南アルプス天然少年団

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通りすがりの傍観者の足跡。

『上々少女's』#75 佐保明梨、地獄の(?)生誕祭

アップアップガールズ(仮)の定期公演に密着!
佐保明梨のぶっ飛んだ生誕祭の模様をお届け
パジャマトーク森咲樹ならではの悩みを告白!!
また、嬉しいお知らせをいち早くお見せします

http://mv.tv-asahi.co.jp/douga/uugirl/76


今回は、問題(?)の佐保明梨氏生誕公演の舞台裏。


テーマは“破壊”

かつてない佐保地獄

2013年6月9日、TFMホール。
控室。
佐保「今日が最後になるかもしれないので…」
スタッフ「何がですか?」
佐保「人生がです」
古川小夏「明梨さんの公演、ホントに…」
佐保「私の公演で何人なくなってしまうのかと思うと…(泣きマネ)」
スタッフ「そんなにハードなんですか?」
新井愛瞳「だって、PandaBoYさんのDJ MIXやるんですよ。15分くらいの曲。それプラス30分…、5分、6分の6曲やるんで」

今回、佐保の生誕祭公演でメンバーは14分の“アプガのメドレー曲”を初披露する

壁に貼られた進行表。

『PandaBoY DJ MIX』 0:13:56

のところが、クローズアップされる。

さらにそのメドレー曲以外に8曲も歌う予定
1時間の公演のうち54分間は踊っていることになる

新井「ふざけてるよね!」
スタッフ「なんでそんなことをするんですか?」
佐保「MCがほとんどないんです、私の公演」
スタッフ「テーマはなんなんですか?」
佐保「“破壊”です」


リハーサル

なぜ破壊をテーマに?
仙石みなみ「なんでやねんっ!」
佐保「やっぱり18歳も破壊活動は続けていきたいなっていう気持ちとして、その第一歩として、破壊しようと思う」
 〃「私らしい公演をしたかったんですよ。だからやっぱりハードな感じ。みんなが『ヒィヒィ』言う感じがやっぱり破壊なのかなぁ?って思ったので。とにかく辛いです。地獄のセットリストをやりたいと思います」
スタッフ「メンバーを巻き込むわけですね?」
佐保「そうですね。お客さんもメンバーも巻き込んで」
仙石「佐保明梨のソロコーナーならわかる!」


午前11:00、リハーサル。
新井「来たよ、15分…」
「15分…」と、戦々恐々のメンバー。


佐保「メンバーもお客さんも自分も破壊するようなセットリストです」
スタッフ「その先には何があるんですか?」
佐保「そりゃもう、やってみないとわかんないですねぇ(笑) たぶん誰もやったことない未知の世界ですよ」
スタッフ「『六本木決戦(仮)』とかピークじゃないか?って。きついセットリストじゃないかなって思うんですが…」
佐保「あんなの全然気にならない。ギネスに載ってもいいんじゃないかな?って思うんですけど。公演自体(の時間)はみんな(の生誕祭)と同じなんですけど、みんなはMCとかコーナーとかがあるんですけど、私はそれをやらずに目一杯曲だけで使う感じ。しかも激しい曲ばっかり選んだ…」
スタッフ「メンバーからブーイングとか出なかったんですか?」
佐保「ブーイングされてないですけど、みんな『えーっ?』ってなってました(笑) 『ウソでしょ?』みたいな(笑) なんだかんだやってくれる感じですけど」


リハーサル終了。
汗だくで、ステージ端に座り込むメンバー。
特に“メンバー1汗っかき”の佐藤綾乃殿は既に公演後みたいな状態。
仙石「今日もう本番終わった…?(笑)」
新井「ううん、まだこれから!(笑) これからね、古川さんプロデュースの公演!(笑)」
古川「これから3公演ってことか…(苦笑)」
森咲樹「わーお…」
仙石「みーこ、ひとっ風呂浴びた感じ…(苦笑)」
新井「大丈夫? 関根さーん、生きてるー?」
関根梓「ヤバい…、これヤバい…」
あぐらをかいたままで身体が前に折れ、顔が床についている状態。
森「軟体動物だ…(笑)」


仙石「昨日ですよ、リハやったのこれ。昨日初めてリハやって、明梨がどこに何入るみたいなの教えてくれて、みんなで合わせたのが昨日の夜なんですよ。で、詰め込んで来て今日本番みたいな…。全然入ってないです、身体に…」
 〃「アルバムに入ってるDJ MIX、PandaBoYさんが作った…、いっぱい入った…。聴く用で、本番ではやらないじゃないですか。なのに佐保さんは“破壊的な方”なので、それを本番でやりたいと言って、わざわざカラオケ頼んだんです、唄えるように。だからわざわざ今回用にDJ MIXのオケを作っていただいて…」

仙石「メドレーで7、8曲唄ってるんですけど、それ全部連続で唄うんで、これ一回通すと15分かかるんで、昨日2回通したら30分かかっちゃった。ハハ…」
と、もう笑うしかない、といった表情。


