南アルプス天然少年団

南アルプス天然少年団

通りすがりの傍観者の足跡。

ayumi shibata live 2016 "walker's"(3/4)後編

「ayumi shibata live 2016 "walker's"」
日時:2016年3月4日(金)
時間:OPEN 18:30 / START 19:00
会場:東京・渋谷WWW
出演:ayumi shibata
席種:スタンディング
料金:¥4,000(税込、ドリンク代別、整理番号付)
   ※3歳以上有料

http://ayumi-shibata.jp/live2016.html

夢のつづき

08. 電話待っています



柴田「ありがとうございました!」
観客<拍手
柴田「メロンの曲も歌えることになって、Twitterで“この曲を歌ってほしい”っていう声をいっぱいいただいて嬉しかったんですが、みんな3〜4曲とか書いてくるんで困りました」
観客<(笑)
柴田「解散以来に歌った曲もあるんで緊張しました。みんな喜んでくれたみたいで良かったです」
観客<拍手
柴田「15歳から32歳の16年間はホントにかけがえのないものなんです」
ヲタ<オレモー!
柴田「ちょっと! 間に挟まれると軽い感じになる!」
観客<爆笑
柴田「こっち(上手側)のみんなは静かだよねー。うるさいのは左手前(下手側)! あっちが嫌だからこっち来てるんでしょ?」
観客<拍手(笑)
柴田「これも16年間変わらないもの(笑)」
 〃「バンドのみんな、入ってくださいよ!」
バンドメンバー再登場。
観客<拍手
柴田「ソロになった時に、メロンで立った大きなステージに私一人で立つんだって。その夢は叶えることが出来なかったけど…」
観客<工工エエェェ(´Д`)ェェエエ工工
柴田「久しぶりに見る方もいらして…。なんでもっと早く来てくれなかったの!」
観客<(笑)
柴田「そういう人に限って前の方に居て! ずっと16年間応援してくれた方が後ろの方に居るんでしょ?」
ヲタ<ずっと居たよー
柴田「叱咤激励、大好きです♪」
ヲタ<まだまだ行くよー!
柴田「来なくていいっ!」
観客<爆笑
柴田「いや、ホントにありがとうございます!」
観客<拍手



09. セツナ

個人的にはこのメロン解散後の「柴田あゆみ」名義時期の曲が好きだったのだが、事務所を再移籍してからは権利関係なのか、この時期の曲が歌えなくなったのが残念であった。
(けれども、メロン記念日時代の曲は歌える、というパラドックス*1
2011年の個人的ベストワン曲『GENKI』は、配信のみでとうとうCD化されずじまいに終わった。
‎柴田あゆみの「GENKI」をiTunesで


10. &FAKE



柴田「16歳から“メロン記念日”→“柴田あゆみ”→“ayumi shibata”という、3つの名前でやって来ました。その間出会った仲間はとても大切です。一人じゃ何も出来ません。ライブは正直怖い時もあります。みんな来てくれるかな?とか…。それでもずっと歌うことが出来て、ご縁があった皆さんやスタッフさんにも感謝の気持ちでいっぱいです」
観客<拍手
柴田「今日はホントに何度もいいますけど感謝の気持ちしかないと思ってます」
 〃「10代の頃と比べて、新しいことに挑戦するのは怖いこともあるんですけど、これからも挑戦し続ける大人でありたいなと、そんな気持ちでいます」
観客<拍手
柴田「皆さんにも“努力はウソをつかない”ということを伝えられたらと思います。今日はみんなの笑顔が見れて幸せです」
観客<拍手
柴田「こっから上げてくよー!」
ヲタ<強引だな!
観客<(笑)
再び、ロックカヴァー・アルバム『kick start』収録曲から。



11. BREAK OUT!(相川七瀬)
12. 私は嵐(SHOW-YA)
13. 「男」(久宝留理子)
14. 翼をください(赤い鳥)



正直、このあたりでちょっと醒めてしまったのも事実。
盛り上がったメロン記念日柴田あゆみ名義時期の楽曲に比べると、邦楽史に残る名曲が続くものの、やはりそれは借り物でしかないという寂しさというかなんというか。
俺達にとっては、もしくは柴田あゆみが歌うならば、『香水』や『セツナ』の方が遥かに名曲なんだよ、ということであろう。
もちろん、彼女やバンドメンバーには責任はない。プロデュース能力の欠如というか、同じ名曲カヴァーといっても、同時期にアイドルネッサンスのようなロックの原曲を見事なアイドルソングに昇華してみせるグループが現れたこともあって、凡庸なカヴァーに終始させられているのが不憫でしかなかった。きっと、もっと上のことがやれる人であったのに。
以前に、
「対バンイベントで(彼女目当ての集客が)一桁の人数だったこともあった」
と語っていたが、それはそうだろう。凡庸なカヴァー、オリジナル曲はおろか新たに別の曲をラインナップに加えることもない状況では、むしろ客が増えるほうが不思議である。
事実、筆者も少しずつ現場から足が遠のいていった。
日高央氏(ex.BEAT CRUSADERS)ほか、
柴田あゆみに曲を書きたい」
と言ってくれていた人は何人も居るのに、この数年、運営サイドはいったい何をやっていたのか。


