南アルプス天然少年団

南アルプス天然少年団

通りすがりの傍観者の足跡。

モーニング娘。1期メンバーイベント『M。−1 ペンタゴン・トライアングル』SP追加公演・オーディション曲の巻

02.メドレー(中澤裕子ら・ら・ら』→飯田圭織『Sweet Emotion』→安倍なつみ『Face』)



他の二人は引っ込まず、後ろで応援している形。



中澤裕子『ら・ら・ら』(大黒摩季)

歌あと、それぞれの選曲理由について。


中澤「最初のオーディション(書類審査)は、自分で履歴書持って行かなきゃならなかったでしょ? 行ったら、受け取ってくれたのがタカハタさんだったの」
飯田安倍「ホントに!?」
中澤「(客席に)ご存知ですよね? 『ASAYAN』のディレクターだったタカハタさん(タカハタ秀太氏)」
客席<あー
中澤「そしたら『歌うまいの?』って訊かれて(笑)」
客席<(笑)
中澤「こっちは素人じゃないですか。芸能界って怖いな〜って思って。『聴いてもらえればわかると思います』って言ったんだけど…。こんな感じじゃなくて、もっとキツい感じで。ムカついたんで」
客席<爆笑
中澤「そしたら受かって。次の審査にカラオケの入ったCD持って行かなきゃいけなかったじゃない?」
飯田安倍「そうだったね」
中澤「それで家帰ってCD探したら、最初に出てきたのが『ら・ら・ら』と『ズルい女』で…」
客席<爆笑
中澤「『ズルい女』は男性のキーだから唄えないじゃない?」
飯田安倍「うんうん」
中澤「そうすると『ら・ら・ら』しか選択肢がなくって…。最初に出てきたっていうのにも運命感じたんですけど。それで『ら・ら・ら』を唄ったわけです」
安倍「黒いダボダボのスーツ着てね(笑)」
中澤「あれ、何回も『ASAYAN』で映像使われて…(苦笑)」
安倍「あれが勝負服だったの?」
中澤「OLやってて、オーディションだからって『はいっ♪』って、そんな勝負服とかあるわけないやん(笑)」
客席<(笑)
中澤「今のOLさんはどうか知らんけど、田舎から出てきて切り詰めて生活していっててたわけですよ。あのスーツは当時流行ってたんで…」


中澤「この前の舞台(『源氏物語×大黒摩季songs〜僕は十二単に恋をする〜』)の時に、大黒摩季さんとお会いする機会があって、そのこと話して、もう号泣(笑)」




飯田圭織『Sweet Emotion』(相川七瀬)

飯田「私は、『ASAYAN』のオーディションは中学の時に二回受けてたけどダメで…。オーディションが進んでいくと、周りが綺麗なお姉さんばっかりなのね。私なんかまだ中学生で、田舎だったから、眉毛も太くて(笑)」
客席<(笑)
飯田「高校に入って、『三度目の正直だ!』と思って、こうやって(気合いを入れて腕を振るような仕草)行ったの」
安倍「なんか漕いで行ったの?(笑)」
客席<爆笑
飯田「走って行ったの」
中澤「走って!?(笑)」
飯田「電車で行ったんだけど…」
客席<爆笑
安倍「あー、ちょっと“作った”ね(笑)」
飯田「そしたら履歴書を受け取ってくれたのが和田さん(和田薫氏)で…」
中澤「あっ、そうだったの?」
飯田「和田さんに『履歴書と顔が違うけど、どっかいじった?』って言われて」
客席<爆笑
飯田「私、高校生なのに…。『そんなことないです』って答えたんだけど。で、書類審査受かって曲を選ぶ時にこの曲にしたんだけど、ちょうど季節が初夏だったのね。この曲はよく聞いたし。で、唄って合格して、そしたら隣になっちが居たの」
安倍「???」
中澤「なんか、随分話飛んだけど…(笑)」
客席<爆笑
中澤「かおたん、『初夏』ってよく使うね。あんまり『初夏』って言葉使わへんでしょ?」
飯田「初夏だから強い感じを出したかったの!」
安倍「あー、初夏ね(笑)」
飯田「だから、今日も強い感じを出せたかな?って…。なんか私、そのあと(追加発注)の松たか子さんの『明日、春が来たら』のイメージが強いらしいのね。ふんわりしてて」
安倍「じゃ、今度何かの時は松たか子さん唄ってよ」
飯田「つんく♂さんに『まばたき多い』とか言われて…(笑)」
中澤「そんなこと言われたの?」
飯田「うん、別室でVTR見てるつんく♂さんに言われたの。あと、『二の腕がいい』って…」
客席<(笑)


安倍「私なんか、『笑顔の裏が怖い』って言われたよ!」
中澤「(平然と)それは、そうやん」
客席<爆笑
安倍「そんなことないよっ!」
中澤「私は“悪魔の笑顔”って呼んでますけど」
客席<爆笑
飯田「今日は“裏なっち”出るかなぁ?(笑)」
中澤「う〜ん…。出ないんちゃう? DVD撮ってるから」
客席<爆笑
安倍「なにそれ!」
 
 

安倍なつみ『Face』(globe)

安倍「中学の時から『ASAYAN』観てて、ずっと受けたかったんだけど、親に『中学出てからにしなさい』って言われてたのね。それで高校にちゃんと受かったら、ってことでオーディション受けにお父さんに車に乗せてもらって札幌まで行って。そしたら受かって、次の日に持って行くCD探したんだけど…」
飯田「あれ? 同じ日だったんじゃない?」
安倍「えっ? 次の日だったよ」
中澤「大阪は二日間やったけど…?」
飯田「大通公園に結果が貼り出されて、そこから行ったんじゃなかったけ?」
安倍「違うよ。だって私、一緒に行った友達落ちたんだもん。お父さんの車で気まずい帰り道だったんだもん…(笑)」
客席<(笑)
中澤「そうや。同じ日やったら、CD探すの無理やん」
飯田「あ、そうか…」
安倍「そう、次の日だったんだよ。それでキーの高い曲を唄いたいと思って、最初はUAさんにしようと思ったんだけど、裕ちゃんもさっき言ってたけど、カラオケがついてるやつじゃなきゃダメだったでしょ? それが無かったんで、globeさんの『Face』にしたの。当日もお父さんとカラオケ行って、直前まで2時間くらいず〜っと『Face』ばっかり唄ってたの(笑)」




――つづけ――