南アルプス天然少年団

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通りすがりの傍観者の足跡。

電球を替えるということ

中澤裕子殿

朝に。。。
電球を変えてもらった
こういう事もなんでも家の事は今まで自分でやってたわけだけど。。。
いやいや。。。今だってお腹おっきくなきゃ自分でやれる事だけど。。。
お願いして甘えられるって嬉しいものだ

http://ameblo.jp/nakazawa-yuko/entry-11341473446.html

「電球を替える」という行為は、お父さんだったりお兄ちゃんだったり彼氏だったりの大いなる存在意義なのである。
それが昨今、LED電球などというものが出来てしまって、寿命の長いものだと20年くらいもつのだという。
以前、TVで秋野暢子女史が、
「じゃ、私、今替えたら一生替えなくていいんだ!」
と、発言してスタジオの爆笑をかっていたが、ということは近い将来、いい歳した男が、
「生まれてから電球なんて替えたことないよ…」
なんて情けないことを言う事態がおこるわけである。


筆者の知人である、ある女性。女性ばかりの環境で育った彼女は、結婚して男の子を生んだ。
やがて男の子が幼稚園にあがり、夏休みに旦那氏の実家に帰省した際、旦那氏が息子にトンボやカブトムシの捕まえ方を熱心に教え、息子が父親を尊敬の眼差しで見ているのを見て、
「それでようやく私、男の人の価値というものがわかったんです」
と、彼女は筆者に語ったのである。
「つまり、男の人の価値というのは、生きていく上で必要のないことをどれだけ知っているか、なんですね」
(そのあと筆者は彼女に「だからあなたはすごい男性です」と言われ、えーと、これは喜んでいいのか悲しんだらいいのか…?)


違うのだよ。
トンボやらカブトムシやらの捕まえ方は狩猟につながることで、大昔は生きていくことで絶対必要なことだったのだよ。
文明が進めば、男の役割は減っていく。
でも、文明は進めなければならないから男は日々働く。
男は日々働くことによって、その役割を減らしていくわけだ(笑)
この矛盾に耐えなければ。