南アルプス天然少年団

南アルプス天然少年団

通りすがりの傍観者の足跡。

『上々少女’s#97』 森咲樹生誕祭舞台裏その２

森咲樹、３年分の感謝を込めた生誕祭で
過酷な試練が次々と襲いかかる。
一皮むけた自分を目指して、
頑張りすぎる彼女の勇士がここに！

http://mv.tv-asahi.co.jp/douga/uugirl/98

森咲樹脱皮大作戦

曲終わり。
森咲樹「１曲目から15分の『Panda BoY DJ Mix』！　飛ばしましたが、皆さん盛り上がってますかー！」
観客＜歓声
森「改めまして！　せーの…」
全員「アップアップガールズ(仮)です！」
観客＜歓声
と同時にうちわを掲げる。
森「ありがとうございます！　え？…何何？　新しい！」
うちわ『森咲樹生誕祭2013』

森「えー！　ありがとうございます！」
裏には『18・19・20』。

関根梓「18・19・20…って！」
森「めっちゃ嬉しい♪」
〃「１公演目も２公演目も３公演目もモリサキがプレゼンして。私、生誕祭やるのが初めてなので、３年分がっつりつめ込ませていただいて…。今回の58回目公演は20歳の誕生日を。“なう”ですね」

１公演目は18歳、２公演目は19歳
３公演目は20歳の生誕祭

森「…を祝ってもらおうと思って。これから頑張ろうっていう勢いをつけて頑張っていこうっていうセットリストと、あと森ティがハタチになって、これはやらなきゃいけないぞっていうコーナーと…」
観客＜おおおお！
――――――――
森（本番前）「まぁハタチになるということで殻を破ろうと。森咲樹脱皮計画でメンバーがモリサキにこれチャレンジしたら破れるんじゃないの？っていうことをみんなが考えてくれて、いろいろ。森ティは全く何をやるかわかりません(苦笑)」
　〃「私が脱皮したいから、こういうコーナーをやりたいですって言ったんですけど、その中身は私には内緒なんですよ、まだ。だから森ティが普段やんなそうなことをやらせてもらって、まぁ森ティの皮がむけるのか？みたいな感じなんですけど…」


森「えー、これから森ティがやりたいコーナーにいきたいと思います！　題して、“森咲樹脱皮大作戦”のコーナー!!」
観客＜歓声
森「この森ティの脱皮コーナーの見届け人としてですね、この方をお呼びしたいと思います！」
さわやか五郎「こんにちはー！」

上々軍団
さわやか五郎

緑のダウンジャケット。
森「緑だぁー♪」
さわやか「気づいちゃいましたか？」

観客、お約束のブーイング。
さわやか「寄せてきてブーイングされるっておかしいでしょ！」
観客＜(笑)
古川小夏「でもなんかすごくわざとらしい！」
新井愛瞳「めっちゃ暑そう！」
さわやか「家で探したらダウンジャケットしかなかったんですよ(笑)」
観客＜爆笑
さわやか「ということでね、早速いきたいんですけども、“森咲樹脱皮大作戦”。これってどういうことなの？」
森「これはね、私一皮むけたい、脱皮したいってずっと言ってきたじゃないですか」
さわやか「はいはい」
森「だけどね、まだまだ脱皮出来てない部分があるから、このコーナーで脱皮しちゃおうということでですね、メンバーにモリサキこれやらなそうだなとか、モリサキがやったらどうなるんだろうなっていうことを考えてきていただいて、モリサキ今からそれをやっちゃおうと思います！」
観客＜歓声
スタッフが森以外のメンバーにフリップを渡す。
森「怖い、怖い…(苦笑)」
佐藤綾乃「ホントにやってくれるって言ったから…」
森「言っちゃったな…」
さわやか「皆さん準備よろしいですか？」
６人「はい！」
さわやか「一斉にフリップの方を開けてください！　せーの、どうぞー！」


仙石みなみ『一発ギャグ』
関根梓『独唱』
古川小夏『全力!!エア芸』
新井愛瞳『一人七役』
佐藤綾乃『キノコ大食い』
佐保明梨『お礼行脚』


森「うわっ」
佐保のが全然わからない。
観客＜(笑)
――――――――
本番前の佐保、笑っている。
佐保（本番前）「今まで見たことない森ティの顔が見れると思います(笑)　ホント見たことないような(笑)　顔が“間近で”見れるっていう…(笑)」


一発ギャグ

箱が用意される。
さわやか「それでは森ちゃん、引いてください」
森「引きますね」
箱のなかから引いてさわやかに渡す。
森「あ、待って！　これ運命の瞬間！」
観客＜(笑)
さわやか「一つ目、仙石“一発ギャグ”」！
観客＜拍手＋歓声
森「苦手〜！(苦笑)」
さわやか「仙石ちゃん、説明してもらっていいですか？」

