南アルプス天然少年団

南アルプス天然少年団

通りすがりの傍観者の足跡。

『上々少女's』#86 横浜リベンジ決戦舞台裏・前編

いよいよやってきた横浜BLITZ〜リベンジ決戦〜
今春満員に出来なかった横ブリを満員にー
雪辱を果たした(仮)メンバーの舞台裏をお届け!

http://mv.tv-asahi.co.jp/douga/uugirl/87

リベンジの日

横浜BLITZ外観――。

8月31日(土)
アプガ第二章(仮)開戦〜横浜リベンジ決戦〜

新高島駅
「おはようございまーす!」
横浜BLITZへと向かうメンバー。

最後の“横浜BLITZ

古川小夏「めっちゃ緊張するよー。最後だと思うとさ、完璧に自分のやりたいこと全て出し切って終わりたいし…」

4ヶ月半ぶりの“横浜BLITZ

仙石みなみ「前回はもっと憶えることがめっちゃあって、『ナチュラルボーン・アイドル』初披露とか、もっと追われてたんですけど、今回はそういう意味では心の中に自信っていうか、やれるぞっていう、前よりも不安要素が少ないです」

果たして彼女達は――

横浜BLITZに到着。
仙石「着いたー。最後の横ブリ…」
関係者入口から中の通路へ。

どんな“別れ”を迎えるのか…

楽屋に入って、手前のテーブルに集まって座るメンバー。
新井愛瞳「なんでこんなに広いのに1つのテーブルにまとまってるの?(笑)」
佐藤綾乃「そう、今日メイクさんも居ないのに(笑)」
関根梓「これでいいんだよ」
森咲樹「私、朝からテンション上がり過ぎて黙れないんです(笑) そしてもう今にも泣きそうです(苦笑) あー早い、とっとかないと…」

泣いても、笑っても
これが最後の“横浜BLITZ

“リベンジ”への道のり

4月13日 / 横浜大決戦

そのライブの模様。
『あの坂の上まで、』

研修生時代に何度も立った
思い出のステージ“横浜BLITZ

彼女たちは結成から2年半かけて
ようやく念願のこの場所に戻ってきた

しかし、

アンコール。
サプライズでリベンジ決戦が発表された後のMC。
佐保明梨「念願の横浜BLITZでやれて嬉しいって言ってるけど、満員に出来なかったっていう、ちょっと悔いが残ったっていうか…」

満員にできなかった

佐保「本当に次が最後のチャンスだと思うので…。絶対次は埋めたいなって思います!」
観客<拍手

4ヶ月半後の8月31日に
必ず満席にしてリベンジする事を誓った

10月14日に閉館してしまう“横浜BLITZ


TOKYO IDOL FESTIVAL』でのチケット販促活動の様子。
古川「よろしくお願いしまーす!」

彼女達は“横浜BLITZ”に立つ最後のチャンスに賭け、
この夏、フェスやツアー先で宣伝活動に励んだ

ROCK IN JAPAN FESTIVAL』、『IDOL NATION』、『SUMMER SONIC』での販促活動の様子。

そして、リベンジ決戦の6日前

『ジモドルフェスタ2013 SUMMER』(渋谷AX)。
新井「あと1枚でーす!」
完売の瞬間、次々と涙を浮かべるメンバー。

念願の「満席」で迎える最後の“横浜BLITZ

最終リハーサル

8月31日

リハーサルの為、ステージへ向かうメンバー。
「よろしくお願いします!」

リハーサル開始

メンバー、刀を持ってオープニングの抜刀部分のリハ。

今回はオープニングで刀を使ったパフォーマンスを披露

そして新曲「ワイドルセブン」のサプライズ初披露も

ワイドルセブンの振り付けについて

竹中夏海先生「フォーメーション芸で1人ずつのパートが細かく振り分けられてって見せる形よりは、1人でも成立するような動きにして、カメラの前で“踊ってみた”界隈の人たちがアプガを、『ワイドルセブン』を踊りたくなるようなイメージで作りました」


(仮)旗。

ステージ上に現れた巨大な“(仮)旗”

新井「でかー!」
ファンからのメッセージが映し出される。
メンバー、ステージ上で広げる。

この夏を駆け抜けた証として 各イベントやライブ会場で出会った
多くの人たちに書いてもらったメッセージ

7月24日 リリースイベント / お台場
7月25日 リリースイベント / 新宿
7月26日 リリースイベント / 亀有
7月27日・28日 TOKYO IDOL FESTIVAL
8月10日 IDOL NATION 2013
8月11日 SUMMER SONIC 2013
8月25日 ジモドルフェスタ2013 SUMMER
その各所でのメッセージ書きの様子。


(仮)旗をバトンに付け、
「でかー!」「すごーい!」
バトンと共に上がっていく(仮)旗。
しかし旗は大きく、なかなか全部が上がらず、旗の下はまだ床についたまま。
新井「まだあるよー」


