南アルプス天然少年団

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通りすがりの傍観者の足跡。

『アップアップガールズ(仮) 2nd LIVE 六本木決戦(仮)』(12/15昼)アンコール3・新たなる闘いの巻

さて、「1stアルバム発売決定」の発表を終えた古木氏はこれで退場。
ホッとしたメンバーは口々に「アルバム出ちゃうよ!」「出ちゃうね♪」などと語り合っていると…。


ステージに再び古木氏が戻って来る。
手には新たなスケッチブックが。
それを見て、
メンバー「ヤダヤダヤダ!(泣)」
と、さらなるサプライズを予想して恐れおののくメンバー。
新井愛瞳「なんでそういうことするんですかっ!(怒)」
…に、たじろぐ古木氏。
古木「いや、僕が決めたことじゃないもん…」
客席<爆笑
古木氏はその新たなスケッチブックを渡して退場。


新たなるスケッチブックには、やはり『一枚ずつめくってね♥』の文字が。
再び新井殿がページをめくる。

アップアップガールズ(仮)に何かが足りない…

メンバー「え? 何?何?何?…」

足りない…足りない…足りないものは…?

?…?…?…?…?

と、いくらページをめくってもめくっても、もったいぶった文字の羅列に、
古川小夏「怖い、怖い、怖い…!」
仙石みなみ「お腹痛いよぉ…(泣)」

アップアップガールズ(仮)に足りないものをこの方に発表していただきましょう。

タワーレコード株式会社代表取締役社長・嶺脇育夫様より発表していただきます。


この公演を客席後方の関係者席で観ていた嶺脇社長、席を立って、客席中央通路を通ってステージへ向かう。
メンバー「社長、客席から登場! カッコいいー!!!(笑)」
客席、「いくおコール」。
ステージに上がった社長、T-Palette Records感謝祭のナカG氏画のTシャツ姿。
まずは自己紹介をしてからメンバーに、
嶺脇「オリコンインディーズチャート1位、おめでとうございます!」
メンバー「ありがとうございます!」
と、一同返礼。
客席<拍手
続いて客席に向かって、
嶺脇「そして皆さん、ありがとうございました!」
と、一礼。
客席<拍手


さて、「アプガに足りないもの」とは?
嶺脇「(メンバーに)皆さん、何だと思います?」
森咲樹「MC力…」
と、キャラ迷走中の人。
客席<爆笑
古川「切実だ…(笑)」
新井「集客力…?」
古川森「シーっ!」
嶺脇+客席<(苦笑)
社長、客席を見渡しながら、
嶺脇「そうですよ、今日、SOLD OUTになってませんからね」
メンバー「はい、わかってます…」
と、なんだか先生に叱られている生徒のような状態(笑)
嶺脇「まあ残念ながらSOLD OUTにはならなかったんですが、今日もお客さんたくさん来てくれてます」
客席<拍手
嶺脇「しかし、こうやってファンに囲まれてライブをやっていても“ぬるま湯”かな、と」
メンバー「?」
嶺脇「皆さん、東京はいわばホームじゃないですか。まだまだ“闘い”が足りないんです!」
メンバー「???」
嶺脇「アウェーに行ってもらいます!」
客席<おおおおお…???
というわけで…。
嶺脇「発表します!」
と、紙を取り出して読み上げる。
嶺脇「『アップアップガールズ(仮)全国対バンイベント、決定です!』」
客席<おおおおお…!!!


各地のローカルアイドルユニットの本拠地に乗り込み、対バンライブを行う、というもの。
スケッチブックにて、その日程も発表される。

TOWER RECORDS Presents アップアップガールズ(仮)対バン行脚(仮)』
2013年2月24日 新潟LOTS     〜新潟決戦 VS Negicco
2013年3月9日 仙台Rensa     〜仙台決戦 VS Dorothy Little Happy〜
2013年3月16日 松山サロンキティ 〜松山決戦 VS ひめキュンフルーツ缶
2013年3月24日 福岡会場未定   〜福岡決戦 VS LinQ
2013年4月6日 東京ラフォーレミュージアム六本木 〜東京決戦 VS 対戦相手シークレット〜

いずれも、ローカルアイドルとしては強豪揃い。
各地方の雄に挑む、“アプガ七本鎗”の武者修行の旅。
しかし、「また行脚やりたいね」とかねてより口にしていたメンバーは、
「あんぎゃだ♪あんぎゃだ♪」
『Rの法則』ローカルアイドル担当のこの人は、
森「ひめキュンちゃんたちに会える〜♪」
と、ちょっと嬉しそうだったりする。
そんなメンバーに、
嶺脇「ヘタをすると、あなたたちのファンなんか居ないかもしれませんよ!」
と、釘を刺す社長。
メンバー、「あ、そうか…」と、ちょっと姿勢を正す。
ところで、最終公演の東京は対バン相手がシークレットになっている。
嶺脇「ちなみに、どことやりたいですか?」
すると、新井殿が前に進み出て、
新井「東京女子流さん!」
客席<おおお…!
嶺脇「あ、女子流とやりたいですか?」
古川「それ、“東京”だからでしょ?(笑)」
客席<(笑)
嶺脇「まだ発表出来ませんが、大物です! “下剋上も有り”って感じですかね?」
すると、
森「モーニング娘。さん?」
古川「私もそれ思った。でも言えなかった…(笑)」
森「だって“下剋上”って言うから…」
嶺脇「あ、ハロー!ではありません!」


