開演前
入場するとロビーにて、小さなリンゴの飾りにメッセージを書き、場内にあるクリスマスツリーに付ける。
場内は、入るとそこが“二階席”で、螺旋階段を降りるとステージと“一階席”、それに後方にドリンクバー。
従って、正確に言うと、“一階席”は本来は地下一階で、“二階席”が一階である。
…なんだけど、ややこしいので、文中では一階席、二階席と表記させていただきます。
誠に勝手ながら、12月19日をクリスマスとさせていただきました
01.3日おくれのChristmas Card(飯田圭織)
[MC]
飯田「今日がクリスマスですよ、皆さん!」
〃「24日とか25日とか、あれ、違うよ♪」
客席<(笑)
飯田「さて、クリスマス当日ということで…」
客席<…
飯田「なんか反応薄いな…。テンション上げていこうよ。今日がクリスマスですよ!」
客席<今日、サンタさん来る?
飯田「来るよ〜!」
客席<(笑)
飯田「今日はクリスマスソングとウィンターソングをたくさん唄います。あれも唄いたい、これも唄いたいで、さっきわかったんですけど、私、打ち合わせを5時間半もやってらしいんです(笑)」
[MC]
飯田「私はフランス語やイタリア語の歌を唄うことが多いんですけど、英語がダメで…。だから英語に詳しい人居たら、評価しないでください(笑)」
客席<(笑)
Mステの思い出
飯田「ところで、大昔、“クリスマスだった”と言われている、24日とか25日とかなんですけど…」
客席<(笑)
飯田「皆さんはどんなことしてましたか?」
客席<Mステ見てた!
飯田「私、Mステ出てた!(笑)」
ということから『Mステ・スーパーライブ』の思い出話。
飯田「Mステはいつも朝8時入りでリハーサルでした。なんで朝からか?というと、先輩方がたくさんいらっしゃるし、私たちはモーニング娘。なんで朝なんですね…」
客席<…
飯田「これダジャレですよ」
客席<(笑)
飯田「リハーサルのあと、夜まで時間がずっと空くので、ホテルをとっておいてくれて、そこで休憩なんだけど、メイクさんやスタッフさんも入れると一部屋に15人以上…!」
〃「モーニング娘。専用の人生ゲームっていうのがあって、それでみんなで遊ぶんですけど、もう大騒ぎで…」
〃「私はどちらかというと寝たいか、本読んでいたいかなんだけど、もう、みんな元気で…。開き直って遊ぶしかなかった(笑)」
〃「プレゼント交換は朝集まった時にやって、ある年、私が買っていった仮装道具、ジュリアナ東京みたいなやつが美貴ちゃんに当たって…」
客席<爆笑
飯田「美貴ちゃん、こないだ結婚して、披露宴にも行って来たんですけど、で、『命令!朝いちのリハーサルだけそれ付けてやって♪』って言ったら、美貴ちゃん『ホントにつけるんですかぁ〜?』って(笑)、でも一曲だけ、あれ何の曲だったかなぁ?…それ付けて踊ってくれました」
〃「私はなぜかいつも梨華ちゃんのが当たって…。梨華ちゃん、いつも毛糸のパンツか腹巻き。ピンクのハート入りの…」
客席<(笑)
飯田「だから、私の家にはハート入りの毛糸のパンツや腹巻きがたくさんあります(笑)」
03.クリスマスメドレーPart1
〜ぴったりしたいX'mas!(プッチモニ)
〜Love Agains(EXILE)
〜恋人がサンタクロース(松任谷由実)
『ぴたクリ』では、
飯田<コールよろしく〜!
というわけで、
客席<L・O・V・E・ラブリー・かおりっ!
