南アルプス天然少年団

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通りすがりの傍観者の足跡。

アップアップガールズ(仮)定期公演68回 古川小夏聖誕祭「小夏の部屋♡」(6/22)後編

アップアップガールズ(仮)といえば定期公演!
定期公演68回 〜古川小夏 聖誕祭〜
定期公演69回 〜佐保明梨 聖誕祭〜
定期公演70回 〜関根梓 聖誕祭〜
2014年6月22日(日)
1)開場12:30 / 開演13:00
2)開場15:30 / 開演16:00
3)開場18:30 / 開演19:00
会場:AKIBAカルチャーズ劇場

http://ameblo.jp/upfront-girls-news/entry-11881786754.html

アップフロントガールズ(仮)結成秘話

ナレーション(森)「しかし、ハロプロエッグを辞めなければならなくなり、アップフロントガールズ(仮)になった…」
森咲樹「ここ、台本にセリフないけど?」
古川小夏「うん、ここはね、その時のみんなの思ってたことを聞きたいの。最初集められた時、みんなどう思った?」

後から加入した佐保明梨氏は、
佐保「ウチはどうしたらいいの?」
観客<(笑)
古川「明梨はアップフロントガールズ(仮)が出来た時、加入する時、どう思った?」
佐保「最後の新人公演が終わって、もう二度とみんなに会えないかもって思ってた。だからアップフロントガールズ(仮)が始まった時、ああ、みんな無事だなって」
観客<爆笑
新井愛瞳「生存確認?(苦笑)」
佐保「それがまさかそこに入るとは! みんなも“この6人で頑張る”みたいに団結してて、ファンの人も“この6人を応援する”、みたいな雰囲気があったから、受け入れて貰えるか不安だった。サプライズで加入が発表されたんだけど、みんな暖かく迎えてくれて…。私はこのグループで頑張りたいって思った」
観客<拍手


そしてアップフロントガールズ(仮)結成当時の6人。
佐藤綾乃「最初6人集められた時、私はそれまで小夏くらいとしか関わったことなくて…。集合写真を撮ったじゃない? でもまぁなは授業参観のお母さんみたいだったし(笑) ホントに誰一人輝いてる人が居ないなと思った(苦笑)」
観客<爆笑
佐藤「ホントにこの6人で大丈夫かな?と思ったけど、ここまでよく来たなって思う」
観客<拍手


新井「『またアイドルやるのか!』と思った! ハロプロエッグを辞めて、女優をやるとかソロシンガーをやるかもしれないって言われてて、でもまたアイドルグループやるのかって。まだ私中学生だったから、高校、大学、就職って道もあったわけですよ。でも普通の人と違うことやりたかったから。今充実してるし、学校も楽しいから。あの時別の道を選んだら後悔してたと思う」
観客<拍手


関根梓「私も話したことあったのが咲樹くらいで。綾乃は怖かったし、まぁな(愛瞳)は読めなかったし…」
観客<(笑)
関根「小夏は姉御肌みたいで怖かった。みーこはよくわかんないし…」
観客<爆笑
関根「あーりんはクールに見えて、中身はお笑いで、漢字苦手で…」
古川「それはどうでもいい(笑)」
関根「3周年を迎えて、私は今でも長野から通ってるので、家族よりも長く一緒に過ごしていて、今ではすっかり安心出来る場になりました。あーりんとか可愛くて。良かったねー」
と、隣の佐保氏の頭をナデナデ。

観客<(笑)


仙石みなみハロプロエッグの時に“仲が良くなかった”メンバーで…」
古川「いや、それは語弊がある!(笑)」
観客<爆笑
仙石「“話さなかった”、通りすがりに挨拶する程度で…」
古川「一緒に新人公演とかやってるんだけどね(笑)」
観客<(笑)
仙石「最初はバラバラで、レッスンは一緒にやるけど、休憩になると壁にバラバラに座るみたいな。仲良くなれそうにないなって思ってた。でも今こうやってまとまってきて、一緒にやって来て良かったなと思います」
観客<拍手


森「まったく会えないと思ってたから、再会出来たのは嬉しかったんだけど、綾乃が言ってたみたいにこのメンバーで大丈夫?とは思った。あと、グループ名に(仮)が付いてるのが恥ずかし過ぎて…(苦笑) 学校の友達とかにも『咲樹、芸能活動再開したんでしょ? なんていうグループなの?』って聞かれたけど、『アップフロントガールズ…』って『(仮)』って言えなかった。自分たちに自信なんてなくて。今はいい意味で自信ついたと思う」
観客<拍手


古川「私は高3で受験シーズンで、進路を決めなきゃいけない時期だったの。エッグを続けたいと思ってたから先生に『大学行かない』って言ったのに、そのあとエッグを続けられなくなって…。正直7年やってダメだったからもう無理なんだろうなって思った。今からじゃ大学は無理だろうから好きなこと見つけて専門学校に行こうと思ったの。でも選んでみるとお芝居だったりステージ関係の学校とかで、ああ、私まだやりたいんだなって思って。ラストチャンス、悪あがきしてやろうって思って…、今に至ってます(笑)」
森「ラストチャンスがもう4年目ですけど…(笑)」
観客<拍手
古川「続いたねぇ!」
森「10年やってもダメってことになっちゃうから頑張らないとね!」
古川「カット! …いいシーン撮れたと思う!」
「じゃ、円陣組むか!」と、円陣から曲へ。



