南アルプス天然少年団

南アルプス天然少年団

通りすがりの傍観者の足跡。

宇都宮駐屯地





陸上自衛隊:宇都宮駐屯地
宇都宮駐屯地 - Wikipedia

駐屯部隊
中央即応連隊
第12特科隊
(第1施設団)第307施設隊
第334会計隊
第317基地通信中隊宇都宮派遣隊
第125地区警務隊宇都宮派遣隊
宇都宮駐屯地業務隊
自衛隊栃木地方協力本部

駐屯地内でメンバーは実際に自衛隊員に支給されている軍服と同じものを身にまとい、早朝から教練体験を始める。まずは腕立て伏せ、腹筋、背筋、ジャンプといった数種目を規定回数行い、教官からの号令がかかるまでそれらを延々と続けるサーキットトレーニングを実施。


迷彩服を着ているのに何故かメルヘンチックに見える信州産小悪魔。


ここでは仙石みなみが教官の代わりに号令をかけ、メンバーはその号令に従いながら行進を行った。しかし仙石が途中で号令のタイミングを逸してしまい、そのまま直進し続けたメンバーは障害物に激突する寸前でこれを回避し「仙石!」と注意を促す。


仙石自衛隊全滅の危機。


そして最後の教練体験では、ゴム製の訓練銃を持ちながらの匍匐前進にチャレンジ。ここまでの教練体験での疲れが出てきたのかなかなか前に進めず苦戦を強いられるメンバーが多い中、森咲樹は初めてとは思えないほどのスピードで匍匐前進を行って隊員たちを驚かせた。


先日のT-Palette感謝祭でのアームレスリング優勝といい、やはり腕力が人一倍あるんであろうか。




餅つきといえば佐保師範。今回は杵を壊さずに済んだようで。


その後、メンバーは駐屯地内の体育館に移動し、およそ2000人もの自衛隊員の前で忘年会ライブを開催。


2000人というと、中野サンプラザクラスですな。
自衛隊は1個連隊が1000人くらいらしい)



自衛隊員の皆さんもノッてくれてなにより。



自衛隊でも客席降臨するのがアプガ。



覆面とか…。自衛隊にもヲタみたいなお調子者が居るんだな、と安心した(笑)



さて、自衛隊新規のヲタは現れるか――?




以下は余談――。



宇都宮というと、戦前は戦車隊の基地があって、当時21歳の故・司馬遼太郎氏が所属していたことで知られる。
東京に敵軍が上陸した場合、宇都宮から出撃するわけであるが、その際、東京方面から逃げてきた多数の民間人が道路にあふれ、身動きがとれなくなったらどうするのか?という質問を上官にした兵がいて、
「その場合はやむおえず踏み潰していくしかない」
という上官の返答に対して、いったい何のための戦争か、と疑問を抱いたという話。
戦後、「日本はどうしてこうなってしまったのか」ということを考えたという。
「私の小説は21歳の自分に手紙を書き続けているようなものなんです」


また、宇都宮というと餃子が有名であるが、これも軍隊と関係があるらしい。
戦時中に宇都宮の部隊(陸軍第14師団)が満州の餃子が盛んな地域に駐屯していて作り方を覚え、戦後帰国した将兵が作り方を伝えたからだ、とされている。
http://www.utsunomiya-map.com/gyoza/utsunomiya.html
もっとも、「宇都宮=餃子の街」となったのは比較的最近のことらしい。
筆者は子供の頃、伯母が宇都宮に住んでいて、よく夏休みに遊びに行っていたが、その頃の思い出として餃子につながるものがちょっと記憶にない。

1990年(平成2年)、町興しにつながるキーワードを探していた市の職員が、総務省統計局の「家計調査年報」において「餃子購入額」で同市は常に上位に挙がっている(調査はスーパー等での生もしくは焼餃子等の購入金額のみで、チルド餃子等の消費量は含まれない。また専門店などで食べられ、外食費として処理される分も含まれない。)ことに注目し、餃子による町興しを提案したのがきっかけで、観光PRに力を入れてきた。

この市の職員という人は、作家の故・立松和平氏の高校の同級生だったかで、立松氏にも餃子による町興しを相談したらしいが、
「実は私はその時『やめとけよ』と言って反対したのです」
と、生前立松氏がNHKの番組で苦笑しながら語っていた。