で、声がかかるとステージ上でポージング。
サビ前の吉澤ひとみパート「サンタさぁ〜ん!」は客席合唱。
旧暦のクリスマス
[MC]
飯田「今回、皆さんにリンゴにメッセージを書いてもらってクリスマスツリーに飾っていただいたんですが」
〃「どうもありがとうございます。二、三日前に急にクリスマスツリーが欲しくなって…。それも、世界にたった一つしかないクリスマスツリーが(笑)」
なお、クリスマスツリーは開演前は一階客席フロアにあったが、開演後はステージ上に上げられている。
飯田「CDやDVDを買ってくださった方に色紙を付けてるんですけど、今回の色紙には、私の使っているオーデコロンを染み込ませてあります。私からのお返しです」
飯田「ウィンターソングっていうと、この曲ははずせないかな?」
[MC]
飯田「『ロマンスの神様』は北海道に居た頃、よくスキー場でかかってましたねぇ…」
ここで、バンドの皆さんを紹介――。
まずは、キーボードのサニー氏。
飯田「サニーさんはさわやかでしょう?…お歳を訊いたら、40歳っておっしゃるんでびっくりしたんですけど」
〃「サニーさんは私のライブでははじめましてなんですけど…」
サニー「(客席に)はじめまして!」
客席<はじめまして!
飯田「今回、私、飯田圭織と組んでみてどうですか?」
サニー「毎日楽しくて、生きる希望が持てました」
客席<おおおおお…!
飯田「そう言っていただけると嬉しいです」
続いて、ギターの“サミーさん”こと、朝三憲一氏。
飯田「サミーさんはいつも私のライブをサポートしてくださって、私の曲*1も作曲してくださったりしてますが、お久しぶりですよね?」
朝三「お久しぶりですね」
飯田「おかわりありませんか?」
朝三「生きる希望が持てました」
客席<爆笑
飯田「なんかお二人とも、嫌なことでもあったんですか?」
客席<爆笑
飯田「お二人は昔のクリスマスの日、24日とか25日はどんなご予定なんですか?」
サニー「旧暦の、クリスマスですね?」
客席<爆笑
サニー「旧暦のクリスマスは、僕は池袋のサンシャインで仕事ですね」
朝三「僕も、仕事ですね」
飯田「やっぱり、お仕事なんですね…。(客席に)皆さんも?」
客席<仕事…!
客席<仕事…!
飯田「そう…。みんなそうみたいなんですよね。うちの旦那さんも仕事なんで、私も25日はなんにも予定がなくて…。ま、旧暦だからいいんですけど!」
客席<(笑)
飯田「…っていう話を、四人くらいでご飯を食べている時にしたら、『私も予定ない』『私も…』『私も!』というわけで、25日は四人で過ごすことになりそうです」
〃「四人って、裕ちゃん…、ケメ…、矢口なんですけど…(笑)」
尻を叩かれた話
飯田「今回、初めて歌う曲が多くて悩んでたんですね。そんな時、夜中に他のメンバーのブログを見て、みんな頑張ってるなぁ〜って励まされてたんですけど、前田有紀ちゃんがブログに『昼夜逆転してるよ〜』って書いてたんで、2時頃だったんだけど大丈夫かな?…『起きてる?』ってメールしたら、『うん、起きてる』って返ってきたんで、電話しました」
〃「有紀ちゃんも演歌で他の歌手の方の曲を唄うことが多いから相談したら、見事に私、お尻を叩かれました(笑)」
〃「『何言ってんのよ!どんな曲でも、歌えば自分の曲なの!』って…」
〃「10年一緒にやってきた仲間が居るっていうのは、本当に幸せです…」
みんなに見せたいもの、言わなければならないこと
06.クリスマスメドレーPart2
〜そばにいるね(青山テルマ)
〜Winter,again(GLAY)
〜王子様と雪の夜(タンポポ)
[MC]
飯田「(『王子様と雪の夜』で一階席の)後ろの彼の振り付けが完璧で…(笑)。あぁ、そういえばそんな振りだったなぁ〜…って思い出しながら唄ってました(笑)」
〃「矢口とはこの間一緒にカラオケ行ったんですよ。『そうだ!We're Alive』と『Do it Now』と…、あとなんだったかな?」
〃「あ、『シャボン玉』だ。一緒に唄って踊りました(笑)」
〃「『Winter,again』は私、歌詞でグッとくるところがあって、『生まれた街のあの白さを、あなたにも見せたい』ってところ。GLAYの皆さんは函館出身で、私は札幌で…。だからわかるんですね。私も皆さんに見せたい」
〃「私の家の方は静かで。…って、田舎だと思ってるでしょ!」
客席<(笑)
飯田「静かだから、夜になると雪が降る音が聴こえるんですね。私はその音を聴くのが好きでした」
〃「今日、雪降らないかなぁ…」
と、雪を待ちわびる北国の女(ひと)。
飯田「いつか雪が降ったら、『かおりん、外で遊んでるな』って思ってくださいね(笑)」
客席<(笑)
飯田「今日、私と同じくらい遠くから来た方いらっしゃいますか?」
客席<鹿児島!
