南アルプス天然少年団

南アルプス天然少年団

通りすがりの傍観者の足跡。

散歩道楽特別公演VOL.2『ストロンガー』・アフタートークショー(3/16)

ある日、突然、理不尽な力で放り出された、
馬鹿で、弱くて、まるで社会性のない兄妹。
劇団員をWキャストとしてお送りする散歩道楽特別公演は、
弱い人間たちが、強く生きていこうとする、闘いの記録。
日時
2012年03月14日〜2012年03月20日
会場
六本木 俳優座劇場
出演
◎散歩バージョン
植木まなぶ(散歩道楽) / 谷中田善規(散歩道楽)/ 萩原舞℃-ute)/ 中島早貴℃-ute)/
岡井千聖℃-ute)/ 小林さやか劇団青年座)/ 宮原将護(大人の麦茶) /
田辺奈菜美(ハロプロエッグ)/郷志郎(散歩道楽)/ 椎名茸ノ介(散歩道楽)/
ヒルタ街(散歩道楽)/ 珠乃(散歩道楽)/ 村上東奈
△道楽バージョン
植木まなぶ(散歩道楽) /谷中田善規(散歩道楽)/ 萩原舞℃-ute)/ 中島早貴℃-ute)/
岡井千聖℃-ute)/ 小林さやか劇団青年座)/ 宮原将護(大人の麦茶) /
田辺奈菜美(ハロプロエッグ)/ 川原万季(散歩道楽)/ キムユス(散歩道楽)/
鉄炮塚雅よ(散歩道楽)/上松コナン(散歩道楽) / 菊池美里

http://gekipro.com/Gekipro/stage?id=1

(公演終了につき、ネタバレ制御機能緩和中。未見でDVDを楽しみにされている方はご注意ください)



カーテンコール終了後、舞台にトークショー進行役の椎名茸ノ介氏とヒルタ街殿(共に散歩道楽)が登場、準備が整うまで二人のトーク
椎名「どうですか、今日セリフを飛ばしたヒルタさん(笑)」
ヒルタ「ホントにすいません(爆笑)…。私が言うのもなんだけど、テンパってる椎名さんの顔がおかしかった…(笑)」
告知として、携帯サイトのアンケート募集のお知らせ(アンケートに回答すると、出演者からのお礼のメールが届く*1)。



やがて準備が整い、出演者を呼び込み。
小林さやか殿(青年座)、宮原将護氏(大人の麦茶)、村上東奈殿(UFA)。
舞台下手より村上、宮原、小林、ヒルタ、椎名の順で着席。
まずは出演者三人の散歩道楽との関わりと、今回演出の太田善也氏が起用した理由を椎茸氏が披露。


小林さやか殿(西森瑞恵役)。
劇団青年座所属。
青年座公演・太田善也脚本『ツチノコ』に出演。
太田(椎茸氏代読。以下同)「是非散歩道楽に出てほしい。若くて可愛くて華奢なお母さん役を演ってほしい」


宮原将護氏(五年前の西森強役)。
大人の麦茶所属。
散歩道楽本公演『すこし離れて、そこに居て』大谷雅恵柴田あゆみ出演)に出演。
太田「こんな面白い役者がいたのか!と思った」
 〃「宮原さんに植木まなぶの昔の姿を演じてもらうというアイディアが頭に浮かんだ時、台本が出来た!と思って小躍りした(笑)」
宮原「ホントですか!」
と、立ち上がって、客席後方に居るはずの太田氏に向かって一礼。


村上東奈殿(竹石一恵役)。
19歳の時の初舞台が散歩道楽作品(℃-ute主演ゲキハロ『携帯小説家』)。
太田「誰からも愛される東奈ちゃんに是非出てほしい」


次に、「散歩道楽についてどう思うか?」という質問。
小林「客席で観ていて楽しい劇団です。役者さんが個性的で、いつか出てみたいと思っていました。稽古の時も皆さんキャラが濃くて、でも、芝居については皆さんホントに真面目」
宮原「シャイな人たちばかりだな、と。大人の麦茶だと『イエ〜♪』みたいなノリなんですけど。だからこういう(座って落ち着いた感じの)トークショー苦手です(笑)」
椎名「じゃ、宮原さん、無理することないんで(笑)」
宮原「(立ち上がって)イェーイ!」
客席<爆笑
村上「私はあんまりシャイな印象ないんですけど…。初舞台の時もフレンドリーなお兄さん、お姉さんって印象で…」
ヒルタ「それはね、東奈ちゃんがフレンドリーだから」
椎名「うん。来てくれると行けるんだけど、自分からは絶対行かない!」
客席<爆笑



