南アルプス天然少年団

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通りすがりの傍観者の足跡。

シンジュクアクション Lady Steady Go!! Vol.1・ロリータ18号編

本日のトリ、ロリータ18号の登場――。


ロリータ18号(ロリータじゅうはちごう)は日本のガールズバンドである。1989年結成。1997年日本クラウンよりメジャーデビュー。現在はインディーズで活動している。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BF18%E5%8F%B7

初期には、ニューロティカのコピーなどもしていたらしい。



ライブが始まるやいなや、前方でダイブだのモッシュだの始まった。
(こりゃ、ロリータ18号のファンも激しいな…)
…と思ったら、なんか見たことあるような人たちばかりだった気もするが、きっと気のせいだろう。



■マサヨ姉さんvs“観客のプロ”
石坂マサヨ(Vo.)「はい、今日はLOFTさんの新イベントの第一弾ということで。ギャルバンイベントなわけですが、『Lady Steady Go!!』って、『Ready』が『Lady』になってますね(笑)」


メロンヲタについて。
マサヨ「“観客のプロ”っているんですねぇ…」
ヲタ<爆笑
マサヨ「去年の暮れのニューロティカ先輩のライブ(メロン記念日が出演した『俺達いつでもロックバカ!VOL.190〜FUCKIN,Xmas〜』)を観に行ったんですが、あの時も皆さんすごかった…(笑)」
フロア<(笑)
マサヨ「ま、今日のライブもあったんで、お客さんも気になってたんですが…。見てて私、確信しました。『この人たちなら大丈夫だ!』って!」
フロア<爆笑
マサヨ「ウチらのライブ、基本的に『オイオイ』言っててくれれば大丈夫なんで、よろしく!」
フロア<拍手



ロリータ18号メロン記念日
マサヨ「メロン記念日さんたちとは『初めまして』じゃなくて、もう5、6年前かな…? 一緒にライブをやってます」


おそらく、2001年8月に渋谷ON AIR West(現・O-WEST)にて行われた『Tシャツ反抗期〜Don't 五分袖〜』のことではないかと思われる。
だとすれば、メロン記念日は『電話待っています』のあと、ちょうど三人祭・7人祭・10人祭の頃で、『This is 運命』以前…。
変貌ぶりに驚かれたかもしれない。


マサヨ「…あとラジオでも、同じFM-PORTさんでお世話になりましたしね」



■メンバー紹介
ロリータ18号メンバー


マサヨ「ウチのアイドル担当のライト(G.)!」
フロア<拍手
マサヨ「え〜と…、え〜と…。…ナチュラル担当のTO-BU(Ds.)!」
たこち(B.)「これが“ナチュラル”担当のわけない!(笑)」
フロア<爆笑
マサヨ「それから、セクシー担当のたこち!」
ヲタ<ひゅ〜♪ひゅ〜♪
マサヨ「そして私が、ボーイッシュ担当の石坂マサヨ!」
フロア<おおおおお…!



アイドル担当のライト殿は、
(こんな若い人もいたのか…!)
と思うほど若い。
ロリータ18号は結成21年目。もちろん、オリジナルメンバーではない)
プロフィールを見ると、1986年11月10日生まれ。
なるほど、メロン記念日より若い。
新旧ハロプロ勢でいうと、高橋愛松浦亜弥殿と同い年だ。
さらにこのライト殿、アイドル担当の名に恥じぬ、相当なアイドルヲタで、この日のメロン記念日との共演をかなり楽しみにされていたらしい。



また、TO-BU殿は元・THE★SCANTY。
確か、THE★SCANTY時代に『musix!』に出演しているはず。
個人的には、『タモリ倶楽部』の“ドラマー特集”でシャ乱Q:まこと・LUNA SEA:真矢両氏と共に出演、ドラマーの職業病について語られていたのが印象深い。


さらに、ニューロティカが出演したMELON LOUNGEの打ち上げの際の以下のエピソードに出て来るお方。


ニューロティカ:ナボ氏(Ds.)

誕生日の日の名古屋で、クアトロの下にある島村楽器で、パールの新しいペダルを買いまして、ここ最近はそれを使い始めてます。ちょいまえにトーブちゃんに、新しいペダルいいよーと、教えてもらい、借りて試し打ちたら、あらまー軽い感じにビックリ。即買いを決めました。が、すでに在庫がない状態で、探し回っていたら、名古屋の楽器やにあったというわけです。
で、そのペダルには専用のチューニングキーが付いているんだけど、先日のメロンとの打ち上げの時にベロンベロンになり、何処かに置いて来てしまいました。打ち上げでチューニングキーを使って何かしようとして、机の上に置いたのは覚えてるんだけど、その後が…。
覚えているのは、メロンにオヤヂーッと言われまくったことだけです

http://www8.big.or.jp/~roteka/nabo/nicky.cgi

■マサヨ教祖のありがたい洗礼
マサヨ「LOFTって乾燥するんですよねぇ…」
と、2リットルのペットボトルの水をガブ飲み。
フロア<おおおおお…!
するとマサヨ殿、この直後に“人間噴霧器”となられ、フロアにシャワーを浴びせる。
文字通り、“洗礼”を受けるメロンヲタ。


この日は外も雨天、中も雨天…。


マサヨ教祖はさらに、女性ヲタにも洗礼を受けさせようとするが、女性ヲタ殿はまだまだ信心が足りないらしく、『夏焼雅』タオルでガード。
マサヨ「……(固)」
フロア<爆笑


しかしその後、隙をつかれて捕らわれの身…、いや、マサヨ教祖にいだかれることとなった女性ヲタ殿は、集中放火ならぬ集中放水…、いや、ありがたい“集中洗礼”の栄誉を受けることとなる。
あれだけ大量、かつ念入りな洗礼を受ければ、身も心もきれいになり、必ずや天国へ行けることであろう。



■メロンヲタの悲劇?
ライブ終盤には、往年のバグルスThe Buggles)の大ヒット曲『Video Killed The Radio Star』(邦題『ラジオ・スターの悲劇』。1979年。最近、缶チューハイのCMに使われておりましたな…)*1のカバーを披露。


この曲の時などは、メロンヲタの波の上で、マサヨ教祖自らサーファーとなられ、フロア中盤までサーフィンを楽しんでおられた。
もちろん、人間噴霧器としても健在であり、おかげでフロア中盤以降に居たメロンヲタも“洗礼”を受ける機会を得たのである。




かくして、狂乱のライブならぬ“洗礼式”が終わり、大量の新規信者を増やしたロリータ18号ではあったが、これで終わりかと思いきや、まだまだ続く雨の日の宴――。




――つづけ――
 
 

*1:1981年8月1日12時15分、アメリカで開局したMTVが最初にオンエアしたミュージックビデオが『ラジオ・スターの悲劇』である。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%82%B9