南アルプス天然少年団

南アルプス天然少年団

通りすがりの傍観者の足跡。

大谷雅恵トークライブ『今日はお給料日だ!!(私は15日だ!!)の会』・演じる女の巻

(なにぶん3時間半に及ぶトークライブ。おまけに筆者、アルコールも入っていたので、話の順番などかなりうろ覚えだと思われます。ご容赦のほどを…。)



X-QUEST乱入

トークの途中、突如場内にヘビメタが流れ始める。
大谷雅恵「あれ…?」


すると、ステージ下手より、X-QUESTのトクナガヒデカツ・塩崎こうせい両氏が登場。
トクナガ「(客席に)お前たち、2007年にやった舞台『私を土星に連れてって!』というのを覚えているか? あの舞台の台本と演出をやったのが私だ!」
客席<おおお…!
トクナガ「そして彼(塩崎氏)が、あの時のサラリーマンだ!」
大谷「ヒワマタノボル(役名)くんだよ〜!」
客席<おおお…!
トクナガ「今日我々が来たのは他でもない。メロン記念日が解散したということで…」
客席<工工エエェェ(´Д`)ェェエエ工工
大谷「もう半年たってますが…(笑)」
トクナガ「まぁ、そういうわけで…。大谷雅恵、お前を劇団にスカウトに来た!」
客席<おおお…!
トクナガ氏、丁寧に名刺を渡す。
客席<爆笑
トクナガ「これを見てから決めてくれ!」


寸劇『カッコいいラジオ体操』
これは別イベント・池袋三丁目歌劇祭優勝したものらしい。
ちなみにこのイベントは、インターネットラジオ『演劇ネットワーク』と連動しているもので、普段の司会・パーソナリティは先日の『恋文横丁2010』にも出演していた三宅法仁氏(『ネムレナイト2006』『外は白い春の雲』に出演)が担当しているらしい。



終了後。
トクナガ「どうだ、X-QUESTに入らないか?」
大谷「即答しなきゃダメでしょうか?(笑)」
客席<(笑)


改めて客席に紹介。
大谷「X-QUESTのトクナガヒデカツさんと、塩崎…」
客席<工工エエェェ(´Д`)ェェエエ工工
大谷「塩崎こうせいさんです〜!(笑)」
客席<拍手


下手より、ARAKI、トクナガ、塩崎、大谷、椎名の各氏の順で着席。
改めて乾杯ということになり、トクナガ氏が音頭をとることに。
すると…。
椎名宗之(『Rooftop』編集局長)「“カッコいい”乾杯をお願いします(笑)」
トクナガ「…!」
客席<(笑)
トクナガ氏、ちょっと考えて…。
トクナガ「チーッス!」
一同<チーッス!(笑)


トクナガ氏、客席にフライヤーを見せて、X-QUEST次回公演のお知らせ。

トクナガ「北千住の劇場(シアター1010ミニシアター)で『七人の息子』という芝居をやります。12月2日から5日までです。皆さんご予定は…?」
客席<…
大谷「私の舞台と“もろかぶり”なんですわ…」
客席<爆笑
大谷「あとムラタメグミさんって人が出る舞台とも、もろかぶりなんですわ…」
客席<(笑)
大谷「でも、このチラシカッコいいんですよ。『刻め、〜』で一緒だった清水宗史さんも出ます」
トクナガ「このチラシ、人数分あると思うんで、あとでお配りします」
客席<拍手
椎名「そのお衣装は、この舞台のものですか?」
トクナガ「そうです」
椎名「今回は『出演者はパジャマ』ってことになってたんですが…」
トクナガ「いや、僕ら、これがパジャマですよ」
塩崎「ユニクロで買って来ましたからねぇ」
客席<爆笑


椎名「まぁしいにとってお芝居とは?」
大谷「私、歌がいちばん好き。でも、お芝居は他人を演じるから、自分の人格もしっかりしなきゃいけないじゃないですか。だから、お芝居は私にとってとても大切なものですね」
塩崎「エラいね…」
トクナガ「俺たちなんか惰性でやっちゃってるもんね(笑)」
客席<(笑)



私を土星に連れてって!』の思い出



トクナガ「2007年、2007年!」
大谷「2007年、シアターグリーンBIG TREEで…」
塩崎「BIG TREE、メロン記念日はホームにしてたよね(笑)」
大谷「ほとんどBIG TREEでしたからね。そのBIG TREEにメロン記念日四人で初めて立った舞台でした」
椎名「メロン記念日が出演するのが決まった時はどんな感じだったんですか?」
トクナガ「出るって決まった時に、彼女たちをどう迎えていいかわからなくて、稽古の稽古みたいなこともやりまして…(笑)」
客席<(笑)
トクナガ「いざ稽古に来てみたら、すごく熱心で。僕、台本にある女性芸人さんみたいなことを書いたんですね。そしたら、『もっと、にしおかすみこさんみたいにやった方がいいですか?』なんて訊いてきて…」
客席<(笑)
椎名「一緒にお芝居をやった印象なんかは?」
トクナガ「僕は演出だったんで前に座ってるだけでしたから。一緒に芝居やってた彼に…」
と、塩崎氏に振る。
塩崎「役者としては、なんか力量を試されてる感じでしたね。『お前、これ返せる?』みたいな…(笑)」
大谷「むらっちは稽古の時からよく仕掛けてましたね(笑)」


