南アルプス天然少年団

南アルプス天然少年団

通りすがりの傍観者の足跡。

TOKYO IDOL FESTIVAL 2014・一日目(8/2)その１



スマイレージ（SMILE GARDEN）

SMILE GARDEN（フジテレビ湾岸スタジオ前広場）。
到着した時、ちょうどスペシャルオープニングアクト：スマイレージが始まったところ。

■セットリスト
01. ドットビキニ
　　[MC 自己紹介]
02. ショートカット
03. 地球は今日も愛を育む
　　[MC 新曲紹介]
04. 嗚呼 すすきの
05. 夢見る15歳


現役ハロプロメンバーとしては2011年の真野恵里菜殿以来のTIF参戦。
ハロプロ勢は例年ハロコンと日程がかち合う為に、TIFへの出演は無理とされてきたが（2011年はハロコンの終わった8月下旬の開催だった）、朝９時半からのステージという奥の手を使った感。



01. ドットビキニ



SMILE GARDENは前方が有料エリアで柵の後ろが無銭エリア。筆者はまだリストバンド交換前だったので、そのまま無銭エリアで見ようと思ったが、朝とはいえさすがスマイレージ、有料も無銭も相当な人だかりであった。
但し下手側は比較的人がおらず、そちらの方へまわる。下手側には有料エリアとは別に柵が設けられていて、その中には撮影用のクレーンがあり、その空きスペースが関係者エリアになっているらしく、他のアイドルさんたちもスマイレージのライブを観ている。
そこに曲に合わせてやたら踊りまくってる女の子の集団が居たので「？」と思ったらアプガだった(笑)

特に踊っているのが、古川小夏、佐保明梨、関根梓…。
日焼け対策で、皆この暑い中を長袖の(仮)パーカー姿。佐藤綾乃殿はしっかりフードも被っている。
アプガのマネージャー陣や、最近アップフロントの“中の人”としてメディア露出も多い西口氏らもステージを見守っている。
今回からTIFの総合プロデューサーに就任したフジテレビの神原氏（元・野猿メンバー、『クイズ!ヘキサゴン』プロデューサー）も顔を見せ、アップフロントの人たちと挨拶を交わしている。
今回のスマイレージのTIF“その手があったか”的参戦も、『みなおか』『ヘキサゴン』以来の神原氏とアップフロントとの太いパイプからなのかな？…などとぼんやり思う。
柵外ではタワレコ：嶺脇育夫社長と漫画家のナカＧ氏が並んで観戦中。
皆、ある意味歴史的になるかもしれない瞬間を見ようと集まっているのだった。


スマイレージは『ドットビキニ』のあと、メンバーが年齢を言う程度の簡単な自己紹介。
和田彩花「こんなに…！」
と、予想以上だったのか、多くの観客を見渡してやや興奮気味。
この後中野サンプラザのハロコンへ移動する予定（であったはず）のハロヲタだけでなく、系列の負けん気ヲタ、そしてアイドル界の老舗：ハロプロのお手並み拝見とばかりに見守る他ヲタの皆さん。
和田「暑いので、皆さん水分補給をとってくださいね」



02. ショートカット
03. 地球は今日も愛を育む



新曲についてのMC。
まず、『地球は今日も愛を育む』。
和田「今の曲はニューシングルなんですけど、地球がテーマになっていて、振付でみんなで地球の形を作ったりしているので、そういうところにも注目してほしいです」
続いても両Ａ面になっている新曲。
福田花音「『嗚呼 すすきの』は切ない歌詞で、MVもストーリー仕立てになっていて、大人っぽいいつもと違ったスマイレージが見れると思います」
と、『嗚呼 すすきの』を披露。



04. 嗚呼 すすきの



炎天下で歌うのは少し妙な感じもする。
そして、ラストは『夢見る15歳』。



05. 夢見る15歳



イントロで観客が大いに沸く。この曲は他のアイドルさんたちも多くライブでカバーしているらしい。
ステージを観ながら一緒に歌を口ずさんでいる佐保明梨氏が印象深い。


ライブ終了後、「生放送中」との旗を背負った坊主頭の大きな人物がステージそばから外へ出てきた。
クロちゃん氏であった。
アプガのメンバーが挨拶している。
アプガはそのあと裏へまわって、ステージから降りてくるスマイレージを出迎えていた。
スマイレージとアプガが抱き合っている様子が見られる。
輪の中央で福田花音殿の満面の笑味が見える。
竹内朱莉殿、キャーキャー言ってて大騒ぎ(笑)
それを見た古川小夏殿が爆笑している。
炎天下のライブ、短い時間ではあったが、スマイレージは皆顔真っ赤であった。
そして西口氏に連れられて、ステージ裏の柵内の出演者用の通路を歩いて去っていくスマ・アプガ。
「あやちょー！」「めいめいー！」
という掛け声が周囲のヲタから盛んにかかる。


リンダ３世（SMILE GARDEN）

続いてステージでは、リンダ３世のライブが始まった。

linda3.jp - このウェブサイトは販売用です！ - アイドル 群馬 メンバー エピソード チャンネル アンガールズ ユニット リソースおよび情報
リンダ３世はヤマダ電機との関係が濃く、昨年のTIFではスタッフに以前やはりヤマダ電機との関係が濃かった事務所に所属していた柴田あゆみ殿の元・スタッフの姿が多く見られたが、今年は見かけなかった。


筆者はリストバンド交換のテントへ向かった。
ちょっとした行列になっている。
「俺は２日通し券だ、どけどけ！」
という感じで騒ぎながら列に割り込もうとしたピンチケ君（いや、金持ってるらしいのでピンチケでもないか？）が、係員に咎められていちばんうしろに並び直されて静かになったのに、思わず吹き出してしまった。
他の時間帯はどうだったかわからないが、この時間は２日通し券の方が行列が長くて、１日券の人の方が「こちらへどうぞ」と、すぐにリストバンドを交換してもらえていた。
べつに２日通し券は特権階級ではない。
といっても通し券の行列もさっさと交換出来たのだが。


