南アルプス天然少年団

南アルプス天然少年団

通りすがりの傍観者の足跡。

『上々少女’s#93』 聖地横浜BLITZ舞台裏・アンコール編

横浜BLITZ THE FINAL」THE ポッシボー×アップアップガールズ(仮)
ハロプロエッグ出身の(仮)メンバーにとって聖地の横浜BLITZ
閉館直前のステージにかつての仲間であるTHE ポッシボーと…
大盛況の中迎えたラストにあのわがままボディが緊急参戦!

http://mv.tv-asahi.co.jp/douga/uugirl/94

コラボ

観客からの「アンコール!」の声が響くステージ袖。

両チームのライブが終わり 最後はコラボ曲へ

ポッシ・アプガ、共に再びステージへ。
橋本愛奈「皆さん、あたたかいアンコールありがとうございます!」
全員「ありがとうございまーす!」
一礼。
観客<拍手+歓声
岡田ロビン翔子「アプガの5曲連続の盛り上がるやつ、ヤバかったですよね!」
観客<歓声
アプガ「ありがとうございます!」
橋本「すごいよみんな、体力」
ロビン「感動しちゃった」
佐藤綾乃「でもさでもさ、ポッシのさ、あの…」
ロビン「そんな無理やり褒めなくてもいいから!(笑)」
観客<爆笑
佐藤「いやいや…(笑)」
新井愛瞳「いやホントに…」
古川小夏「(棒読み)ほら、あそこのあれ、良かったよ」
全員「どこだよっ!」
観客<爆笑
森咲樹「嬉しいね、こうやって集まって、同窓会みたいじゃん」
古川「しかもこの横浜BLITZだから…」
観客<拍手
全員「ありがとうございます!」
ロビン「皆さんにせっかくアンコールをいただいたので…!」
観客<おおお?
ロビン「もうちょっとだけ唄ってもいいですか?」
観客<歓声
ロビン「アンコール皆さん盛り上がっていきましょう! 『全力バンザーイ! My Glory!』!」


♪全力バンザーイ! My Glory!
ロビン、下手固定の関根の肩を抱いてステージ中央へ。仙石と3人で一番を唄う。


古川の声「集まると超楽しいってのがあるんですけど、昔の話も出来たりとか、昔の曲を一緒に踊ったりとかすると、めちゃめちゃ楽しいんですよ。めちゃめちゃ楽しいんだけど、でもたぶん、すごいお互い負けたくないって思ってるんですよ。だからこそ、すごいいい空間が出来るんだと思います」


♪アッパーカット!

12人で踊る 1年ぶりの「アッパーカット!」

1年前のコラボの映像が挿入される。
曲終わりの勝者決め。
森「みんなサイコー!」
観客<拍手


森「みんな最高過ぎて、1人だけ勝者選べなかった」
ロビン「ひとつ言っていい? 超たのしーっ!!」
観客<歓声
ロビン「最後にこうやって一緒に横浜BLITZ立てて良かったね」
観客<拍手
ロビン「ホントに最後だもんね、立てるの…」
仙石みなみ「(最初に立ったのが)6年前かな…? お互い(今年)8月にどっちも単独で立たせてもらって…。エッグの頃からずっとお世話になってて、すごい私たちにとっては思い出のある場所じゃん。そこに最後にポッシボーとアプガとして2組で戻って来れて、ホント今までの横浜BLITZに感謝の気持ちを2組で“倍返し”で返せたなぁって…」
観客<拍手(笑)
仙石「最後2組で立てたことが嬉しいなぁってホントに思います!」


乱入者

ロビン「皆さん今日は楽しんでもらえました?」
観客<拍手+歓声
古川「私も楽しかったぁー!(笑)」

思い出のステージと最後の別れを惜しむ12人、
でしたが…

新井「はいっ!(と挙手) またポッシボーと2マンやりたい…」
と、言いかけたところに、
「♪カフェオーレが〜飲みたいの〜」
と、歌いながらステージ奥を下手から上手に向かって駆け去る人物が…。
全員「?????????」
やがてそれが誰であるかがメンバーにも観客にも分かり始めて…。
上手から吉川友登場。
観客<大歓声
アプガ・ポッシ「待って待って…!」「どういうこと…?」
吉川「えー、皆さんこんばんは。元ハロプロエッグ・“わがままボディ”の吉川友でーす!」
観客<拍手+歓声

ハロプロエッグ卒業生“吉川友”サプライズ乱入!!