03. (仮)は返すぜ☆be your soul


古川小夏一人芝居

新井「満足した?」
古川「うーん、主役じゃないみたい…」
他メンバー「主役だったじゃん!」
古川「今の曲でも『おめでとう』って言われてるのあずだったし…!」
観客<(笑)
関根「当日お祝いしてあげたでしょ!」
古川「もっとお祝いされたい! もっとちやほやされたいのー!」
と、体を左右に振る。
観客<(笑)
佐保「めんどくさいな!」
古川「明梨、サイテー!」
喧嘩になって、
「帰る!」
と、他メンバーは帰ってしまう。


ステージに古川一人が残る。
小夏「そう、いちばん肝心なシーン、まだ私が生まれた時のことをやってませんでした」


ここから一人芝居――。


小夏「1992年、神奈川県に生まれました。体重:2930キロ…」
観客<爆笑
観客の空気を悟って「…2930グラム」と言い直す。
これはセリフ間違いではなく、台本を書いた太田氏のミスだったらしい。


小夏「生まれたばかりの頃は顔がまん丸で、看護士さんたちから“おにぎりちゃん”と呼ばれて大人気でした。誰が私をお風呂に入れるかで看護士さんたちが取り合いだったんです」
 〃「でも、生まれる前はちょっとたいへんでした。私、逆子だったんです。普通はお腹の中で頭が下なのに私は足が下でした」
 〃「普通はお腹に居るときに何かの時にくるっと頭が下にいっちゃうものなんですが、お母さんがいくら体操をしても、やけどするほどお灸をしても直りませんでした。私、その頃から頑固だったんです(笑)」
 〃「結局、帝王切開ということになりました。今は帝王切開といってもそんなに怖くはありません。でも、お医者さんから説明されている時に、お父さんはお母さんの手をずっと握っていました」
 〃「お父さんは優しい人で、ハロプロエッグのレッスンに通う私を車で送り迎えしてくれました。今でも私の荷物は必ず持ってくれます」
 〃「モーニング娘。のオーディションを受けた時も、『お前が真剣にやることなら応援してやる』と言ってくれました。東京ビッグサイトで合格者が発表された時も、私よりも先にお父さんが番号を見つけてくれました」
 〃「お母さんはおっちょこちょいな人で、たこ焼きを作る材料を買いに行って、たこを買うのを忘れて来る人です。でも、そんなお母さんを私は世界一尊敬しています」
 〃「電話をすると『あー、はいはい』と言って肯定も否定もしません。でも、それで私は元気になるんです」


ここからマイクを置き、客席通路へ降りる。
スポットライトを浴びて生声で語り始める――。

小夏「帝王切開をすることになったお母さんは病院のベッドに横になり、分娩室に運ばれました」
 〃「お母さんが分娩室に運ばれて行って大仰(おおぎょう)に扉が閉まり、お父さんは時計の音が響く待合室で長椅子に座りひたすらお母さんの無事を祈っていました」
 〃「そして生まれてくる小さな命のために決意をしたんです」
 〃「『生まれてくる子供のために優しさを与えてやろう』」
 〃「『この子が真剣にやることなら真剣に応援してやろう』」
 〃「『誰がなんと言おうと、お父さんとお母さんはお前の味方だ』と…」

小夏「『世界は愛で出来ている。安心して出ておいで!』」


小夏「誕生日は『おめでとう』を言われる日なんかじゃない…。お父さんお母さん、アプガのみんな、応援してくれる皆さんに『ありがとう』を言う日なんだね…」
ステージに戻り、メンバーも合流。

小夏「皆さん、今までありがとう」



04. Next Stage
05. Going my ↑



「ありがとう」の気持ちを込めた2曲を歌って大団円。
古川「太田さんとお話をして、実話にフィクションを加えたものです(笑)」
観客<(笑)
古川「おにぎりちゃんの話は本当ですからね。病院のアイドル的存在でした」
仙石「BB弾の話はホントなの?」
古川「あれは、あそこまで死にそうじゃなかったけど、古川家三大事件のうちのひとつ(笑) 取ろうとするとどんどん中に入ってっちゃうんだ(笑)」
佐藤「マネージャーの話は?」
古川「あれホントに言われた。小1の時。僕、マネージャーになるよって」
森「可愛い…!」
古川「ここ一週間くらい、ずっとセリフ覚えてた…」

カーテンコール風の手を上手下手に伸ばす挨拶で終了。




椎名茸ノ介・植木まなぶ両氏、ご愁傷さまです。



古川小夏殿

今回の目標は
おい、古川。
こんな事出来たんかい。
って思ってもらうこと。

だから
お稽古の時から
全力でやりました!

それでもやっぱ
噛み噛みだし、
滑舌悪いし、笑

本を書いてくださった
太田さんに
小夏は技術より
気持ちで演った方がいい
って言われて
それからは
小さいこと気にせず
とりあえず!気持ち!!
って感じで出来ました。

少しでも感動してもらえたなら
少しでも「ありがとう」が
伝わっているのなら
嬉しいです。

たくさんの方が
見に来てくださり
ピンクのTシャツ、
ピンクのサイリウム
いっぱいの景色を見ながら
幸せな時間が過ごせました!

本当にありがとうございます!

http://ameblo.jp/upfront-girls/entry-11883175874.html


――定期公演69回へつづけ――