南アルプス天然少年団

南アルプス天然少年団

通りすがりの傍観者の足跡。

『南波一海のアイドル三十六房』(3/13)アップアップガールズ(仮)その2・歌メンツ以外の歌の悩みの卷

■TOWER RECORDOMMUNE SHIBUYA レギュラー番組「南波一海のアイドル三十六房」
配信先: タワーレコードミューン シブヤ http://towerrecordommune.jp/
放送日時: 2013年3月13日(水)21:30〜
【ゲスト】仙石みなみ古川小夏森咲樹佐藤綾乃(アップアップガールズ(仮))
【ライブゲスト】BELLRING少女ハート
【司会】南波一海(音楽ライター)、嶺脇育夫(タワーレコード株式会社代表取締役社長)

http://tower.jp/company/pressrelease/2013/3/06

大人への卒業及び進級

さて、本日のアプガは18歳以上のメンバーが出演ということで、
南波「年上メンならではの話を聞けたらいいなと思って」
森「いいですね。今日しか出来ないですよ」
南波「まず、佐藤さんは高校卒業」
客席<拍手
古川「出来たの?(笑)」
佐藤「そう! 握手会とかでも『卒業出来るの?』とかめっちゃ言われるんですけど、出来るんです、私!」
客席、拍手の中、一部「工工エエェェ(´Д`)ェェエエ工工」の声。
佐藤「おかしいでしょ! …自分でもびっくりしたけど出来るんですよ(笑)」
森「私も大学二年生になれるんですよ。昨日、家に通知表が届いて、健康診断とか二年生の説明会の紙とか入ってて、『良かった、二年生になれるー♪』って(笑)」
客席<拍手
佐藤「そっちの二人は?(笑)」
と、社会人の二人に話を振る。
古川「卒業? もうちょっとかかるんですよ、大人の女になるために…(笑)」
南波「大人じゃないですか」
仙石「キター!」
客席<(笑)
仙石「でも、こなっちゃんの方が大人っぽいって言われる…」
古川「当然ですよ」
南波「しっかりしてますよね」
仙石「裏番長であるので裏オーラ? そういうのが出てるんですよ」
古川「どういう空気???」
仙石「裏の空気」
客席<爆笑
古川「裏方の方が向いてるみたいじゃない!」
佐藤「最近老けた」
客席<(笑)
南波「最近て、いつくらいからですか?」
佐藤「ここ一週間…」
南波「最近だ(笑)」
佐藤「最近ツインテールにしてるんですけど、それがイタいんです」
古川「そう、自分でも鏡見て…(苦笑)」
佐藤「でもイタいけど可愛いからいいよ」
古川「褒められてるんだかどうなんだか…(苦笑)」
佐藤「褒めてる、褒めてる(笑)」
客席<(笑)