本番5分前。
控室。
新井「合計41分!」
森「死んでしまう、41分なんて…」
佐保氏は空手胴着に着替えて、他メンバーも続いてステージへ向かう。
通路。
仙石「マジ次のはヤバいいくさじゃ…。アプガ史上これはヤバいんじゃないかっていういくさじゃ…。どうしよう、生きて帰って来れるかな…」


開演直前、ステージそば通路。
佐保「みんなゴメンねー♪」
古川「ホントだよっ!(怒)」
佐保「みんななら出来るって思ってやったからさ♪」
新井「今言うな!(怒)」
仙石「生きて帰ってから言って下さい」
佐保「みんなのこと信じてるよ♪」
関根「ホントに信じてくれてるの? ありがと!」
佐保「ヤバい! お腹痛い…」


女子会つづき

『対バン行脚〜福岡決戦〜』前夜の旅館にて、年長組で行われたぶっちゃけトークの続き。
今回は女子大生・森咲樹殿の悩み。
森「悩みか…」
 〃「“二足のわらじが履けない”…」
仙石古川佐藤「あー」
森「明梨とかあずとかもそう思ってるかもしれないけど、なんか大学生をしてる気がしない…」
仙石「あー、確かに」
森「仕事も最近充実してるから、仕事は仕事で楽しい分、学生生活っていうのが…。楽しくないわけじゃないけど、学校の友達とかサークルに入ったりしてるし、春休みとかみんなで旅行に行ったりもしてるし。でもウチは…」
古川「仕事だよねー」
森「仕事じゃん」
〃「なんか資格取りたい。せっかく大学生してるし、資格とか取れるんだ。でも、仕事で覚えなきゃいけないことが多くて。で、結果、無理だってなっちゃう」
佐藤「学生ならではだね…」
森「一人暮らしをしたい。でもね…」
古川「でも、出来ないかもしれないって話になったじゃん」
森「そう。仕事でたいへんなことがあった時に、帰って泣いたのね。その時にママが励ましの言葉をくれたの。その時に私は(一人暮らし)出来ないなと思った…」
古川「その時だけ帰ればいいじゃん?(笑)」
森「帰れない距離じゃないからね(笑)」
古川「海外とかじゃないから」
森「一人暮らししたいなってめっちゃ思う。一人暮らしっていうか、上京したい」
古川「遠いもんね」
仙石「たいへんだよ…」
古川「旅行だもんね」
森「電車で2時間くらいかかる」
古川「往復出来ちゃうのよ、ウチらなんて」
仙石佐藤「うん」
古川「すごいね。よくそこまでして続けられるね」
森「めっちゃ思う」
古川「楽しい?」
森「楽しいよ」
古川「じゃなかったらここまで来ないわな」
森「あずとかもっとだもん。長野から通ってるんだよ」
佐藤「ホントすごいって思う」
古川「長野行ったじゃん? 『遠!』って思ったもん」
仙石「遠かった…」
古川「長野着いてからも遠かったし…。しかもあの人の家のもっと手前だったんでしょ? 長野の中でいちばん近い駅だったんでしょ?あの時。『そこじゃない』って言ってたじゃん?」
仙石「たいへんだね。通うだけで」
古川「あたし無理だと思ったもん」
佐藤「尊敬だよね…」


開演

再び、ステージそば通路。
新井「ママOK?」
佐藤「ママOK! 倒れてもいいや!(笑)」
佐保「死にたくないよー! みんな天国で会おうね!」
関根「私の公演が天国だから!」
古川「私の公演が地獄だったらどうしよう?(笑)」
佐藤「みんな白旗持った?」
新井「持ったー♪」
関根「持ってない…」
森「ハケる時は白旗振ってから(笑)」
円陣。
仙石「今日一番のヤマ場が来ました! そんなヤマ場を作った佐保さん、ひとことお願いします!」
佐保「みんな! We can do it!!」
全員「Yeahー!」
気合入れ、この回は佐保氏リード。
佐保「アップアップガールズ…!」
全員「カッコカリ!!」
 〃「生きて帰ろうー!!」


ステージ袖。
ステージスタッフ「いいですか? 始めますよ」
佐保「はい」
客電が消え、胴着を着た佐保氏が一人でステージへ向かう。
客席からどよめきの声。
黒い布がはがされ、ブロックに乗った板が現れる。
それぞれ3枚、4枚、5枚、6枚で計18枚。
佐保氏、順に板を割り、礼をして去る。
客席<えええ…?
再びステージ袖。
古川「この流れ、笑うわ(笑)」
『overture(仮)』が流れるなか、急いで空手着から衣装へ。
古川殿が上着を着せる。

地獄のセットリスト公演開幕

一曲目、『アッパーカット!』。


2曲終わってMC。
佐保「私のバースデー公演ということなので、私がセットリストとか全部プロデュースしての公演になっているんですけども、今回の私のテーマはですね、ズバリ、“破壊公演”です!」
客席<爆笑
古川「頭でなんとなくわかるでしょ?」
佐保「最初の板、割らせていただいたんですけど、歳の数、18枚割って破壊しているので、このままライブで破壊し続けていきたいと思います!」
客席<おおおお!
佐保「準備はいいですかー!」
客席<おーっ!!!


