケイタイモ「“ベース飲み会”、“ドラム飲み会”ってのはあるんですけど、“ギター飲み会”ってのはあんまり聞かない…」
椎名「無理でしょうね(笑)」
ケイタイモ「“ボーカル飲み会”ってのはさらに聞かない」
椎名「絶対無理だ(笑)」


椎名「そういえば今日はベーシストばっかりですね」
大谷「はい」
客席<爆笑
大谷「あれ? 私、ベーシストじゃなかったけ…?(笑)」


椎名「ちなみに、出口さんはどうしてベーシストに?」
出口「それがよくわからないんですよ(笑) 僕は専門学校でギタリストコースだったんですが、年間学費○○○万円払って…。卒業する頃にバンドに誘われた時に『ベースやれ』って言われて…。『僕、ギタリストコースだったんだけど…?』って、よくわからないうちにベースになっちゃいました…」
ケイタイモ「よくある話ですね!」
客席<爆笑


椎名「ケイタイモさんは最初からベースですか?」
ケイタイモ「いや、僕も最初はギターですね。でもずっとピックの存在を知らなかった…」
客席<爆笑
ケイタイモ「で、ギター、ピックじゃ弾けない。で、ピックなしで弾くならベースかな?と。まぁ、ベースの方が弦が少ないんでね(笑)」
客席<(笑)
椎名「まぁしいもギターやってましたよね?」
大谷「はい…。でも、ちっとも上手くならなくて…(苦笑)」
ARAKI「ここ(阿佐ヶ谷ロフト)で手離したんだっけ?(笑)」
大谷「そうです。前回…、いや前々回かな? オークションで(笑)」
ケイタイモ「そうなんだ(笑)」


というわけで、一応“元ギタリストばっかり”でもあるのだった。


DJ DEGUTI

このイベント初登場の出口博之氏(MONOBRIGHT)。
原曲&カバー曲聴き比べ。
出口「だから、皆さんには同じ曲を二回聴いていただくことになってしまうんですが…(笑)」


■サディスティックミカバンド『タイムマシンにお願い』
オリジナルと木村カエラ版。
出口「これはカバーっていうより、バックのメンバーみんな一緒ですからね(笑)」
椎名「これ、僕やARAKIさんの世代だと、桐島かれんさんのがあって、カエラちゃんが三代目って感じですね」


桐島かれん

木村カエラ



■『となりのトトロ
椎名「まぁしいはジブリ作品は観ますか?」
大谷「私、変わってて、『ナウシカ』とか『ラピュタ』は観ないんです。『トトロ』と『ポニョ』が好きなんですけど。いざこざのないやつがいいんで」
客席<(笑)
椎名「さっきのメロン記念日内の話と通じますね(笑)」


■『はじめてのチュウ
オリジナルとクレモンティーヌ版。
ARAKI「クレモンティーヌさん、会ったことあるんですよ」
他の出演者からは「ARAKIさん、どれだけ凄いんだ!(笑)」という声があがる。
ARAKI「いや、彼女、ウチのレーベル(ゼティマ)なんで…。一度会社に来た時に会っただけなんです」
そういえば、飯田圭織仙石みなみ出演舞台『下北箱庭HEARTs』の時に、開演前にクレモンティーヌ殿の曲が流れていたが、そういうことだったのか…。
ARAKI「…といってもフランス語わからないんで、なにも喋ってないんですが(笑)」


『アニメンティーヌ〜Bossa Du Anime〜』ジャケット。

ARAKI「これ、よく見ると土管があって…(笑)」
ジャイアンリサイタルみたいになっとりますな(笑)


ほかに、ジャズアレンジのものもあり。

ケイタイモ「フランク・シナトラみたいな声ですね」
出口「あんた絶対“はじめてのチュウ”じゃないだろ!っていうね(笑)」
客席<爆笑


■『オードリー・へプバーン泥棒』
オリジナルの有頂天版とMONOBRIGHT版。
出口「ケラさん(ケラリーノ・サンドロヴィッチ氏)にお会いして、『カバーしてもいいですか?』ってお訊きしたら快くOKしてくれました」
椎名「ケラさん、『Rooftop』で連載してもらってるんですけど、大きいですよ(笑)」


MONOBRIGHTの写真。

椎名「明らかに一人で平均年齢を上げている人が居ますね(笑)」
客席<(笑)
出口「ウチのメンバーに、ヒダカトオルという人が居るんですが…」
ケイタイモ「知ってます!」
客席<爆笑
椎名「一人だけちょっと年上の人が居るってのはどうなんですか?」
出口「いろいろ面白いこと教えてくれる…、学校のちょっと悪い先輩が居るみたいな感覚ですね(笑)」


また、椎名編集局長は、デビューしたての頃のまだCD会社の営業マンと二足のわらじだったヒダカ氏の思い出を語る。
椎名「頭良くて、優秀な営業マンだったですねぇ…」
出演者+客席<へぇ〜




――つづけ――