アプガ内歌割り争奪戦

森「この4人で居ると7人で居る時と雰囲気違うよね?」
南波「ちょっと落ち着きがある?」
古川「そうですね」
南波「逆に3人に若さを感じることがある?」
古川「子供だな、って思います。基本、会話が同じこと2回言わなきゃならないんですけど、4人で居ると1回で済むんで会話がスムーズですね(笑)」
南波「パフォーマンス面ではどうですか? 3人の方がエネルギッシュだなとか…」
佐藤「歌メンツが下に居ますから…」
古川「それ言っちゃった?(笑)」
南波「全然いいですよ、夜だし」
佐藤「言いたいこと言っていいですか?」
客席<おおお…!
佐藤「歌唱メンツが下に居るんで、この間仙台で『申し訳ないと』(3/9『(有)申し訳ないと@仙台Rensa』)にこの4人で出たんですけど、声低いなーって(苦笑) やっぱ歌メンツ必要だなって思いましたね」
古川「思った、思った…」
森「でも、ぶっちゃけ悔しいわけですよ。“2トップ”って言われて…! 嵐さん、5人居て皆さん歌うまいじゃないですか? 5人でまわしていって」
古川「あー、そうだね」
森「2人歌割り多いんで、おいしいとこ持ってかれてますね」
古川「森さん、ちょいちょい持ってってるよ(笑)」
仙石「『女のコだもん♪』とか」(『なめんな!アシガールズ』)
森「7人平等に唄った方がいいじゃないですか。ダメ…?(笑)」
南波「つるっと一曲分唄って、あがってきたの聴いて歌割りわかるシステム?」
佐藤「基本そうですね」
古川「決まってるのかもしれないんですけど、私たちは知らない状態でレコーディングしてます」
南波「それで出来上がったの聴いて、『くそっ!』」
客席+メンバー<爆笑
南波「『あそこうまくいったのになー』みたいな」
仙石「あ、それあります。レコーディングでうまく奏でられたと思ったのに…」
南波「“奏でる”?(笑)」
仙石「『この歌詞好き♪』とか」
森「それある!」
仙石「みんなそれぞれあるんですよ。ここ唄いたいってところに違う人の名前があると『取られた…(凹)』みたいな」
南波「あるんだやっぱり…」
嶺脇「ハモりとかも全部録るんですか?」
仙石「はい。その場でポンポンと弾いていただいて」
嶺脇「今回ラップがありますが…」
森「そうなんです、聞いてくださいよ!」
と、勢い良く立ち上がる。
古川「立った、立った!(笑)」
南波「立ち上がった…(笑)」
森「『SAKURA DRIVE』の『Day by day…』ってまあなの、新井愛瞳ちゃんのパートがあるんですけど、私『Day by day』ってすごい言いたかったのに、その一行下のところで…。もう一行上やりたかったー」
古川「わかる。そのフレーズ、小夏も好きだもん」
嶺脇「人気フレーズなんだ(笑)」
南波「じゃ、ラップも全部やったんだ」
古川「そうです。そこは全然決まってなくて、私も『Day by day』やりたかったんですけど、レコーディングの時一回もうまくいかなかったんで、そこ来なくて良かったと思いました(笑)」
南波「あ、そういうこともあるんですね」
古川「逆もありますね。ここちょっと苦手だなってところがないと安心しますね(笑)」


佐藤綾乃〜絶対来ないで!ってとこが来ちゃいました〜

南波「じゃ逆に、ここちょっと苦手だなってとこが歌割りで来たこともあったんですか?」
佐藤「あった…!!!」
と、声を上げる。
佐藤「あったんですけど…、どこだか忘れちゃった…」
南波「克服しつつあるんだ」
佐藤「今は好きになりつつあるんですけど、音とれなくて…。いや、基本私、音とれないんですけど(苦笑)」
客席<(笑)
佐藤「ここはどうしても音とれないってとこがあって…」
古川「『サイリウム』?」
佐藤「あーそうだ! 『サイリウム』だ! 『♪空に高く上げてみよう』だ! 絶対来ないで!ってとこが来ちゃいました…。今でも音とれないです」
南波「じゃ、そこが皆さん、注目ポイントだ(笑)」
佐藤「あ、言っちゃった!!!」
客席<(笑)
古川「私もいくつかあるんですけど、言うと怖いんで言わないです」
客席<工工エエェェ(´Д`)ェェエエ工工
仙石「言おうよ。今日は本音の会だよ」
森「夜だから」
古川「『夜だから大丈夫』って意味がわかんない!」
南波「まぁネットで観られますからね。メンバーも観てるかもしれない…(笑)」
4人「あっ!!!!!!」
客席<爆笑
森「(カメラに向かって)ゴメンゴメンゴメン!!!!」
古川「モリサキがその座狙ってるよー!(笑)」
森「『Day by day』、私唄いたいの、まあな!」
古川「それ、まあなに言ってもなぁ…」
森「そうか…(笑)」
南波「歌でもっと前に出て行きたい?」
すると4人、不思議な沈黙。
南波「そのへんどうなの?」
佐藤「私はもっと唄いたいですけど、やっぱ音とれないですから(苦笑)」
南波「ホントに苦手なの?」
佐藤「苦手です。ライブ映像とかあとでYouTubeにあがったりするんですけど、家で流してると、お母さんが『今の誰が唄ってるの?』『私です』『音外れてるじゃない!』って…(苦笑) 前は私、音外してる自覚がなかったんですけど、最近やっと自分で聴き分けることが出来るようになったんで、一歩成長かなって思います」