バンドメンバー紹介。
Drs.せいじ
Base.たくろー(TACK'n)
Gt.じゅんち(junchi.)
Gt.やぎちゃん(Yagi Masahiko)
ヲタ<たくろー!!
この日はベースのタクロー氏が妙に人気。
柴田「タオルの準備はいーい?」「最後の曲だよー!」



15. 今すぐKiss Me(LINDBERG)


柴田あゆみからの大切なお知らせ

アンコール。
バンドメンバーと全員物販Tで再登場。



16. Babyrock



サイリウム点灯。
客席二段目では横断幕が掲げられる。

また会いたいからサヨナラは言いません いつでも帰っておいで(ガチャピンの絵)


曲終わって柴田殿、横断幕の文字を読み上げる。
柴田「ガチャピンの絵まで…。最近似てるって言われないんだけど(苦笑)」
 〃「ずっと支えてくれたバンドメンバーを」
改めて一人ずつ紹介。
柴田「改めまして、アンコールありがとうございました! 幕も…。横断幕か」
 〃「終わりに近づく実感があるんですけど…」
ヲタ<案外イケてる!
柴田「うっせ!」
観客<爆笑
柴田「ホームページやTwitterでもご報告しましたが、このたび入籍しました」
観客<拍手
柴田「まさかみんなにこういうご報告が出来る日が来るとは…(苦笑)」
 〃「16年、子供の頃からの成長過程を見守ってくれた皆さん。親の次に感謝…」
観客<爆笑
柴田「暖かい目で見守ってくださって感謝の気持ちでいっぱいです」
 〃「長いこと見てきた皆さんはわかってると思いますけど、とっても不器用です(苦笑) だからこれからは家庭を守って…。16年間叱咤激励されてきたので、これからは日々、旦那さんを叱咤激励していきたいと思います!」
観客<爆笑
柴田「かけがいのないもの。絶対に忘れません!」
観客<拍手
柴田「それでは最後の一曲!」



17. 赤いフリージア



柴田「バンドのみんなに拍手!」
拍手でバンドメンバーを送り出し。
柴田「本当にありがとうござ…」
マイクコードが足に引っかかる。
観客<工工エエェェ(´Д`)ェェエエ工工
やりなおし。
柴田「本当にありがとうございました!」
観客<拍手


記念撮影

ダブルアンコール。
ヲタ<たくろー!
柴田「まだまだ終わらない! 終わりたくないよー!」



18. DEAR FRIENDS(PERSONZ)



サビを観客と合唱。
柴田「16年間ありがとー!」
観客<拍手
曲終わって泣き出す。
柴田「今日はわざわざ来てくれてありがとうございました。バンドのメンバーは心強かったよ…。それにファンの皆さん…(絶句)」
 〃「みんなと見たい景色はもっとあったけど…。みんなにはホント感謝してます」
観客<拍手
柴田「バンドのメンバーに…!」
ところが、ここでバンドのメンバーがちょっと困った様子を見せる。
柴田「あ、写真か…」
どうやら記念写真を撮る段取りを忘れていたらしい。
ステージから観客をバックに記念撮影。
後ろの人も写るようにと、前の方からどんどんしゃがんでいくメロンヲタ。
撮影が始まると、カメラマンが連写したので、
観客<おおおお…!
柴田「連写、今どき珍しくないでしょ(笑)」


撮影終わって、バンドメンバーを拍手で送り出し。
最後に一人ステージに残った柴田殿。
柴田「これ、ピックなんだけど…」
と、たくさんのピックを観客に投げ込み。
柴田「みんなと出会えて良かったです! ありがとうございました!」
観客<拍手+歓声
退場。
公演時間、約2時間10分。



このあと、ファンクラブ先行とイープラス先行でチケットを購入した人を対象にサイン入りポスターお渡し会。


この日、タンスの中から引っ張り出した懐かしの柴田画伯・作による『かば』Tシャツを着て行ったので、

(モデル:村田めぐみ
柴田「そんなTシャツ着て来て!!(笑)」
と、笑顔でご挨拶。




――つづけ――
 
 

*1:このあたり、アップフロントは懐広い。