森咲樹脱皮大作戦
仙石案「一発ギャグ」

仙石「森ティって有名な一発ギャグをお持ちで…(笑)」
観客＜爆笑
仙石「よくやるじゃないですか。“勝鬨橋”とか“レインボーブリッジ”…」
さわやか「有名なんですか？　皆さん…？」
仙石「はい、有名…なんですよね」
観客＜(笑)
古川「まちまちにうなづいてますね(笑)」
さわやか「こっちには届いてなかったんですけど…(笑)」
仙石「一応有名な一発ギャグがありまして。森さんはフランス好きということで、今回はエッフェル塔で一発ギャグを是非やっていただきたいなーと(笑)」
森「ちょっとー！」
さわやか「なるほど、新ギャグをこの場でと」
仙石「はい、即興で」
考えこむ森。
さわやか「いけそうですか？」
仙石「期待してるよ♪」
森「エッフェル塔と東京タワーの違いってどうしたらいいんだ…？」
と、ブツブツ。
観客＜(笑)
さわやか「今までの“勝鬨橋”とかはどんなの？」
他メンバーが“勝鬨橋”“レインボーブリッジ”をやって見せる。
さわやか「なるほどね。鉄骨が好きなのかな？」
観客＜爆笑＋拍手
他メンバー「そうなんですよ」
古川「大きいものに憧れる(笑)」
さわやか「さあ！」
と、森を前に出す。
森「超難しくない？　これ」
〃「だってさ、東京タワーとエッフェル塔って似てるじゃないですか」
と、まだブツブツ言っている。
仙石「フランス好きでしょ？」
さわやか「なんかあったら仙石ちゃんフォローしてあげてよ！」
　〃「じゃいってみよう！　森ちゃんの一発ギャグ“エッフェル塔”まで、３・２．１、どうぞー！」
森「『リスペクトーキョー』ならぬ、エッフェル塔！」
仙石「“凱旋門”！」
観客＜爆笑＋拍手
仙石ガッツポーズ。悔しがる森。
他メンバー「みーこうまい！」
さわやか「完全に持ってかれたよ森ちゃん！」
仙石「フランスといったらもう一個あるじゃん、凱旋門」
新井「そうだよね」
森「エッフェル塔でやれ言うたやん！」
仙石「こうなると思って準備してたんですよ」
さわやか「えらーい！　さすが！」
観客＜拍手
古川「モリサキのことわかってますね(笑)」


キノコ大食い

さわやか「こんな感じでやっていきますよ」
次に引く。
森「じゃこれで」
さわやか「佐藤、キノコ大食い(笑)」
悲鳴をあげる森。
観客＜拍手＋歓声
さわやか「わかんないから説明してもらっていい？」
佐藤「森咲樹はキノコが大っ嫌いなんですよ。だけどハタチになってもう大人っていうことで好き嫌いしちゃいけないじゃないですか」
さわやか「なるほど」
と、観客にキノコに入った皿を見せてまわる。
佐藤「好き嫌いしないで、なおかつこのキノコを笑顔で食べて、殻を破ってもらいたいと思います！」
観客＜拍手＋歓声

森咲樹脱皮大作戦
佐藤案「キノコ大食い」

皿を見ておびえる森。
さわやか「椎茸と…、何かのミックスになってます」
森「ちょっと待って！」
さわやか「これを女らしくかっこんでいただいて！」
佐藤「ちなみにこれ“大食い”なので、全部食べていただいて」
さわやか「そらそうだね」
観客＜拍手
佐藤「モリモリ食べてね(笑)」
さわやか「じゃいきますよー」
と、皿を森に渡す。
さわやか「キノコ大食い、用意スタート！　頑張れ！」
目を閉じてかきこむ。時々悲鳴。
他メンバー＋観客「頑張れ♪　頑張れ♪」
頑張って食べる。
さわやか「なんか修行僧みたいな顔になってますけど(笑)」
観客＜(笑)
さわやか「これは殻を破ったってことでいいですか？」
観客＜拍手
口を押さえて袖へ駆け去る森。
佐藤「すごいすごい。私さぁ、絶対食べきれないと思ったんですよ。だからしかけたんですよね」
さわやか「はい、これ、僕と佐藤の悪ふざけが一個あったんですよね」
佐藤「実は１公演目２公演目で罰ゲームを行った変な虫が入ってるんです、あの中には」
観客＜(笑)
関根「え？」
さわやか「要はキノコの下に虫が入ってたんですよ」

椎茸の下にポンテギ

観客＜(笑)
さわやか「わぁ〜！ってなって終わるかと思ったら、頑張り屋だから目つぶって食べちゃった…(笑)」
観客＜爆笑＋拍手
袖で水を飲む森。涙で笑い。

さわやか「食べなくていいから、わぁ〜！ってところで終わっていいと思ってたんですよ(笑)」
戻ってくる森。
出迎える佐藤。
観客＜拍手
新井「泣いてる…」
森「サナギの味がして、これサナギ入ってるよって…。でも頑張りました」
古川「気づいてたの？」
森「気づいてたよ！」
佐藤「すごい！」