リスペクトモリサキ

森「私は自分のクセが嫌いなんですよ」
仙石「大好き!」
古川「なくなっちゃやだ!」
森「みんな言ってくれるんですけど、唄い方にクセがあるみたいで…」
なんというか、ちょっと艶っぽい唄い方をする人。“先輩”で例えるとモーニング娘。時代後期の飯田圭織殿。筆者も好きですが。
佐藤「唄って」
森「『♪そっけない振りしてもぎこちないから〜』」(『バレバレ I LOVE YOU』)
途中から隣の古川殿もモノマネで参加(笑)
仙石「これ、大好き♪」
森「明梨ちゃん…、佐保明梨ちゃんとかもすごくマネして、すごい似てるんですけど…(苦笑)」
このあと、『Burn the fire!!』の森ソロパート「♪希望が時に残酷で〜」古川モノマネ独演会。
古川+客席<爆笑
森「バカにしてんでしょっ!」
と、ど突く。
森「好きだって言ってくれるんですけど…」
古川「(森モノマネで)『スリー・トゥー・ワン!』」(『チョッパー☆チョッパー』)
古川+客席<爆笑
森「『バカにしてるんじゃない、リスペクトだ』って言うんですけど…」
嶺脇「どう見てもバカにしてますよね(笑)」
森「バカにしてますよね!? それがすごい悔しくて!」

古川「リスペクトだってば!」
森「直したいなって思うんですけど…」
古川「ダメっ!」
森「クセは森ティらしさも出しつつ、もっとカッコ良く唄えるようになればいいなと思います」
南波「抑揚つけちゃうんですね」
佐藤「でも、メンバー7人居て誰の声かすぐわかるからいいよ」
古川「なんならモリサキの声聴いてウチらの歌だってわかるもん」
森「ありがとう。なんか嬉しいわ」
南波「レコーディングで平坦に唄おうとかするんですか?」
森「ありますね」
古川「えええ???」
と、思わず声を上げる。
客席<(笑)
古川「モリサキの本音トークが出てから、私、心の声が抑えられない…(笑)」
森「ライブとかでも気をつけて…。ボイトレの先生にもアドバイスをいただいて。でも、生まれ持ったクセなんでなかなか直らないです」
南波「でも、みんな好きって言ってんだから、いいじゃないですか? むしろ伸ばす方向でも」
仙石「私のレコーディングのときでも、ディレクターのmichitomoさんが森ティの唄い方で指示してくるんです」
2.5D決戦の時もmichitomo氏、さかんに森ティモノマネやってました(笑)
アップアップガールズ(仮)2.5D頂上決戦!一戦目(LIVE FULL) - YouTube(9:55あたりから)
仙石「みんなリスペクトだから!(笑)」


古川小夏〜自分がいちばん輝けるところ〜

南波「古川さんは…?」
古川「苦手ですねー」
仙石「『SAKURA DRIVE』のラップのとことか、めっちゃカッコ良かったよ」
古川「私、リズム感がないんで、ラップとか不安です。いちばん苦手なのは『イチバンガールズ!』ですね」
森「言っちゃったよ…!(笑)」
古川「あの曲テンポが早いんで、レコーディングの時も超分割して録りました。(歌割りが)4行くらいあるんですけど、1行ずつ録ってもらって。それでもたいへんで、ライブの時はいっぱいいっぱいですね」
南波「苦手な気持ちと、もっと歌割り欲しいって気持ちって相反するものじゃないですか」
古川「そうですね。初めは歌割り欲しかったですね…」
南波「“初めは”? …今は?」
古川「今は安心してステージに立ちたいなって!(苦笑)」
南波「そうなんだ(笑)」
古川「でも、ステージで暴れまわるのはあの二人には出来ないじゃないですか」
森「明梨のダンスは激しいよ」
古川「激しいのと暑苦しいのは違うからね!」
森「すいませんでした(笑)」
客席<(笑)
古川「無理して自分がやりたいことが出来なくなるよりかは、お互い補いあってステージをいいものにしたいなって気持ちの方が最近強くなったんですよ。それからは歌割りにこだわりはなくなって、自分が歌いやすいところを唄って…(苦笑)」
森「言い方、もっとちょっと…(笑)」
南波「“自分がいちばん輝けるところがあればいい”。役割分担的なことですかね?」
古川「自分がやれることがあるなって思ってますね」




――つづけ――