椎名「僕はお芝居のことはよくわからないんですが、まぁしいって、基本引きこもりじゃないですか?」
客席<爆笑
椎名「それがお芝居だと、あんなチームワーク的なことよくやれるなぁ…って思うんですが」
大谷「(トクナガに)でも、舞台の役者さんって引きこもりの人多いですよね?」
椎名「そうなんですか?」
トクナガ「妄想系の人は多いですよね。部屋の中なんだけど『海だ』って思ったら海になっちゃうみたいな」
大谷「クエストさんの舞台って、基本セットないんですよ」
トクナガ「(頷く)」
大谷「でも、そこが海だったり、部屋の中だったりイメージがわくんです」
椎名「なるほどね」


大谷殿が気にしているのはセリフの“噛み”について。
トクナガ「生きてて噛まない人って居ないはずなんですよ、アナウンサーの方なんかは別にして。だから噛むのもそれはそれでリアリティだと思うんです」
大谷「じゃあ、噛むことはそんなに怖れなくていいと…」
椎名「噛むのだったら、お仲間にすごい人が居るじゃないですか?(笑)」
客席<爆笑
大谷「ムラタさんはすごいですからね。噛まないとお客さんが『なぁんだ』って顔しますからね(笑)」
客席<爆笑
客席みんなが振り返ると、複雑な表情をしながら固まっている元メルヘン担当…。


いつも劇団でやっているという発声練習を披露。
「赤パジャマ青パジャマ黄パジャマ黄パジャマ青パジャマ赤パジャマ」
塩崎氏が見事にやってのけたあと、大谷殿も挑戦するが、最後の「赤パジャマ」で惜しくも噛んでしまう。


大谷「お芝居に役立つことってなんですかね?」
トクナガ「なんでもやってみることだと思いますけどね。サイクリングとか、一見芝居と関係なさそうに見えて意外といい影響があったりしますからね」
塩崎「まぁ、彼女はヘタすりゃ僕らよりいろんなこと経験してますからね(笑)」




鬼ではなく桃太郎

椎名「そんなX-QUESTさんの舞台にまぁしいが入り込む余地はありますか?」
トクナガ「ウチ、劇団員女性二人だけなんでね。入り込む余地はありますよ。なんならこの芝居で赤いのが居るんで、その代わりに…(笑)」
大谷「出る機会あるのかなぁ〜?」


すると…。
トクナガ「我々が今日ここに来たのは、こんな話だけをしに来たわけじゃない!」


トクナガ「我々クエストは、この公演(『七人の息子』)の次、来年の3月2日から6日に、同じ北千住の会場でやるのも決まっているんだが、大谷雅恵、出演決定だ!」
客席<おおお…!
客席、一斉に紙や携帯にメモし始める。
大谷「あっ、みんなメモし始めた(笑)」
椎名「一斉に携帯が開きましたね(笑)」


椎名「これはどんなお芝居なんですか?」
トクナガ「再演なんですが、『金と銀の鬼』というタイトルで、桃太郎をちょっとアレンジした鬼のお話なんです。大谷さんには桃太郎の役をやってもらいます」
客席<おおお…!
トクナガ「立ち回りとかもあるんで…」
大谷「私も立ち回りやるんですか?」
トクナガ「『刻め、〜』でやったでしょ?」
大谷「私、殺陣とかない役だったんで…」
トクナガ「あ、そうか…。じゃあ、やってもらいますか!」
大谷「やったぁ〜♪」



『金と銀の鬼』は正確には再々演。
初演は2004年。
再演は2007年9月、X-QUESTの順番的には『私を土星に連れてって!』の次の公演だった。
この時の配役は、金の鬼はトクナガ氏、銀の鬼は伊勢直弘氏『ジッパー!』)。
桃太郎は塩崎氏で、お供の猿は横内亜弓殿。
犬猿雉を連れた桃太郎一行に、「お前らはハロプロの新ユニットか?」というアドリブがあったらしい(笑)


なお、この時の公演はメロン勢も観劇していて、当時の大谷殿の感想が残っていた。

昨日X-QUEST『金と銀の鬼』を見てきましーた!
土星時代から楽しみで仕方なかった鬼!!!!!!
見れて良かっぱ!!!!!!
これから見に行かれる方もおられると思いますので一言で言わせていただきますと…
エクセレント!!!!!!
ちなみにイセさんの銀の鬼役を奪う為にいまの今まで金髪にしてきましたが、スケジュールの都合で降板ということになりとても悔しく思います。
なんつって!!!!!!
イセさんすいません!
v(`∀´v)ニャハハハハ
イセさんかっこよかったス!ス!ス!ス!!!!!!
私もいつか半分だけ銀に染めて『1人金と銀の鬼〜otani〜』を演じたいです。

この時の希望の役ではなかったが、念願の殺陣もありそうだし、ともあれ出演おめでとう!




――つづけ――