お礼行脚

時計を見て、
さわやか「じゃ時間的にあと一個！」
森引く。
さわやか「佐保、お礼行脚」
観客＜おおお！＋拍手
森「これね、楽屋で何やるかわかんないから『これどんなやつ？』って明梨に話したの。そしたら『森ティごめんね。これ『精神的にキツいかも』って言われた」
観客＜(笑)
――本番前――
佐保「あのですね…(笑)　お礼行脚ってものをやらせるんですけど、森ティが頭にストッキングを被ってそのまま客席を練り歩くっていう…(笑)」
―――――――
本番。
佐保「今回、こんなにたくさんの方が森ティのお誕生日をね、お祝いしに来て下さったわけじゃないですか。やっぱりね、ちゃんとお礼を言った方がいいと思うの。ちゃんと近くまで行って、『ありがとうございます』って気持ちを伝えた方がいいと思うのね」
観客＜おおおお！
さわやか「確かに。エラいね、このコね」
佐保「でもさ、森ティ恥ずかしがり屋ってこともあるじゃん」
森「はい…（不安そう）」
佐保「近くで顔を合わせるっていうのは。皆さんも森ティも…」
古川「…恥ずかしいよね」
佐保「なので今日は顔にストッキングを被って…」
観客＜爆笑
森「精神的にキツいわっ！！」
佐保「お礼言いたいでしょ？」
森「言いたい…。でもそのためにストッキング…」
しかし佐保、あちこちストッキングを探すがない。
さわやか「どうしたの？」
観客＜ざわざわ…
佐保「この中にストッキングをお持ちの方はいらっしゃいませんか？」
観客＜爆笑
新井「借り物？(笑)」
さわやか「佐保さん…。こんなのでよければ…」
ズボンの後ろポケットからストッキングを出す。
観客＜爆笑
古川「なんだろ。台本の臭いがする(笑)」
さわやか「昔からさ、親にストッキング持っとけって言われててさ」
古川「こういう時に役立ちますもんね」
新井「お母さんに感謝ですね」
その間、佐保は森にストッキングを被せる。
後ろ向き。
様子を見るさわやか。
さわやか「でもね、可愛いコって可愛いんですよ、ストッキング被っても」
仕上げ。
さわやか「じゃあ、お客様に向かってお顔をお見せいたしましょうー。森ちゃんどうー！」
振り向く。
観客＜歓声
さわやか「それでは行きます。お礼行脚スタート！」

森咲樹脱皮大作戦
佐保案「お礼行脚」

佐保、ストッキングを引っ張り客席へ。
崩れ落ちる関根・新井。
仙石「近くに行くんで、皆さんよく見てください」

客席巡回。
佐保「お礼言ってね」
森「いつもありがとうございます」
さわやか「今日初めてライブ見に来た人、毎回こうじゃないからね！」
観客＜爆笑
さわやか「これをやるのはアプガだけだからね」
古川「そのフォローあんまり嬉しくない(苦笑)」
ステージに戻る。
中央へ。
さわやか「ピンスポかなんか無理だよな」
ピンスポあたる。
観客＜歓声(笑)森「皆さん、ハタチになってもね、なんかまだまだ…。笑わないで真剣に聞いてよ！」
観客＜(笑)
森「ハタチになってもさ、ドジだしアホだしさ、こんな森ティですけども、いつも応援して下さってありがとうござい…」
と頭を下げようとするも、後ろで佐保がストッキングを引っ張っているので下げられない。
森「…ありがとうございます(苦笑)」
観客＜拍手(笑)
さわやか「オーケーー！！」


ストッキングはずす。
森「やばー(笑)　サイコー！　楽しいわー」
観客＜拍手
さわやか「どう森ちゃん、やって見て？　ひとつ皮むけた感じする？」
森「むけた気がする！」
さわやか「みんなはどうだった？　見てて」
他メンバー「はい！　よく頑張った！」
観客＜拍手
さわやか「これ（フリップ）残り４個、やらなかったのは責任持って私、YouTubeかなんかに上げさせてもらいますんで！」
森「(苦笑)」
観客＜拍手＋歓声
さわやか「お楽しみに！」
観客＜拍手
さわやか「さ、脱皮大作戦、最後にもう一回だけエッフェル塔のギャグで締めていただきたいと思います！」
観客＜爆笑
森センターへ。
さわやか「最後こちらで締めたいと思います。森ちゃん、お願いします」
森「リスペクトーキョーならぬ、エッフェル塔♪」
仙石「凱旋門！」
観客＜爆笑＋拍手
さわやか「以上、森咲樹脱皮大作戦でしたー！」
観客＜拍手
さわやか「それじゃみんなライブ頑張ってねー！」
退場。
アプガ「ありがとうございましたー！　さわやか五郎さんでしたー！」
観客＜拍手
森「脱皮出来て、森ティのやりたかったコーナーもやれたということで(苦笑)、これからはまたライブで盛り上がっていきましょー！」
観客＜歓声

♪サマービーム！アプガの夏MIX（16分30秒）


――つづけ――