南アルプス天然少年団

南アルプス天然少年団

通りすがりの傍観者の足跡。

『FAMILY OF THE DEAD』11/21アフタートークショー

『FAMILY OF THE DEAD』公演終了につき、ネタバレ制御機能かなり緩和中。
会話中、芝居のラストや登場人物たちの「その後」についても触れているので、未見でDVDを楽しみにされている方は気をつけてお読み下さい。



段取り

カーテンコールの後の段取りは、前日同様。
役者一同ハケる→進行役の演出・中村純壱郎氏が登場→ゾンビ役の皆さんが椅子・マイクをセッティング→中村氏適当にイジりながら→セッティングを終え、お母さん役が正座して客席に丁寧に一礼して退場→メロン記念日勢階段から登場。
メロン記念日のテーマ。
舞台下手より中村氏、斉藤瞳村田めぐみ大谷雅恵の順で着席。


中村氏を見て、
斉藤「今日はちょっと落ち着いてる感じ(笑)」
手元のカンペを見て、
大谷「あれ?…でも今日はカンペなしでやる、って言ってたのに(笑)」
中村「そうなの?(笑)」




なお、基本的に質問内容は前日とほとんど同じだったりする。



今回また、トノチョ’に出演することになって

斉藤「前回が火星人で今回がゾンビ。トノチョ’さんて異空間だなぁ〜と。この前のも座敷わらしが出て来たし」
中村「妄想が好きなんです」
斉藤「出演出来て嬉しいです」


村田「ゾンビの話だって聞いて、私、ゾンビやりたい!って言ったんです」
中村「言ってたね。でもNG(事務所?)なんです」
村田「最初台本に誰がどの役か書いてなかったじゃないですか。だから私、ニーナちゃん(ゾンビになってしまう妹役の方)だと思ってた」
中村「まぁ、最初、いろいろ迷ってはいたんですけどね…。いや、そんなこともないか」
村田「私は前回、やらかしてしまいまして。机を落下させてしまいまして…。その挽回をしたいなと」
中村「今回はあの机(舞台上の大きなテーブル)とかどうですか?」
大谷「あれは…、デかいぞ…!」
村田「あれを落下させるのは、かなりの怪力じゃないと…(笑)」


大谷「『宇宙にタッチ』が面白かったんで、今回も“じゅんじゅん”がやらかしてくれるだろうと楽しみでした(笑)」




ところで―。
斉藤「じゅんじゅん、すげー汗(笑)」



今回、役作りは何かしましたか?

斉藤「タレント役ということで、本来のものより遠くない…。ただ、どうも最近、妹キャラのくせがついてて、プライベートでもなんか、駄々っ子みたいになってて…(笑)」
中村「プライベートは勝手にしてくれていいんで(笑)」
斉藤「楽しくさせていただきました(笑)」


村田「ゾンビの家族の皆さんがキャラが良くて。お父さん(カトリ ゴ・ゴッ・ゴー!)は面白いし、お母さん(関口純子)は優しい方で、芝居の時にちゃんと目と目を合わせてくれて。ニーナちゃん(五十嵐なつみ)はホントに賢くて。役作りというか、私が家族に引きこまれていった感じでしたね」


大谷「ジョーのセリフ燃えます!今日も電車乗ってきたわけで。降りる人が先だろ!とか、イラッとします。道端の犬のフンとかね。飼い主何やってんだ!…みたいな」



稽古場、他の役者の印象など

中村「もう、僕の汗についてはイジらないで下さい」


斉藤「トノチョ’さんはワークショップ、ゲーム要素のあるものが多くて楽しいんで、皆さんと打ち解けるまでが短くてすむんでいいんですよ。今回もゲームを楽しみにしてたんですが…、なんか、ヤツに持ってかれた(笑)…噂のあの人(笑)…ムードメーカーとしてはリーくん(諸井役・山村真也氏)もいて、元気づけてくれるんだけど…、イワザキ、さん…?」
中村「今日も呼ぶ?」
客席拍手。
“噛み様”こと岩崎亮氏(友野役)登場し、客席に一礼。
岩崎「ありがとうございました!」
客席<あやまって!
出演者&客席爆笑。
ちなみにこの公演は岩崎氏はあまりセリフ噛まず、メロン勢が何度か噛んでいた。
斉藤「今日のは岩崎さんのせいじゃなくて」
大谷「なんかちょっと、変な流れになっちゃったんだよね(笑)」


