南アルプス天然少年団

南アルプス天然少年団

通りすがりの傍観者の足跡。

飯田圭織クリスマスライブ2010〜今夜はあなたがサンタクロース〜・その1

東京タワーに乾杯

開演。
先にバンドメンバーが登場、全員サンタ帽。
前奏が始まって、飯田圭織殿登場。
客席<拍手



01.聖なる鐘がひびく夜(タンポポ)



ご挨拶のあと、
飯田「それでは皆さん、乾杯しましょう」
ということで、飯田殿にもシャンパンが渡される。
飯田「乾杯!」
客席<乾杯!


飯田「皆さん、東京タワーが見えますか? 私の場所からは見えないんですけど(笑)」
会場からは、窓ごしに東京タワーを見ることが出来る。
飯田「あとここは、事務所からも近いんですね(笑)」
客席<爆笑



02.バラ色の人生(エディット・ピアフ )



帽子が立つ条件

バンドメンバー紹介。
飯田「チャームポイントを言ってください(笑)」
バンドメンバーはバースデーライブと同じメンバー。


ギター:徳武孝音氏(Dr.Kこと、徳武弘文氏のご子息)。
徳武「のど仏が大きい」
飯田「あ、ホントだ!」
徳武「男の人だとよく居るんですけどね(笑)」


パーカッション:三浦“メザシ”晃嗣氏(元・ペドロ&カプリシャスSHOGUN、チキン・シャック。現・Dr.K Project)。
三浦「頭が小さいんです。頭が小さいと帽子が立つんですね」
と言って、サンタ帽を立てる。
客席<おおお…!
飯田「立ってる立ってる(笑)」


ピアノ:岩崎はじめ氏。
岩崎「うーん、目が大きいところかな? でも、年とっちゃったからなぁ…」
飯田「いえいえ、素敵な目ですよ」
岩崎「帽子のこと言おうかと思ったんだけど、メザシさんに言われちゃったから…(笑)」
メザシ氏、再び帽子を立てる。
客席<(笑)
対抗して徳武氏も帽子を立てる。
客席<爆笑



飯田「次はクリスマスとか冬の曲をメドレーで…。皆さんは、私とだいたい同い年くらいですか?」
客席<(苦笑)
飯田「私にとっては、みんな思い出の曲です」



03.冬の曲メドレー
  〜冬がはじまるよ(槇原敬之)
  〜ジン ジン ジングルベル(森高千里)
  〜White Love(SPEED)
  〜遠い街のどこかで…(中山美穂)



駄菓子屋の“さっちゃん”

飯田「ミポリン、昔から好きだったんですよ。『遠い街のどこかで…』、改めて聴くといい歌詞ですね。昔、駄菓子屋さんでアイドルの生写真売ってたじゃないですか? 袋に入ってて。私、ミポリン好きだったんで、子供の頃、近所の駄菓子屋さんで…」
と、言いかけて、
飯田「あっ、そうそう、(後に)そのお店でモーニング娘。も売ってて…」
と、別の思い出話に変わる。
飯田「四、五年前に北海道に帰った時にその駄菓子屋さんに行ったら…、そのお店のおばあちゃん、誰を見ても“みっちゃん”か“さっちゃん”か“よっちゃん”なんですけど…」
客席<爆笑
飯田「モーニング娘。の写真を指さして、『おばあちゃん、私、このグループに居るの!』って言ったら、『あー、“さっちゃん”も可愛いし、そのコも可愛いねぇ』って言われて…」
客席<爆笑
ヲタ<その時は誰のが出たの?
飯田「誰だったかなぁ? 私のじゃなかったんで…、確か麻琴だったと思うんですけど…。それで悔しくて、アメ横行ったら束で売ってたんで、ガバッと買って来て、部屋で一人で袋開けて楽しんでたんですけど…」
客席<爆笑
飯田「『何やってんだ?』って感じでしょ?(笑)」



2010年の仕事について

舞台『ジッパー!』
飯田「今年は久しぶりにお芝居に出ました。早口で喋る役で、自分と全然違う役だったんでたいへんだったんですけど…。お芝居の時って、舞台裏ですごく集中するんですね。たいへんだったけど、とても勉強になりました」


モーニング娘。一期イベント
飯田「自分たちでやりたいって思っていたイベントが実現出来て、嬉しかったですね」


テレビ。
飯田「バラエティ番組にも出させていただいて、ある番組では、八代亜紀さんの歌を唄わせていただきました」
と、『芸能人カラオケ年の差グランプリ!!』(TBS。9月27日放送)でのエピソード。
飯田「その番組は歌を100曲憶えて行って、でも、何の曲を唄うかは本番までわからないんですね。で、八代亜紀さんの『雨の慕情』を唄うことになって…。スタジオに八代亜紀さんもいらっしゃるんですよ。ものすごい緊張で…、だからあんまりうまく唄えなかったんですけど。あとで八代亜紀さんの楽屋に行ったら、『ありがとう、これからも唄ってね』って言われて、泣いてしまいました…」


というわけで、その時のリベンジ――。



04.雨の慕情(八代亜紀)
05.彩り(Mr.Children)



孤独から彩りを求めて

飯田「『彩り』は、家で絵を描いている時によく聴いていて、うまくいかなくて、捨てちゃう時もあるんですけど、そういう孤独な作業をしている時にこの歌詞を聴くと、ぐっと来ます」


「憧れにはほど遠くって」「ゴミ箱へと捨てるのがオチ」
「僕のした単純作業が この世界を回りまわって まだ出会ったこともない人の 笑い声を作ってゆく…」
なるほどね。



東京の冬の思い出。
飯田「北海道は鼻の中が凍るくらい寒いんですけど、東京は雪が降ってなくて、窓から外を見ると、寒くなさそうじゃないのに寒い…」
客席<(笑)
飯田「私、デビューが決まって、東京に来たのがこのちょっと前の時期なんですね」


11月30日にメジャーデビューが決まって…、そうだよな。


飯田「初めて親元を離れて迎える冬で、寂しかった、心が寒かった…っていうのもあって、とても寒かったのを憶えています」





――つづけ――