南アルプス天然少年団

南アルプス天然少年団

通りすがりの傍観者の足跡。

劇団のように






℃-uteの単独公演を観たのは、ライブではなく、舞台であった。

劇団ゲキハロ第4回公演 『携帯小説家
日時
2008年10月17日〜2008年10月26日
出演
梅田えりか(℃-ute)/矢島舞美(℃-ute)/中島早貴(℃-ute)/鈴木愛理 (℃-ute)/岡井千聖(℃-ute)/萩原舞(℃-ute)/有原栞菜(℃-ute)/あいざわ元気/久保木秀直(大人の麦茶)/眞賀里知乃(大人の 麦茶)/谷中田善規(散歩道楽)/郷志郎(散歩道楽)/キムユス(散歩道楽)/植木まなぶ(散歩道楽)/椎名茸ノ介(散歩道楽)/ヒルタ街(散歩道楽)/村上東奈
脚本/演出
太田善也散歩道楽

http://gekijyo.net/Gekipro/stage/2013/12/4-1.html


観に行ったのは、同じ太田氏の作・演出、散歩道楽共演によるメロン記念日主演舞台『かば』を観て、太田氏と散歩道楽とが、今度は℃-uteの7人(当時)をどう料理するか?に興味があったからである。
面白かった。
超のつくお嬢様(鈴木愛理)、なんでも笑いに持って行こうとする(岡井千聖)、最年少だが時々一番大人っぽいことを言う(萩原舞)…などなど、各メンバーの役柄もそれぞれ素のキャラクターをデフォルメしたものだったように思う。
メロン記念日が解散した時、
メロン記念日が解散するのは、まるでひとつの劇団が解散するような…」
と、太田氏が表現していたのが強く印象に残っている。
曰く、
「あの4人にしか出せない空気感があったから…」
「(『かば』の最後の4人だけの場面)最初の稽古からもうすでに出来上がっていて…」
その後月日は流れて、散歩道楽も解散した。
今、太田氏の目には、℃-uteやアプガやアンジュルムは劇団のように見えているだろうか。