南アルプス天然少年団

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通りすがりの傍観者の足跡。

チーム・シンデレラ

「モー娘X宝塚」が夢共演!団結力が違う


スポニチ創刊60周年記念ミュージカル「シンデレラ the ミュージカル」(8月6〜25日、東京・新宿コマ劇場)の公開稽古が14日、東京・新宿村スタジオで行われた。「モーニング娘。」、宝塚歌劇団の現役とOGによる夢共演。タカラジェンヌにあこがれて8歳からバレエを習ったモー娘のリーダー、高橋愛(21)は「夢見心地です」と感激しきり。“女の園”同士の団結力にOGたちも熱が入った。


モー娘の9人に宝塚歌劇団の現役、OGを加えた計32人が集まった稽古場は、まさに“女の園”。猛暑の中、Tシャツ姿で稽古する姿は、さわやかな色香と熱気に満ちている。
最も目を輝かせているのが高橋。幼少時、宝塚の“娘役”を目指してクラシックバレエを習った。王子に助けられるシンデレラの役だが、「普段の癖でついついリードしちゃう。今度生まれ変わったら男性の方がいいかも」と、どうしてもリーダーとして染みついた姉御気質が出てしまう様子。それ以上にハートを燃やす理由は、あこがれのトップスター(男役)たちとの共演だ。


妖精の女王役の麻路さき(43)は“流し目のマリコ”の異名でファンを魅了した元星組トップ。息子と同世代のメンバーに「モー娘ちゃんはアニメから飛び出したみたいに可愛らしいだけでなく、元気でパワーが爆発している」と団結力を評価。「私の息子が、共演していることをうらやましがっているのよ。稽古場に連れて来ちゃおうかな」とノリノリ。専科(現役)の光あけみも「不思議なくらい溶け込んでいます」と強調した。
多くのタカラヅカ作品を手掛けている演出家の酒井澄夫氏もこの一体感を肌で感じている様子。「タカラヅカの原点は家族ミュージカル。このメンバーだからこそ家族愛、親子愛をお見せできそう」と自信たっぷり。新宿コマ劇場では観賞チケットも家族向けに複数枚購入すると安くなる「ファミリー料金」を用意。今夏、家族そろって楽しめる最高の舞台になりそうだ。


http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2008/07/16/01.html
http://mainichi.jp/enta/geinou/graph/200807/16/index.html