38分間耐久ライブ

ここから6曲連続(38分間)
ノンストップブロックに突入

No. 曲名 時間
03 チョッパー☆チョッパー 04:27
04 リスペクトーキョー 04:18
05 ガーリーズハイ 04:32
06 Burn the fire!! 05:11
07 PandaBoY DJ MIX 13:56
08 Next Stage 06:06


『チョッパー☆チョッパー』『リスペクトーキョー』『ガーリーズハイ』『Burn the fire!!』と、4曲終わり、

そしていよいよ14分のメドレー曲へ

佐保「はい、続いてはこのメドレーで盛り上がって行きましょう!」
客席<おおお…?
冒頭の「みなさんこんにちはアップアップガールズ(仮)です!」と、イントロでどよめく客席。


さらに『Next Stage』。
終了後、佐保氏以外のメンバーはそのままステージに倒れたり膝に手をついたり…。
佐保「はい、6曲連続で聴いていただきました。ありがとうございまーす!」
客席<拍手
新井「『6曲』じゃないよね、もうね…!」
古川「なによ、軽く『6曲♪』だよっ! 1曲14分もかかってるじゃないか!」
客席<爆笑
新井「合計45分だよ…」
佐保「皆さん、破壊されましたかー?」
客席<おーっ!(笑)
佐保「テーマが“破壊”ということで、今までやってきたライブの中で一番長く唄い続けたんじゃないかってくらい唄ったし…」
客席<爆笑
佐保「初めて、1stアルバムに入ってるPandaBoYさんのDJ MIXをやりたかったんで、機会を狙ってて、今回出来たので嬉しかったです。ありがとうございました!」
客席<拍手
佐藤「明梨らしいよね。テーマは“破壊”って言ってさ、まさかDJ MIXなんてやるとは思わなかったし(笑)」
客席<爆笑
新井「DJ MIXだけならいいじゃん。まさかの『チョッパー☆チョッパー』→『リスペクトーキョー』→『ガーリーズハイ』→『Burn the fire!!』→『PandaBoY DJ MIX』だよ!」
客席<爆笑
佐藤「…しかも『Next Stage』だよ」
佐保「すごいでしょ。すごい楽しかった♪」
と、水を取りに駆け出す。
客席<爆笑
古川「そんなこと言われたらねぇ…」
と、呆れ顔。
佐保「良かったです。みんなが楽しかったって♪」
客席<拍手(笑)


終演後

スタッフに笑顔と拍手で迎えられるメンバー。
佐保「生きて帰って来たー! ありがとうございました!」
「生きてるー!」「よかったー!」と、抱き合うメンバー。


佐保「唄ってる途中にみんなと目が合うと、若干睨まれるんですよ(苦笑) 『くっそー、こんなセットリストやりやがって!』みたいな感じの目を送って来たんですけど。とくに小悪魔さん(笑)」
関根「きらっ♡」
森「私、初めてアカリにキレたかもしれないです(笑)」
佐保「みんなにめっちゃ反感かったセットリストだったんですけど…」
スタッフ「感じてました?」
佐保「感じてましたよ。どうなるかと思いましたけど、みんな文句言いながらもついて来てくれて。なんかすごかったです、達成感が、終わったあとの。久しぶりに瀬戸際に…、倒れるか倒れないかみたいなのが楽しかったです(笑)」

18歳の佐保明梨

佐保「これからは先頭を切って、今までやらなかったこととかにも私が積極的に行って、それにみんなが…嫌々かもしれないけど…ついて来てくれたら、またどんどん違ったアプガになっていけるんじゃないかって思います」


速報

6月23日の『@JAM』(Zepp Diver City)にて、サプライズ発表された模様の一部始終。
夏のライブツアーの告知をしていた時のこと。
新井「…なので皆さん、よかったら遊びに来て下さい!」
全員「よろしくお願いしまーす!」
すると、突如映像と音が流れ始める。
「何?何?何?」しゃがみこむ

緊急発表


(今年に入ってからサプライズ発表も映像を使うことが増え、だんだんお金かかってきた)

横ブリSOLD OUT直前!?

ということで…

2013年9月16日

メンバー「こわいこわいこわい…」
10秒前からは観客のカウントダウンが始まる。

赤坂BLITZ 2公演

「やったー!」
観客と一緒に万歳三唱。
森「赤坂BLITZ決まったので、まだまだアプガアップアップして行きますので、皆さん応援よろしくお願いします!」
客席<拍手


出番終了後、不安そうなメンバー。
関根「2公演ですよね? 横ブリ1公演なのに…」
古川「2本になっちゃう…」
新井「3000人来る…? ヤバいヤバい…」
佐藤「来るの!」
森「来る来る!」
佐藤「来るんだよっ!」
 〃「怖ーい(泣) 怖いけど来るの!」
新井「来るよね。ごめんね! 弱気になったウチらが悪かった、ゴメンね!」
関根「弱気になってないよ」
新井「泣くな!」



次回は関根梓生誕公演。