構想2年を経て遂に本格始動するメロン記念日ロック化プロジェクト!
その記念すべき第1弾は異能のお面貴族ことビート・クルセイダース!
激情が迸るエモーショナルなキラー・チューンがいきなり完成しちゃいマシータ!
アイドルとロックの境界線を打ち破る奇跡のコラボレーションの実現である。うるさ型のロック・ファンからも絶大な支持を集めているメロン記念日が、名うてのロック・バンド全5組とのコラボレート・シングルを相次いで発表していくという画期的な一大プロジェクトが遂にその口火を切った。華々しい初戦をメロンと共に飾るのは、甘美なメロディと躍動感溢れるサウンドに定評のあるビート・クルセイダース。今月5日に晴れてバカボンのパパと同い年となる(エンダァ、本厄!)ヒダカトオルが提供した『DON'T SAY GOOD-BYE』は、レッドゾーンを振り切った激情サウンドと胸を締めつける哀切のメロディが交錯した掛け値なしの大名曲だ。(以下略)
以下、簡単なまとめ。
- 楽曲について。
- もともと(今回の話がある前から)メロン記念日の為に作っていた曲。
- 目標としては『お願い魅惑のターゲット』越え。
- 初聴の際のメロンの反応「直球な曲だね」。
- パート割について。
- ヒダカ氏が決めた。
- あくまでヲタ的な感覚をふまえつつ(ヒダカ「次まぁしぃくるぞ!」みたいなポイントがあった方がいいとのこと)。
- ヒダカ「客席から見てる時に如何に気持ちを乗せられるかが大事なんで」。
- 歌い出し:斉藤起用は、ヒダカ「一番声が強くてドスが利いていたから」「ロックは最初のハッタリが大事」。
- ラップ部分について。
- メロン4人一人ずつ録って斉藤&大谷を選択(+カトウタロウ氏)。
- ヒダカ「正直、柴田さんのラップはヒドかったです(笑)」。
- 柴田「確かに…あれはホントにマズかったですね(笑)」。
- 但し柴田ソロパートには“萌えポイント”を作った。
- ヒダカ氏がメロンを好きな理由。
- ほっとけないから
- バンドっぽいから
- 『MELON LOUNGE』(6/19)に向けて。
- 新曲の他に、もう一曲セッションを考えている。
- ロックの定番曲がいいのではないか?とのこと。
聴き手が椎名編集長、主たる語り手がヒダカ氏、という共に自らを「ヲタモダチ」と名乗る二人だけに、たいへん愛情あふれるインタビュー記事。
むしろ読んでいて、そんなに褒めてくれていいのか?…とすら思ってしまう。
(「それにしても、今回の『DON'T SAY GOOD-BYE』は完膚無きまでの名曲ですね。往年のジャパニーズ・ヘヴィ・メタルのテイストもありつつ、涙腺を直撃するメロディ・ラインに心底グッと来ました。」…等)
個人的には、自重、自重…という気持ちを強くした(笑)
『うるさ型のロック・ファンからも絶大な支持を集めているメロン記念日』というけれど、これは、『うるさ型のロック・ファンの中にも』くらいに捉えておいた方がいいな…とか。
いや、『うるさ型のロック・ファン』ていうのは筆者の周囲にもいるけど、というよりロックファンはある意味みんな『うるさ型』だ。
大半がメロン記念日なんて知らないし、ヘタすりゃ「ビークルって何?」「あんなのロックじゃない」なんて人もいるから驚きだ。
ロックはまだまだ奥が深い。
「じゃあ、どんなのがいいの?」
などと訊いたら最後、奥の奥、未開の密林に引き込まれるような…。
しかし、よく考えると、向こうもこっちのことをそう思ってるに違いないな…。
結局、何の話だったっけ…?