村田「お芝居の中でポートボールの話が出てくるんですが、一回稽古の時にみんなでやったんですよね。私、じゅんじゅんと同じチームで。ふと顔みたら、すごい形相で…」
大谷「すごい形相…。なんか一番はしゃいでた(笑)」
中村「そりゃそうだよ、僕が一番やりたくてゲームやってんだから!」
斉藤「じゅんじゅん、どSですから!」


大谷「筋トレ大会とか楽しかった。先陣はロイ君(山村真也)で槙原さん(半田直)、私、ひとみんで。“噛み様”もやるんだけど、なんかカッコつけてて…、ちょっと離れてやってたりするんだよな(笑)」



中村氏への質問

斉藤村田大谷「たまにはこっちから質問♪」
と、今日はユニゾンで劇中のジョーのセリフを言い、中村への逆質問コーナー。
中村氏、そのセリフを受けた際の劇中のケイト(斉藤瞳)の仕草などをしながら、
中村「なんでもどうぞ♪」


―ゾンビの芝居の台本を書いたきっかけ。
中村「もともとゾンビ映画が子供の頃から好きで、惹かれてたんで。一回舞台作ってみたいと思ってましてね。今回の芝居、まだ客観的には観れないんですけど、とりあえずやれて嬉しいです」


―登場人物たちのその後について。
村田「今回、お芝居の中で、過去の話に現在の話が挿入されたりと、時系列がいろいろと面白いんですけど、みんながその後どうなったかを教えてください」
中村「えっ、俺が言うの?…それはみんなで考えてよー。ご想像にお任せします、ってことなんだから…。じゃ、一緒に考えてみようか…」


新渡家(ゾンビになってしまったサラの家族)。
中村「ワクチンが手に入ったんだから、助かりますよね」
村田「じゃ、みんなもと通りに?」
中村「戻るかな?…外見は変わらないかも…」
村田「ありゃま、ワクチンも改良の余地がありますね」


ケイト(斉藤瞳)。
中村「これはもう、ベストセラー作家で、印税生活」
斉藤「おお!」
大谷「ブルジョワ〜♪」(←劇中同じセリフがある)


ジョー(大谷雅恵)。
中村「ジョーはロイと消えてるんだろうね。あっちこっち行脚して。犬のウンチ見つけてコラ〜っ!てやってるんだろうね」


槙原(半田直)。
中村「で、槙原はエイズで死にました、と」
と、あっさり。
客席<工エエェェ(´д`)ェェエエ工工
斉藤「でもこれ、全員が救われるお話ですから」
中村「あっ、最初の方にこの辺に(字幕で)出てくるんだよね。だから、皆さんのご想像にお任せします(笑)」




中村「えー、こんなもんでいいですか?」
村田斉藤大谷「いや、まだまだ(笑)」




―最後に、自分で演じるとしたら、どの役をやりたいか?
中村「ま、一応前は役者もやってたからね♪」
斉藤「あ…!(中村氏が出演している)『ミセモノ』のDVD、受付で売ってるから、観てみて!役者やってるじゅんじゅんが観れますから!」
中村「5人くらいで買って、まわし見していただければ…」
客席<(笑)


で、中村氏がやってみたい役はケイト(斉藤瞳)。
村田「へ〜、意外」
中村「あの役、いろいろと遊べるんでね…。ま、現実的には、友野かな?」
斉藤「どSだから?」
中村「(笑)」
斉藤「『あやまって…!』のところ、どSの人にはたまらないはずだって言うんだよ!(笑)」
中村「あれはね、もうね、うん…(笑)」