飯田「凄〜い!」
客席<拍手
飯田「私の声は高いので、男性の歌を唄うのは向いてないのかな?…と思ってたんですが、今日は『いつかのメリークリスマス』という曲を唄いたいと思います」
07.いつかのメリークリスマス(B'z)
08.白い恋人達(桑田佳祐)
[MC]
飯田「私から、皆さんにお話しなければならないことがあります」
〃「最近、トーク番組に出るようになって、私、結婚してるのでいろいろ訊かれるんですね。恥ずかしいから本当は話したくないんですけど…、でも、こうしていつも身近で応援してくださってる皆さんが知らないことを電波で知ることになってしまうのは申し訳ないので…」
と、旦那さんとのなれ初め話を――。
要約すると、
- 初めて出会ったのは、17歳の時。
- カッコいいお兄ちゃん。
- 家の方にまでストーカーが来るようになった。
- 当時はマネージャーさんも少なくて、自分でなんとかしなければならなかった。
- “お兄ちゃん”は家の近くまで様子を見に来てくれた。
- でも週刊誌にまるで付き合ってるように書かれた。
- アイドルとしてはいけないことなので、それからは会わなかった。
- モーニング娘。を卒業する時に「恋していいよ」と言われた。
- その後、久しぶりに一緒に食事した。
飯田「恥ずかしいから、たぶんもう二度とお話しすることはないと思います」
客席<拍手
聖なる鐘がひびいた夜
飯田「今日はクリスマスソングとウィンターソングということだったんですけど、やっぱりこの曲ははずせないので…」
09.Papillon(飯田圭織)
[MC]
飯田「年末まで皆さんお仕事頑張ってください。私は皆さんのところへ“ひらひら蝶々になって飛んで行って”励ましたいと思います」
と、『Papillon』の歌詞を引用して、
飯田「それから『また私に会いに来てね』って…(笑)」」
〃「だから、蝶々が飛んで来たら、『かおりん、また行くね』って言ってください(笑)」
飯田「皆さんは来年の目標ってあるのかな?…私の目標は富士登山です!」
〃「一度、日本一を経験してみたいと思って」
飯田「それでは、最後の曲です」
[MC]
飯田「キーボードのサニーさんとサミーさんでした!」
客席<拍手
サニー&朝三両氏、拍手に送られ螺旋階段を上り、二階席から退場。
飯田「皆さんとお会いするのは今年は最後になると思います。本当にありがとうございました!」
と言って、ステージ袖へ退場。
しかし、拍手は鳴りやまず――。
袖から再登場。
飯田「ありがとうございます」
とは言ってみたものの…。
飯田「どうしよう…。ホントに何にも考えてなかったんだ…」
予定では、アンコールは無しだった模様。
飯田「何やろう?…みんなが歌詞わかるクリスマスソングってないかな…?」
客席<『きよしこの夜』!
飯田「じゃあ、それにしましょう。サニーさんとサミーさん居てほしいな…(笑)」
ちょうどサニー&朝三両氏は、再びMCが始まったので、
「???」
という感じで、二階席まで戻って来てとりあえず様子を窺っていた(笑)
両氏、再び螺旋階段を降りてステージへ。
客席<拍手
飯田「すいません。『きよしこの夜』すぐ出来ます?」
両氏、頼もしくうなづき、早速音出し。
早くも雰囲気が…(流石!)。
飯田「(客席を見渡して)え〜っと、男性も女性も居るから…、キーはこれくらいで…」
と、軽く声を出してリード。
というわけで、客席と合唱――。
11.きよしこの夜
曲終了後、
飯田「(サニー&朝三両氏に)流石です!」
と拍手。
客席<拍手
両氏、場内割れんばかりの拍手に送られ、再び螺旋階段から退場。
飯田「皆さん、今日は本当にあり※☆※…」
と、思いきり噛む。
客席<爆笑
そして、おひらき――。
*1:Souvenir〜スーウ゛ェニール〜