南アルプス天然少年団

南アルプス天然少年団

通りすがりの傍観者の足跡。

日活ロマンポルノとアイドルソング

橋本愛、ロマンポルノ&ピンク映画にはまっていた - シネマトゥデイ


アイドルソング=日活ロマンポルノ」と指摘したのはタワーレコード嶺脇育夫社長である。

昔の日活ロマンポルノとか75分の中に二つ三つセックスシーンを入れておけば何を撮っても良くて(中略)、それと同じで、まあ、たとえが乱暴すぎますが(笑)、アイドルも可愛い女の子が歌って踊っていれば、そこにどんな音楽がはまっても成立するんです。
岡田康宏著『アイドルのいる暮らし』より)


メロン記念日のようにロックでも、lyrical schoolのようにヒップホップでも、アイドルソングは成立する。
モーニング娘。『ザ・ピ〜ス!』はチャールストンの要素が色濃かったし、Berryz工房ピリリと行こう!』は沖縄民謡だし、アップアップガールズ(仮)『アップアップタイフーン』のように演歌が入っていてもOKだ。
それが実は様々なジャンルのミュージシャンが、最近の例でいえばNegiccoをプロデュースした田島貴男氏のように、アイドルに興味を持つきっかけになっているような気もする。
確かにそれは、かつての日活ロマンポルノにサスペンスモノがあったりコメディがあったり、時代劇やSF作品まであったりするのとよく似ている。
例えば『セーラー服百合族』というシリーズがあるが、その手のシーンが少々長いだけで、あとは立派な青春映画として成立していた。
セーラー服百合族』の監督は故・那須博之監督。
言うまでもなく、モーニング娘。の『ピンチランナー』の監督でもある。


ハロヲタでもある橋本愛殿。
実はその本質を理解しているのではないかという気がしないこともない。