泣くか、泣かないか

巨大“(仮)旗”の取り付けテストを終え

ファンとのハイタッチ会へ

楽屋通路。
上々スタッフ「どうでした? リハ終わって」
佐保「バッチリです♪」「楽しみです」
上々「楽しそうでしたね」
佐保「はい♪ めっちゃ楽しい」
関根「リハ終わってもう『楽しみ』の言葉しかないです、ホントに。だって満員ですよ♪完売ですよ♪ こんな景色今日しか見れないですよ。しかも横浜BLITZで。今日だけなんですよ。今日だけの景色、早く見たいです」
上々「その景色を受け止める準備、出来てますか?」
関根「バッチこーい!」
上々「今日泣かないですか?」
関根「泣かないですよ!」

リベンジ決戦前日

リハーサル。
関根「関根は泣かない!」
上々スタッフ「順番に泣いてとか」
関根「待って下さい!そういうことない!最後のMCとかも泣くんじゃなく、嬉しいっていう最高の笑顔を。泣かず伝えたいと思います」
     ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇
元の楽屋通路。
関根「泣かないですよ! だから撮らないで下さい!」
上々スタッフ「(佐保に)『泣かない』って言う人が一番泣きますよね?」
佐保「そうですよね。そういう人に限って泣いたりするんで。信用出来ないですね(笑)」

4ヶ月半前の横浜BLITZ

楽屋での佐保。
「今日は泣きません」
出番前の佐保。
横浜BLITZきたよー(涙)」
     ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇
元の楽屋通路。
佐保「泣くんならちゃんと正直に『泣きます』って言った方がいいと思うんで。泣いたのに『泣いてない』とか…」
     ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇
4月13日の佐保。
「泣いてないですよ。泣くわけないじゃないですか」
     ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇
佐保「『今日は泣かない』とか、そういうウソつくのはホントに良くないと思います。潔くないから…」
上々スタッフ「潔くない人は…」
佐保「大嫌いです(笑)」
上々「見てみましょうか、前回の…」
佐保「ヤダヤダ!!(笑)」


開演直前

ハイタッチ会。

人一倍ハイタッチの威力が強い佐保

15分後

楽屋通路を飛び跳ねる佐藤と関根。
上々スタッフ「びっくりするくらい元気ですね」
関根「だってだってあと何分後ですか?…わかんない(笑) 計算が出来ない(苦笑)」
佐保「私、右手の感覚がなくなりました…」
 〃「手がでっかくなりました」
と、カメラに見せる。
上々「でっかいですね(笑)」
佐保「腫れました…」

一方 黙々と差し入れを食べる新井

上々「新井さん、何が楽しみですか?」
新井「(食べながら)DJ MIX…?」
上々「サマービームの?」
新井「(食べながら)DJ MIXやって、『お、次この曲来るか』ってのを見たいです。お客さんの反応が」
セットリストの貼り紙。

Ec-1 サマービームアプガの夏Mix(Short Ver.) 16'12''

今回最後のアンコールブロックでは
16分に及ぶメドレー曲をサプライズ披露する

新井「(食べながら)旗っていうのは今日上がることお客さん知ってるけど、DJ MIXやるのは知らないので」

本番10分前

既に満員の横浜BLITZ1階フロア。
一方、楽屋では、
佐藤「(時計を見て)はい!集合でーす!」
楽屋から通路へ出るメンバー。
マネージャーからの訓示。
マネージャー「落ち着いて! 落ち着いてやって下さい」
メンバー「はい!」
マネ「何度も言うけど、横浜BLITZでドキドキしてる人も居れば、横浜BLITZってことじゃなくて『アップアップガールズ(仮)ってどんなもんだろう?』って思って観に来てくれている人もたくさん居るので、ちゃんと全部のお客さんが満足出来るように」
メンバー「はい!」
マネ「“焦らない”」
メンバー「はい!」
マネ「“失敗してもめげない”」
メンバー「はい!」「失敗しない!」「めげない(笑)」
マネ「“お客さんを笑顔にする”」
メンバー「お客さんを笑顔にする!」
マネ「はい。じゃあがんばりましょう!」
メンバー「はい!」


楽屋通路からステージへ向かう。
メンバー「(スタッフに)お願いします!」
佐藤「いいものを見せます!」
関根「ワッショーイ!」

いよいよ7人で初めて迎える満席の“横浜BLITZ”へ

仙石「自分たちの気持ちを伝えるのも大事だし、お客さんのことをよく考えて、お客さんを見て、MCも」
古川「みんな今日も可愛いよ!(笑)」
仙石「みんな可愛い」
関根「みんな可愛い」
森「まあね♪ …あ、ゴメン(苦笑)」


円陣。
仙石「新しいこともいっぱいあるので、高まりながらも冷静に。カウントとか、場所とか、旗とか。お客さんの反応をよく見て、私たちも楽しみましょう!」
気合い入れ。
仙石「じゃ、横浜の2人、お願いします」
新井「神奈川出身ね」
古川・佐藤のリードで気合入れ。
スタッフ「じゃ行くよ、映像」
メンバー「お願いします!」
関根「楽しむぞい!」
仙石「闘うぞい!」
ステージ袖で待機。
ステージではオープニング映像が始まり、観客の歓声があがっている。
森「私はいける! とりあえず挑戦します!」
佐藤「トイレに行きたいよー!(苦笑)」
新井、仙石の背中を叩く。
仙石「痛い…(苦笑)」
新井「背中叩いて−」
暗転となり、誰かが新井の背中を叩く音が。
古川「泣かない!泣かない!」
と言ってステージへ――。




――つづけ――