なお、「東京決戦」の対バン相手は、今年1月2日にBiSと発表された。



サプライズはこれだけではなかった。



嶺脇「この試練を乗り越えて“アップアップ”したであろう姿を披露する場として、もうひとつプレゼントを…」
メンバー「プレゼント…?」
嶺脇「これは“過去最大の敵”…」
メンバー「敵…??」
嶺脇「皆さんの“過去”との闘いになります!」
メンバー「???」
社長、再び紙を読み上げる。
嶺脇「『ハロプロエッグとして最後のイベントを行なった聖地・横浜BLITZについに凱旋!』」
メンバー「!!!!!」
嶺脇「『2013年4月13日、単独ライブ第三弾「アップアップガールズ(仮) 3rd LIVE 横浜BLITZ大決戦(仮)」決定です!』」
これを聴いたメンバーはその場に崩れ落ちる。
涙、涙…。
かねてより「横浜BLITZでやりたい!」と言っていた佐藤綾乃殿に至っては、ステージ上で号泣状態。
客席からは雄叫びのような大歓声があがる。

アップアップガールズ(仮) 3rd LIVE 横浜BLITZ 大決戦(仮)>2013.04.13開催が発表された瞬間の彼女たちの写真をお届けしておきます。

https://twitter.com/barks_kawaico/status/279888022374338560

客席、今度は嶺脇社長の音頭でバンザイ三唱。
そして、メンバーは全員で抱き合って喜ぶ。
新井「あやのん、横ブリだよぉ〜!」
佐藤「無くなっちゃう前に出来る〜!!!!*1
客席<おめでと〜!!!
メンバー、社長と客席に何度も「ありがとうございます!」。
新井「横ブリってキャパどれくらいでしたっけ…?」
嶺脇「1500です」
森「1500〜っ?!」
嶺脇「そうですよ。今日(キャパ1000人)もSOLD OUTに出来なかったのに、4月には横浜BLITZを埋めなきゃならないんですよ!」
と、再び釘を刺す、今日はちょっとSの顔を見せる社長。
嶺脇「アルバムも、地方行脚も大成功に終わらせていただいて、横浜BLITZがぎゅうぎゅうになるくらい埋まるよう頑張って下さい! そして、私たちも頑張ります!」
客席<拍手



社長がステージから去ったあと、メンバーは発表されたことの整理を始める。
まず、1stアルバム発売の件。
新井「もうCDを1枚ずつ替えなくていいんですよ!」
いや、もうそんな人は…。あ、筆者の友人に一人だけ未だにCDウォークマンの人が居るが…。
新井「カーステレオとかでもね♪」
さすがはパパが高崎から車で迎えに来る人。
森「パパも欲しいって言ってた」という話を総合すると、森家や新井家のパパは車中でアプガの曲を聴いているようで。
『対バン行脚(仮)』。
よりによって『リスペクトーキョー』引っさげての行脚。地方の人の反感かわなきゃいいけど…。
『3rd LIVE 横浜BLITZ大決戦(仮)』。
仙石「これ、“大決戦”なんだね…」
ところで、ライブはまだ続きが残っていた。
仙石「曲に行こうとしてたんだよね…(笑)」



21. Dateline
22. End Of The Season


新曲が増えたこともあって、『End Of The Season』のイントロ&間奏のそれぞれ他の曲の振りをフラッシュバック風にやるところが以前と違う曲のものになっていた。
仙石→『サバイバルガールズ』、関根梓→『リスペクトーキョー』、新井→『チョッパー☆チョッパー』…だったように思う。



以上、公演時間約2時間半。
セットリストは『メチャキュン♡サマー ( ´ ▽ ` )ノ』『shooting star』以外は持ち歌全曲。
それでも『代官山決戦(仮)』を上回る全22曲。『お願い魅惑のターゲット』を除けばカバー曲なし。
終了後、ロビーにて握手会。人数多数なので超高速、歩きながら。


アップアップガールズ(仮)、初アルバム/対バン全国ツアー/横ブリ公演決定 - TOWER RECORDS ONLINE




――つづけ――
 
 

*1:横浜BLITZが入居している建物は暫定施設であり、借用期間が2014年頃までとなっているため、それ以降の施設の動向は未定。横浜BLITZ - Wikipedia