古川「エッグの頃から“わがままボディ”だったよね」
吉川「コラコラコラコラ…!」
観客<(笑)
吉川「さっきからMC聞いてればさぁ…。何? 『元ハロプロエッグのこの2組で最後の横浜』…!」
観客<(笑)
古川「呼んでない、呼んでない!」
新井「昨日も私たち、きっかとアプガは一緒にお仕事してたんですよ。原宿でライブして。“明日ポッシとの2マンあるんだよ”みたいなこと言ってて、『きっか呼んでないからね』って言ってたんですけど…」
観客<(笑)
森「見に来たいとか言ってくれてたよね?」
吉川「そう。来たいって言ってて、ちゃんと仕事が終わって、やっとギリギリで…」
ロビン「あ、そうなの?」
吉川「…走って来たんだ」
古川「全力でまけば良かったってこと?(笑)」
吉川「そう、まいてほしかった。もっと喋りたいから、この時間…」
古川「そういうことか!(笑)」
佐保明梨「何しに来たの?」
吉川「きっかはただ普通に、これからの今後をみんなと一緒に考えていこうかなと…」
ポッシ・アプガ「(笑)」
吉川「ちょっと聞いてください。きっかが思うウチらの今後。ウチらハロプロ…プロジェクトというところに居ましたよねぇ…」
古川「“ハロプロ・プロジェクト”、かぶっちゃった(笑)」
吉川「ハロー!プロジェクトという、ホントに素晴らしい先輩たちと一緒にやってきましたが、ハロー!プロジェクトに負けないくらいのグループを作ろうと…」
観客<おおお!
吉川「元ハロプロエッグ・卒業生で集まって、“吉川友とポッシポッシガールズ(仮)”っていうグループを作らない?」
ポッシ・アプガ「(爆笑)」
森「なにそれ…(笑)」
吉川「今後も一緒に“負けないように頑張ってこう”っていうグループを作りたいじゃん。ファンも助かるじゃん。だって吉川友のファンでもポッシボーを応援しててアップアップガールズも応援しててって、何人かかぶってるコが居るんですよ!」
観客<爆笑
吉川「そういう方のためにも一石二鳥じゃん!」
古川「“一石三鳥”!」
吉川「“一石三鳥”ね!」
ロビン「でも、やるとしたらさぁ、中野サンプラザとかでやりたいよねぇ」
観客<歓声
全員「やりたーい!」
新井「“ハロプロの聖地”って言われる中野サンプラザを満員にして、ハロー!プロジェクトに“倍返し”だ!!」
観客<歓声
古川「いいねぇ! ウチらがこの3年で築き上げてきたから大丈夫だよ、それは。ウチら“12人”の絆が強いから大丈夫だよ!」
観客<爆笑
吉川「…」
新井「“12人”で…(笑)」
森「“13人”になる…?(笑)」
吉川「“13人”かなー?」
ロビン「ねぇ、もう曲に行かない?」
観客<爆笑+拍手
古川に立ち位置上手端に追いやられる吉川。
吉川「皆さん、もう最後、締めいきますよー!」
ポッシ・アプガ「はーい…(苦笑)」
観客<爆笑
古川「こっち側の人、一個(場位置)番号ずらして、あとで」
と、指示。
吉川「いきますよ皆さん、オタオタしないでくださーい!」
観客<爆笑
新井「あなたのためにやってるの!」
吉川「いきますよー! それではラストの曲、皆さんも唄って下さい! 『青空がいつまでも続くような』…」
全員「『未来であれ!』!」
観客<おおおおお!


さらば横浜BLITZ

終演後。
出演者ステージ袖に引き上げ。
仙石「ちょっと! きっかさん!(笑)」
関根「わがままボディ!」
新井「いくらなんでもわがまま過ぎる!」
吉川「バレなかった?(笑)」
ロビン「みんな喋り過ぎてわけわからん!(笑)」


アプガ、ポッシの控え室に行って挨拶。
古川「楽しかった♪」
ロビン「楽しかったね!」
ペットボトルの水をがぶ飲みしている秋山ゆりか
新井「先輩カッコいいすね(笑)」
秋山「『アッパーカット!』がキツ過ぎて…(苦笑)」
古川「最後の最後にすいません(笑)」
新井「『全力バンザーイ!』またやりたい」
佐藤「めっちゃみんなからいい匂いがしてきて申し訳なかった(苦笑)」
古川「一列になった時、『アッパーカット!』の、フワって(笑)」
ロビン・後藤夕貴「(爆笑)」
新井「来年、サンプラザで会おうね」