アイドリング!!!×AeLL.（SMILE GARDEN）

アイドリング!!!×AeLL.とライブが続く。
AeLL.オフィシャルブログ Powered by Ameba
今回、TIFのホスト役であるアイドリング!!!は他のアイドル10組とのコラボが予定されているが、その第一弾。
アプガやポッシも予定されているので、どんなものになるのか見ておこうと思って観戦。
■セットリスト
01. ENDLESS SUMMER（AeLL.） / アイドリング!!!（横山ルリカ・河村唯・倉田瑠夏・高橋胡桃）
02. 犯人はあなたです（フリフリアイドリング!!!） / AeLL.
03. 三度目の記念日（アイドリング!!!） / アイドリング!!!＋AeLL.


なるほど、要は楽曲交換なのだな、と。


アップアップガールズ(仮)（SMILE GARDEN）

有料エリアに入って、アップアップガールズ(仮)ライブを待機。
アプガ、TIF2014最初のステージ。
■セットリスト
01. 全力！Pump UP!!
02. アップアップタイフーン
03. サマービーム！


『全力！Pump UP!!』のイントロがかかって、メンバーステージに登場。
佐藤綾乃「今日から２日間、TIFみんなで楽しんでいくよーーー！！！」
観客＜歓声



01. 全力！Pump UP!!



02. アップアップタイフーン

SMILE GARDENいっぱいに各種タオルがまわるまわる。
森咲樹「ハイになって叫べーーーっ！！！」絶叫。



03. サマービーム！



冒頭の「あっついねぇ…」のセリフがリアルに感じる灼熱の炎天下。
曲ラストの「♪ラーラーラー」手を振るところで観客と一体化。
関根梓「アプガのファン以外の方もちらほら見えまして、一緒に手を振ってくださってありがとうございました！」
観客＜拍手
関根「今日から二日間、灼熱が続くと思いますので、この太陽のドＳ加減に負けないようにしてください！」
　〃「今日集まったたくさんのアイドルにキラッキラッのパワーと笑顔を届けてください！」
この関根殿のメッセージは、このTIFにて最後まで活かされていくことになる。
持ち時間15分、３曲ながらぶち上げるステージング。


アプガとしては、SMILE GARDENは昨年のように夕方から夜のステージの方が良かったと思っていたらしいが、やってみると昼のSMILE GARDENも良かったとのこと。*1
あと、ちょっと思ったのが、最初がスマイレージであったことがアプガの反骨心に火を点けたのではないかということ。
例えばこれがベリキューだったら「先輩さすがだなぁ」で済んだかもしれないが、元同僚のスマイレージなら感心してる場合じゃない、となったかもしれない。
だとすれば、オープニングアクト：スマイレージという人選はアプガにとって（ポッシ・吉川にとっても？）ベストだったのかもしれない。
ともあれTIFに育てられたといってもいいアプガ、順調な滑り出し。


LinQ（SMILE GARDEN）

ちょっと休憩時間があって、ステージにはLinQが登場。
LinQオフィシャルサイト
アイドル界・九州の雄、というよりもオリコンウィークリー２位や３位の経験もある史上最強のローカルアイドル。
元T-Palette Records、現在はメジャーのワーナー所属。
総勢29名のうち今回のTIFには19名で参加。残る10名は福岡でライブやっているらしい。
松村くるみ、伊藤麻希、舞川あや…といったアプガヲタにも馴染み深いメンバーの顔が見える。
■セットリスト
01. チャイムが終われば
02. ナツコイ
03. for you
04. HANABI!!



メジャーデビューシングル『チャイムが終われば』でスタート、MCを挟まず４曲連続。
LinQはメジャー4thシングル『ナツコイ』が7月30日発売で大事なリリース週の土日がTIFにぶつかった。

というわけで、リーダー：天野なつ殿より特典会のお知らせ。
LinQは今回なんとTIFの物販＆握手会会場とは別に、独自に会場隣の日本科学未来館の一室を借りているとのこと。すごいな…！
【特典会のお知らせ/関東】8/2＆3 TOKYO IDOL FESTIVAL | LinQ オフィシャルブログ Powered by Ameba


このせいもあったであろう、8/3付のオリコンデイリーランキングで2位を記録、アイドルのリリースが重なり、激戦週となったウィークリーチャートでも8位となった。*2
メジャー4thシングル「ナツコイ」発売週の御礼 | LinQ オフィシャルブログ Powered by Ameba


Idol Summer Jamboree（SMILE GARDEN）

そのあとはコラボステージの「Idol Summer Jamboree」が始まった。
【出演】アイドリング!!!、アフィリアサーガ、さくら学院、 THE ポッシボー、東京女子流、バニラビーンズ、風男塾

まずはアイドリング!!!×THE ポッシボー×アフィリアサーガで『永遠ファイアーボール！』。
そのあとのバニラビーンズ×東京女子流のコラボで『眩暈』を見てから物販会場へ移動した。
今回のTIFは例年より移動がたいへん。




――つづけ――
　
　

*1:Showroom 「アップアップガールズ（仮）の戦場（仮）」 Vol.13 UP UP GIRLS kakko KARI - YouTube

*2:１位SKE48、３位ももいろクローバー、４位Juice=Juice、８位LinQ、10位でんぱ組.inc、13位アイドルカレッジ。オリコン週間 シングルランキング 2014年07月28日〜2014年08月03日 | ORICON NEWS