ここで、神林久美子役:中島早貴殿登場。
中島「お邪魔しま〜す!」
客席<拍手
ステージいちばん下手に着席。
椎名「なっきぃは、太田さんの作品は4本目*2
客席<おおお…!
中島「そうですね」
太田氏の評「なっきぃは芝居に対する勘がものすごくいい」
中島「え? ホントにそう思ってますか?(笑)」
と、舞台後方(太田氏)を探してキョロキョロ。
客席<(笑)
続いて共演者の中島早貴評。
小林「お芝居に対して真剣で…」
宮原「芝居に対する“しんしな”態度が素晴らしいと思います」
中島「???」
“しんし”を“紳士”と捉えたのか意味わからず。
宮原「“真摯”…。難しい漢字で書くのね」
中島「あ、そうなんですか」
村上「なっきぃはここ(舞台)から一歩外に出ても同じなんですよ。明るくて(笑)」
中島「でも、いちばん明るいのは“はる”だよ」
村上「そうか…(笑)」
しかし、褒められまくるので、
中島「いや〜、ここ、褒められに出てくる場所なんですか(照)」
客席<(笑)


今回の舞台について。
中島「℃-uteの中から私とちっさーと舞ちゃんの三人が選ばれたんでびっくりしました。いつも一緒にいる三人なんで…。最初の場面で私、二人にいじめられるじゃないですか。昔の私だと思いました(笑)」
客席<爆笑
中島「舞ちゃんとちっさーが喧嘩してて、私が『仲良くしようよ』って行くと、『ナカサキちゃんは黙ってて!』とか二人に言われて…(苦笑)」
客席<爆笑
椎名「今回優等生役ということで、学校ではどうでしたか?」
中島「真面目でしたよ」
客席<工工エエェェ(´Д`)ェェエエ工工
中島「勉強出来ないけど真面目(笑) 態度で示してました。そのままだと通知表、煙突(1)かアヒル(2)なんで、『先生、ここわかりません!』って質問して、3もらってました(笑)」
客席<(笑)
ヒルタ「勉強出来る出来ないとかじゃなくて、気遣いとか、そういう頭の良さは感じるよね」
中島「うわぁ…」
と、絶句。
中島「あ、すいません。今、素で…。なんにも答えられなくてすいません(笑)」
ヒルタ「こちらこそリアクションに困る話をしてごめんなさい(笑)」


今後の公演に対する意気込み。
小林「あと五回くらい観てほしいですね(笑)」
宮原「パンフレットや太田さんのブログを読んだ方はわかると思うんですが、今回この作品を書くにあたって、太田さんの中でいろいろあったそうなんです。太田善也さんが何を思ってこのお芝居を書いたのか、皆さんも僕と一緒に考えましょう!」
村上「昨日、道楽バージョンを観させていただきました。客観的に自分の出るお芝居を観たっていうことがなかったので、とても新鮮でした」
ヒルタ「道楽バージョンの方は東奈ちゃんの役を菊池美里さんという…、“怪女優”ですね(笑) 全然違うキャラになってます。皆さん、お時間ありましたら是非観てください」
中島「℃-ute三人の場面とか、もっともっと掛け合いをうまくやれるようにしたいです」


終了後、全員整列。
最後に宮原氏より、次回出演作・大人の麦茶『B・B〜bumpy buddy〜』保田圭夏焼雅須藤茉麻宮本佳林出演)の告知。
 
 

*1:ちなみに、筆者のところには植木まなぶ氏からのメールが届いた。

*2:『携帯小説家』『ロマンチックにヨロシク』キューティー・ミュージカル『悪魔のつぶやき』