リーダー(仮)行状記
続いて、年少組（佐保関根新井）による朗読劇。
年長組は一旦退場しようとするが、ステージ下手に椅子が用意され、
佐保明梨「みーこはそこで観てて」
関根梓「主賓だからね」
古川小夏「いいなー。みーこ楽しんで！」
と、退場。
仙石みなみ「すごい！私、お客さんだね♪」
と、喜んで椅子に腰掛けるが…。
05. 朗読劇/佐保関根新井
佐保「『念願の横浜BLITZでの大決戦を無事に終了し、アップアップガールズ(仮)の第二章が幕を開けた。アプガの第二章が始まるにあたって、重要なのはやはり、リーダー(仮)だと思う。しかしそんなリーダー(仮)の仙石みなみは、(仮)だけに頼りない』…」
客席＜爆笑
関根「『仙石みなみは大事なところでミスをする。新曲の初披露で歌詞を飛ばしたり、MCの時会場名を間違えたり。メンバー全員顔が真っ青になる。しかし、本人はまったく気にせず笑っている。メンバー全員イラッとする瞬間である』…」
客席＜爆笑＋拍手
新井愛瞳「『仙石みなみはよく星の髪飾りをつけている。星の数はひとつだったり、ふたつだったり、三つだったり、その日によって違う。どうやらこの星の髪飾りに強いこだわりがあるらしい。以前、その髪飾りを貸してほしいと頼んだところ、ものすごい勢いで拒否された。私はとても怖かった』…」*1
客席＜爆笑
佐保「『仙石みなみは、私が人と電話していると会話に入ってくる』…」
客席＜爆笑
佐保「『私が姉と電話していた時、私の携帯を取り上げて、「ウチの明梨がいつもお世話になっています」と言っていた』…」
客席＜爆笑
そりゃ立場が逆だ(笑)
佐保「『「明梨のお姉ちゃんは何キャラですか？」と訊いたりする。馴れ馴れしいにもほどがある』…」
客席＜爆笑＋拍手
でも、最後にはちょっとだけ、
関根「『そんなおかしなリーダー(仮)の仙石みなみ。しかし周りが見えていないようで、実はメンバーのことをしっかり見てくれている。私がベタベタくっついても受け止めてくれる』…」
新井「『私が空気を読まなすぎた時は、きちんと注意してくれる』…」
…と、ほんのちょっとだけ褒めるとウルウルしてしまう最年長。
佐保「『私がどれだけ思い切りパイ投げしても、笑顔で「大丈夫だよ」って言ってくれる。素敵なリーダー(仮)だ』…」
客席＜爆笑
これは…？
佐保「『そんな仙石みなみ率いるアプガは、横ブリのあとも「渋デジ」「LiVE GiRLPOP」「KAWAii!! MATSURi」など、たくさんのイベントに出演し、さらに攻め続けている』…」
朗読劇の最後は、横ブリの時と同じように、
「『そして、今…！』」
のセリフのあと本を閉じ、年長組も合流してメンバー全員で円陣→次の曲へ…の流れでサプライズその２。
サプライズその２
再登場した年長組の最後尾で、森咲樹殿が後ろ手でパイを持っている。
客席から少し笑いが起こるが、メンバーは仙石殿を中心にして円陣を組み、
古川「今日はみーこのお誕生日です。盛り上げていきましょう！…」
などと声をかけているなか、円陣の輪の中から新井殿一人が顔を客席に向け、口に指を当てて「しー！」の合図を送る。
気合い入れ、仙石「アップアップガールズ！」→全員「カッコカリ！」のあと、次の曲（『Cake House』）の冒頭のフォーメーションに入るメンバー。
その間、森→佐保とパイがパスされる。
まるでラグビー。スクラムハーフからサイドアタックをかけるナンバー８へのきれいなパス。
そして、ステージ最前、先頭のポジションについた仙石殿の顔面に、真横から佐保氏のパイ投げが炸裂！
ステージ上に飛び散るパイ。
客席＜爆笑＋拍手
メンバー、歓声を上げてハイタッチ。
新井「ドッキリ大成功ー♪」
客席＜拍手(笑)
古川「みーこ、“大丈夫”？(笑)」
仙石「大丈夫…(苦笑)」
客席＜爆笑
仙石「涙とパイが混じっちゃった…。朗読劇で感動して涙止まらなくなっちゃって……(苦笑)」
新井「どこに！？感動した！？」
客席＜爆笑
森「ケチョンケチョンに言われてたけどね(笑)」
仙石「笑うと涙が出るんですよ。そっから涙が止まらなくなって号泣して、『私の好きな曲に行くぞ』って気合い入れたのに…。なんでパイ投げ…？(苦笑)」
客席＜爆笑
仙石「あ、星（髪飾り）もパイまみれだ…(苦笑)」
ステージ床に飛び散ったパイはスタッフが大急ぎで拭きとるが、
古川「じゃ、その好きな曲をやろうか！」
仙石「え？ 涙とパイが混じってるよ、いいの？」
と、約一名パイまみれのままライブ再開。
――つづけ――
*1:この翌日の誕生日当日のニコ生にて、仙石「昨日は21歳最後なので星ひとつだった。今日は22歳なので星二つ」と語っている。