ポッシ・アプガ・吉川に、観に来ていた北原沙弥香も加わって元ハロプロエッグ記念撮影。


森「私はポッシも大好きだし、カッコイイしセクシーだし大好きだけど、私はアップアップガールズ(仮)で良かったと思いますね。なんか私そんなにガツガツしてる性格じゃないから、そんなに激しい感じじゃないんですけど、でもなんかアプガに居ると変われるんですよね。普段の生活ではこんなにガツガツしたこと言わないし、たぶん普通のアイドルだったと思うんですけど、アプガにいるから違う自分が出せるみたいな…。むちゃくちゃ楽しいです、アプガに居て」


アプガ控え室。
鏡を見ながらメイク落とし&直し中。
古川「やっぱこの空気に感謝してるよ! なんか終わっちゃうってみんなでさ、盛り上がれたから」
仙石「すごい横ブリの思い出が…」
古川「小夏、『あの坂〜』の時とか普通に泣きそうだったもん」
関根「さあやの見てヤバいなと思った…」
古川「『あの坂〜』のああいう感じで終わってたら小夏絶対泣いてたけど、みんなでワイワイ追われたからめっちゃ嬉しい。ステージ上ででんぐり返し出来たし!」
一瞬の間――。
仙石「マジで?」
古川「『ありがとうございました! 横ブリ大好き!』って(でんぐり返しの真似)」
上々「一人でですか?」
古川「はい」
佐藤「なんでさ、(ステージに)一人残ってるのかな?って思った(笑)」
古川「思ったでしょ?」
――その時の映像――。
仙石「もう一生出来ないんだよ、横ブリで。それは…、残したね…」

そして実は 佐保も“最後の横浜BLITZ”で
やり残していた事が…

冒頭の動画。

(2:00あたりから)
佐保「やり残したことがある」
古川「シャワールームでしょ?(笑)」
佐保「忘れてたの」
仙石「何?」
佐保「思い出のシャワールームに入るの忘れたの」
佐藤「(爆笑)」
佐保「4月の時入って、もう一回リベンジの時に入るって言ってて忘れてて…。そう、だから入るの♪」
仙石「おー」
古川「入ったらやっと最後迎えられるね」
佐保「そうしよう」


一人控え室を出て、シャワールームに向かう佐保。
上々「ここですか?」
佐保「ここなんですよ」
 〃「あの最後のハロプロエッグの時に、最後に横浜BLITZに立った時に、本番前にここに籠って一人で泣いてたんですよ」
――最後の新人公演、白サイリウム祭の映像――。
佐保「最後だからみんなもそれぞれどこかで泣いてたと思うんですよ。でも、本番前にそういう空気にしないようにしようっていうみんなのあれがあって。みんなどこか出てったなぁ…と思ったら目真っ赤になって戻ってくるコもいて、小夏ちゃん、私気づいたんですよ。でも私は終わるまでは泣かないようにしようって思ってたんですけど、やっぱ無理で(苦笑)」
 〃「あの時はホントにこんなになってるって思ってなくて、またみんなと一緒に、一緒のグループとして活動してるって思ってなくて。しかもそのメンバーでまた帰って来るとも思ってなかったので、二度と会えないかもぐらいに思ってたんですよ。もう一生会えないぐらいにも思ってたので、不思議な感じです。グループとして戻ってきてここにいる、みたいな…」


横浜BLITZ、外―。
私服に着替えて帰り支度を済ませた仙石・古川・森・佐藤。
横浜BLITZを見上げ、声を上げて泣いている古川。
仙石「はい…(苦笑)」
森「(苦笑)」
仙石「古川さんが…、泣いてます…(苦笑)」
森「大号泣…(苦笑)」
古川「帰りたくない…(泣)」
佐藤「ここに泊まっていきなよ(笑)」
仙石「まぁね、ずっとお世話になってたからね…」
森「7年間くらいお世話になってたからね」
佐藤「横浜BLITZ大好きやなぁ(笑)」
古川「(泣きながらうなづく)」
仙石「大好きだね」
古川「全部詰まってるから…(泣)」
仙石「そうね…」
また大号泣が始まる。
古川「…せっかくステージで我慢したのに…。帰りたくない…(泣)」
森「じゃあ帰ろうか…」
森と佐藤は横浜BLITZを見上げて、おにぎりを食べ始める。
仙石「なんか食べだしたし…。なにこの人たち(笑)」
マネージャー(♀)「お疲れさまでしたっ!」
仙石「あ、マネージャーさんが…。横ブリありがとう!」
古川「お疲れさま…(泣)」
と、横浜BLITZに手を振る。
仙石「バイバイ…」
4人「(カメラに)ありがとうございました!」
横浜BLITZから去る4人。



――『上々少女’s#93』、了――